トンちゃん日記

トンちゃんのつれづれ日記。今日もいい日でした。

スナックエンドウがんばる

2008-05-31 | Weblog

無知な私がみかんの木の下に植えたスナックエンドウ。

肥料は堆肥だけ、日当たりが悪く土が硬いために、
芽が出るのも時間がかかったし、幹も枝もヒョロヒョロと細く頼りない。

ムシがついて、もうだめかなぁと心配になったが、毎朝出勤前に
「今日もがんばってるね、ありがとう、ありがとう」と声をかけてきた。

そしたら、小さな花が咲いた。
そして、小さな小さな実がついた。

売り物でこんなの見たことがないくらい、不恰好で不ぞろいだけど、
でも、すごぉーくいとおしい。

悪環境でもがんばって花を咲かせ、実をつけたスナックエンドウちゃん。
その生命力が素晴らしい。
となりに映っているのは、これまた不恰好な二十日大根ちゃん。
なんて個性的なカタチなのでしょう。
そのお命、天地のお恵みに感謝して、大事に大事にいただきます。
畑って楽しいな。


マクロビ料理教室in鎌倉

2008-05-25 | Weblog

いつもお世話になっている、鎌倉ツリープさん主催のマクロビ料理教室へ。
いつものように、鎌倉野菜市場(通称レンバイ)で集合。
ここで野菜を買い込んで、それを教室で料理に使うのです。
まさに身土不二、地産地消です。

今日のメニューは、
①天然酵母パンを使ったわかめサンドウィッチ
②レンコンポタージュ
③高野豆腐とエリンギのマリネ

講師の富川先生は、簡単なのに複雑な味を生み出す達人です。
ちょっとだけ適当な感じも私にはピッタリ。

今日は3品とも大ヒット。
特に、わかめサンドウィッチが感動。
なんというか、生ハムとチーズをはさんだサンドウィッチのような味がする。
鎌倉名物、KIBIYAの天然酵母パンの酸味がまたいいのかな。



白味噌大さじ2、白ゴマペースト大さじ2、梅酢小さじ2をまぜて
パンにうすく塗る。バターの代わりなんだけど、ピーナッツクリームの
ような甘さ。これ、焼き野菜なんかに塗っても美味しいだろうな。

具は、カブとわかめ。これをダシ汁としょうゆでクタクタになるまで煮る。



歯ごたえがなくなるまでクタクタに煮ちゃうのがポイント。

仕上げは、先ほどのパンに、ルッコラと冷ましたカブ&わかめをはさむだけ。
えっ・・・??って感じなんだけど、本当に生ハムサンドのような味がするんです。

マリネに入れる予定であった、にんじんを先生が買い忘れて。
たまたま自宅用ににんじんを買ったので1本提供すると、替わりにサラダ菜とタマネギを
いただいてしまった。物々交換、なんかこういうの嬉しいなぁ~。

今日は、パテを教えてくれた時の富川先生の言葉が心に残る。
料理はひとつのレパートリーを覚えて終わりではない。その味を覚えておいて、
それを基礎に次にどんな風にアレンジしようか、考えることが楽しいって。
そこには想像力と創造力が必要になる。作り続けることが大事だし、
習うことばかりをせずに、自分で発展させる力をつけることが大事。


 


DVD届く

2008-05-24 | Weblog

岡山のわらの合宿でごいっしょした若から、思い出DVDが届く。
よっぱらって帰ってきたけど、すぐに観たくてさっそくパソコンの前へ。

今、観終わりました。すばらしいです。じぃーーんときました。
わらでの合宿は、全国津々浦々から集まった、個性的な人たちばかり。
仕事も家族構成も年齢もバラバラ、でも、なんか不思議な一体感があった。

このDVDには、その時に感じたあったかい気持ちがこもっている。
自分が持っている技術を駆使して、感動を人に与えられるってすごいです。
若、あらためて3部作、ありがとうございます。


わらのご主人、船越さんは、惜しげもなく自分がもっている知識・情報・技術・もの、
すべてを初めて出会う私たちに際限なく提供してくれた。

そこには、無条件にあなたを信頼していますよ、というオーラがあって、
壁がなかった。「おごり」とか「権威」いう文字がなかった。

船越さんが教えてくれた、マザーテレサの言葉を思い出す。
忘れないために、下に記します。
わたしも、与え続けられる人でありたい。



『あたなの中の最良のものを』

人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。

目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。

よい行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、し続けなさい。

あなたの正直さと誠実さが、あなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。
気にすることなく、つくり続けなさい。

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けることでしょう。
気にすることなく、助け続けなさい。

あなたの中の最良のものを世に与えなさい。
けり返されるかもしれません。
でも気にするとなく、最良のものを与え続けなさい






 


映画撮影

2008-05-23 | Weblog

今日はなんとも楽しい初体験をしてきた。

仕事でおつきあいのある、精神障がいのある方たちが通う地域活動支援センターへ。
そこの所長さんは、アートな方で、音楽も映像も踊りも楽しいことはなんでも手がけちゃう。

