わたしの両親は、農家の生まれ。
山梨で、米や果物や野菜を育てて生計を立てていた。
両親は成人後すぐヨコハマに出てきてサラリーマンとその妻をずっとやっているのだが、
週末になると庭をひっくり返して野菜や花木を育てている。
そんな姿はいままであまり興味がなかった。
でもマクロビに出会い、自然食に出会ったら、自分も野菜を育てたくなった。
不思議だなぁ~、土にさわると気持ちが落ち着く。
最近の週末は、家族3人、庭のあっちとこっちで、各々好き勝手に土と戯れる。
私は家庭菜園初心者なので、失敗が多い。そのくせ能書きだけは好きなので、
肥料は使わないようにとか、自然農に近いカタチでやりたいとか・・・。
毎回が勉強である。自然はうそをつかない。
スナップエンドウは、日当たりが悪いために、虫がついて育ちが悪い。
それでも、小さな花がついた。けなげな姿がいとおしい。
毎日、がんばって、がんばって、ありがとう、と声をかける。
2月に堆肥を入れた場所を、今日ひっくり返したら、たくさんのミミズが出てきた。
なんか嬉しいなぁ~。来週、枝豆を植えよう。
となりですこーしずつ大きくなっているニンジンは、間引きしてサラダにすると美味しい。
畑の真ん中に植えたお花は、土を浄化し、花の香りがアブラムシを寄せ付けないと
聞き、さっそく実践。母親はすでに経験済みで、でもうまくいかなかったと鼻で笑う。
私には、両親のそのまた両親の農家としてのDNAがちょびっと入っているのかな。
土のにおいがすき。