紅花の里から~みちのくの工房夢便り~

山形での陶芸や日々の暮らしを紹介しています。

からたちの実

2009-11-17 17:28:29 | ウオーキングを楽しむ

前回の楢下宿の散策で、唯一有料で見物料を取る古民家が「滝沢屋」だと紹介しましたが、
初めて訪れるデスクトップさんとDSライトさんは興味津々でしたので、
一人150円を支払って「滝沢屋」の内部を見て回りました。


               


当時の人別帳や旅行手形などの古文書や、古い骨董品のような雑貨が陳列してあり、
時間があればじっくりと見て回るのも、興味のある人にはたまらない展示物でしょうね。

その入り口で段ボールに入っている黄色のピンポン球のようなものを見つけましたが、
「何方でもどうぞ」と張り紙してありますので、多分無料だろうと思われ二個頂きました。

すると参加者の一人の親父さんが大きな声で歌うので、みんなからどっと笑い声が。
「こころで好きと 叫んでも 口ではいえず ただあの人と・・・・・」
よく覚えているものだと感心しましたが、昔懐かしい島倉千代子さんの「からたち日記」です。
そうですなんですよ!
段ボールをよく見ると張り紙に小さな字で「からたちの実」と書いてあり、段ボールの中身は、
デスクトップさんもDSライトさんも初めて見る「からたちの実」でした。

「からたち日記」の歌では、小径でほのかに臭う小さな白い花が重要なキーワードになっていますが、
おそらくこの宿場町でも、昔は沢山の家で生垣に「からたち」を植えたのでしょうね。

頂戴した「からたちの実」を嗅いでみると、カリンと同じような柑橘類の芳香がします。
酸味と苦味が強いためにそのまま食べることは出来ないので、果実酒などにするのだそうです。


               


「滝沢屋」の周囲を見渡しても生垣らしいものは見あたりませんので、
おそらく隣近所のものと思われますが、案内人の人にもっと詳しいことを聞けば良かったなぁ・・・・。


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