センターに通うメンバーさんが、竹内力の熱烈ファンでVシネマのまねを毎日毎日
繰り返す姿を見て、それなら、Vシネマのパロディーをつくろうということで。
はじまった映画撮影、その名も「杉田の帝王2」。

メンバーさんや、地域の方をどんどん巻き込み、地元の人がたくさん出演している。
その予告編を偶然見て、「わたしも出たい!」と懇願したら、あっさり「いいですよー」との
お返事。そして今日、その撮影に行ってきたのだ。

裏金融を営む主人公の事務所に、私と後輩が「消費生活センター風の職員」を装って
訪問する。
「あなたの活動は違法です!私たちはあなたのような悪徳金融を許しませんよ!」
とまくしたてるが、主人公にすごまれて、あっけなく退散という役どころ。
まぁ、初体験であるし、所長さんのカメラは本格的な角度でせまってくるし、
あまりの度緊張にせりふは棒読みであった・・・。

でもね、その所長さんを見て思い出した。
大好きな福祉教育を専門にしている佐藤先生と、岡山の船越さんの言葉。
「楽しく、面白く生きている人に、自然と人が集まる。」
この人たちは街灯で、わたしたちはそこに群がるムシなんだなーって。

ただ「楽しいことだけをして、幸せに生きること」が生まれてきた理由だよって
言った、桜沢先生の言葉を、今日は実体験したような気がした。

巡り合わせに感謝して。


うめしごと

2008-05-21 | Weblog

今年は梅しごとにチャレンジしたい。
計画では、梅干しと梅酒の2種類。あ、梅酒は梅しごとではないかな?

台風が来て、庭にある梅の実がだいぶ落ちてしまった。梅酒になる予定だったのに。
拾い集めて、梅酢をつくることにした。NHKのきょうの料理に載っていたレシピを参考に。

1日水につけて、へたや汚れをキレイに取り、消毒のため焼酎をまぶす。
焼酎がなかったので、泡盛を代用。

泡盛をまぶしたら、なんか色が鮮やかになったような。

その後、熱湯消毒したガラス瓶に入れて、無農薬米で作った黒酢を注ぐ。
なんとも贅沢な梅酢だなぁ。

冷蔵庫に入れて、3か月くらいで使えるようになるみたい。
はちみつを足して爽やかドリンクとして飲んだり、料理にちょっと入れて
アクセントにしたりいろんな活用方法があるみたい。

楽しみー


DNAがさわぐのか

2008-05-18 | Weblog

わたしの両親は、農家の生まれ。
山梨で、米や果物や野菜を育てて生計を立てていた。

両親は成人後すぐヨコハマに出てきてサラリーマンとその妻をずっとやっているのだが、
週末になると庭をひっくり返して野菜や花木を育てている。

そんな姿はいままであまり興味がなかった。
でもマクロビに出会い、自然食に出会ったら、自分も野菜を育てたくなった。

不思議だなぁ~、土にさわると気持ちが落ち着く。
最近の週末は、家族3人、庭のあっちとこっちで、各々好き勝手に土と戯れる。

私は家庭菜園初心者なので、失敗が多い。そのくせ能書きだけは好きなので、
肥料は使わないようにとか、自然農に近いカタチでやりたいとか・・・。
毎回が勉強である。自然はうそをつかない。

スナップエンドウは、日当たりが悪いために、虫がついて育ちが悪い。
それでも、小さな花がついた。けなげな姿がいとおしい。
毎日、がんばって、がんばって、ありがとう、と声をかける。




2月に堆肥を入れた場所を、今日ひっくり返したら、たくさんのミミズが出てきた。
なんか嬉しいなぁ~。来週、枝豆を植えよう。


となりですこーしずつ大きくなっているニンジンは、間引きしてサラダにすると美味しい。



畑の真ん中に植えたお花は、土を浄化し、花の香りがアブラムシを寄せ付けないと
聞き、さっそく実践。母親はすでに経験済みで、でもうまくいかなかったと鼻で笑う。



私には、両親のそのまた両親の農家としてのDNAがちょびっと入っているのかな。
土のにおいがすき。


重ね煮料理その2

2008-05-15 | Weblog

仕事が山場で、最近帰宅が遅いことが多い。
早寝早起きが健康の秘訣と教わったからにはどうにか実践できないか、
ということで、帰ってきたら何も食べずに寝ちゃう作戦にでた。
そうすると翌日お腹が減って目が覚める。

5時半に起きてサンサン太陽のしたで深呼吸してから、
重ね煮料理にチャレンジ。

1品目は、豆サラダ。ひよこ豆と金時豆をゆでて、重ね煮とあえる。
きゅうりが余っていたのでサイコロ型に切って加える。
ドレッシングはもち、梅樹庵の梅ドレッシングで。
ビックリするくらい美味しかった。
今日の夜、帰ってきて食べたかったのに、両親に食べつくされていた。
ま、いっか。重ね煮ファンになってもらおう。



2品目は、キャベツとの炒め物。
わらでは、ひじき煮も入っていたけれど、今日はないので
キャベツと重ね煮とおあげだけで。
これもキャベツの甘さが引き立って、とぉーっても美味しい。



重ね煮料理、本当に偉大だーーーーーー!

