トンちゃん日記

トンちゃんのつれづれ日記。今日もいい日でした。

旅立ち

2009-12-30 | Weblog
2009年12月28日17:17に、大好きな母ちゃんが
家族全員に見守られ天国に旅立ちました。

モニターの数字がゼロになっても、私たちが大きな声で
「母ちゃん」と呼ぶと、また息を吹き返して必死で何かを
言おうと声をふりしぼったり、呼吸をしたり。
そんなことが2時間も続きました。
ドクターがこんなことは初めてだと驚いていました。
私たちに、「何事も最後まであきらめずに懸命にがんばりなさい」と
言わんばかりの最期の勇姿でした。

だから、旅立った瞬間に出てきた言葉は、
「母ちゃんお疲れさま。ありがとう。」でした。
やっといろんな苦しみから解放された母ちゃんの姿に、
ホッとした気持ちもありました。

とっても寂しいけど、できればもう一度おしゃべりしたいけど、
わたしは1年半、この時がきても悔いが残らないよう
母ちゃんの伴走を懸命にがんばった。
なんでも中途半端な私だけど、それだけは自信をもって言える。
私と母ちゃんだけの思い出が、数え切れないほどたくさん出来た。
この世の中で誰よりも一番近くにいて支えあってこれた。
いろんな親子のカタチがあると思うけど、周りの人たちが私たちの
ベッタリぶりを心配していたけれど、私は母と歩んできた時間を
これでよかったのだと思っている。

お別れ会は来年の4日、5日になりました。
もうしばらく母ちゃんのカラダといっしょにいられます。
名古屋から頼れる兄ちゃんが帰ってきていろいろ段取りして
くれるので心強いです。

今まで、私たちを支えてくれた職場の皆さん、たくさんのお友だちに感謝します。
訃報を聞き、かけつけてくれた親友や先輩に感謝します。
こんなにたくさんの気持ちを与えてくれた最愛の母ちゃんに感謝します。



そらとうみとしゅうまい

2009-12-20 | Weblog
夕べ、手をパタパタさせながら空を飛ぶ夢と、水深10メートルくらいの美しい海の中で生活する夢をみた。

空を飛んでいる時は懸命に手を動かさないとすぐ下降してしまい、途中疲れると杉やもみの木の幹にベタっと抱きついて一休みする。
ハァハァと息を整えて、またエィっと羽ばたく。
里山の上空だった。

一度目が覚めてまた眠ると次は海の中。水深10メートルくらいのところに学校のイスが円に並べられ、みんな座っておしゃべりしている。
わたしは息苦しくなり、カメのように一度水面に上がり呼吸をしてからまた自分の席に戻る。
次またすぐ息苦しくなりそうで不安な気持ちでいるけど、
じっとしてるとだんだん慣れてきて、
そのうち息継ぎしなくても水の中にずっといられるようになる。
なぁんだ、水の中でも生活できるじゃん、と喜んでいる。
そんな夢だった。
母ちゃんに話すと、忙しい夢だねぇとひとこと。

その後昼寝に入った母ちゃんが、ふと目を開けて
「美味しくできたよ」と唐突に言う。
「良かったね、何ができたの?」と聞くと
「シュウマイ」
と答えてまた眠ってしまった。

へんな親子だ。