昨日の夜、わらでごいっしょした石川県の若どのからCDが届いた。
船越さんの講義内容が入っていて感動。
魂が震えた「マグロの話」を一番に聞いてまたウルウル。
日常で少し、心が曇っていたので、心の小洗濯機を手に入れた感じ。
若、ありがとうございます。

そしてわたし、また6月にわらに行くことにしましたー


変わったこと

2008-05-13 | Weblog

わらの合宿から戻って、「食べ方」が少し変わった。

「食べるもの」じゃなくて「食べること」

今まで、忙しい日中は、空腹をただ埋めるために、パソコンを打ちながら、
手作りの弁当でも惣菜パンでもただ口に放り込んだ。
味わうことはせずに、空腹を埋める行為。

今はどんなに忙しく、狭くてワサワサした事務所でも、席をはずして
会議机で食をとる。船越さんに教えてもらった合掌をしてからなるべく
ゆっくりいただく。おいしい、おいしいと口にしながら。

お酒好きな私としては、家での晩酌は相変わらずやめられないけれど、
食べる時間はテレビや新聞を見なくなった。
目の前にならぶ食材たちとの会話を楽しみながら。
一日に起きた出来事を振り返りながら。
わらで教わった「楽しいことをして幸せに生きるための方法」と今日の私の
接点をじっくり探し当てながら。

そうすると、外界から自由になった瞬間をふと感じることがある。
そんなときは、ヨガを終えた後のような心地よい気持ち。
もしかしたら、お酒に酔っているだけかもしれないけれど。

そんなことをしていたら、家族との食事の会話が増えた。
父のお母さんの苦悩な人生や、母のおじいちゃんの
宵越しの金は持たない破天荒な人生など、33歳になって
初めて聞く話がいっぱいで驚く。

自分が変わると、世界が変わる、は本当なのかも、な。


美味しくいただくこと

2008-05-13 | Weblog

先週、担当地区でやっている、ふれあい給食会にご招待いただいた。

これは、地域の民生委員さんを中心としたボランティアの皆さんが、
独居高齢者をお招きしてみんなで手作りした昼食をいただくという会。

なんと25年以上も続いていて、初代からのボランティアさんも3名在籍とのこと。

今日のメニューは、
たけのこご飯、じゃがいものそぼろあんかけ、小松菜の胡麻和え、豆の甘煮、
焼きシャケ、お味噌汁、メロン。

なんとも美しく優しい色どりである。

ゆるやかマクロビアンの私としては、そぼろ肉も焼きシャケも、お砂糖たっぷりの
甘い豆も、普段はご法度にしているけれど、こういう時は思い切り感謝していただく。

これも船越さんに習ったこと。食材との出会いは、一期一会。
今この目の前に並んだシャケや煮豆は、もう一生涯出逢えない素材であり、
シャケは自分より小さな魚を食べ、豆は大地の栄養を十分吸収し、ほかの命を
いただいて生きてきたもの。私はそのたくさんの命を含んだ食材をいただくのだ。
ありがたくいただくなくては、失礼である。

突然挨拶を求められ、皆さんに向かって直感でしゃべった。
「旬の食材をふんだんに使った愛情たっぷりのお料理を、
今日お逢いした皆さんとありがたくいただけることを感謝します。」

おばあちゃんたちの笑顔が嬉しかった。

食べてもらう人たちのことを考えながら作られたお料理は、ビタミン愛の力で
本当に美味しい。

 

 


美味しい豚汁

2008-05-11 | Weblog

今日は、出勤日。
担当地区でふれあい運動会があったので、手伝いに行ってきた。

私の住む町にも、昔はこんな手作りのあったかい運動会があったのに。
今はもうなくなっちゃったな。

パン食い競争や、玉入れが終わったらその都度、サランラップや洗剤なんかが
もらえるというなんともレトロな感じの運動会。

地域に住むひとり暮らし高齢者と、区全域の障害のある方が招待され、
介助員として近隣の小中学校の生徒が手伝いに来ている。

お年寄りの歩行の介助や、障害のある方のトイレ付き添いなど、
一生懸命サポートをしている。
未来を担う若者たちよ、君たちは素晴らしい!と嬉しくなった。

お弁当の時間、青少年指導員の皆さんが朝から仕込んでいた手作り豚汁が
大鍋で出る。これが旨いんだなぁ~。ビタミン愛がたっぷり入っている感じ。

しかしなぁ・・・。重ね煮にしてつくったらもっともっと美味しいだろうなぁ~。
どうやったら重ね煮カルチャーを伝えていけるかしらん。

押しつけはしたくないけど、美味しいもの・楽しいことはどんどん共有していきたい。