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拝啓 開高健 殿  -大兄の回想ふたたび-

2005-04-24 20:40:26 | 釣り
拝啓

開高健 殿

大兄が天の川への長期釣行に出られ、はや17年目となります。
久しぶりに大兄の姿を本屋にて見かけました。
「サライ」という、大兄のような「オトナ」、にあこがれる輩向けの雑誌の表紙にて、モンゴル釣行にてしとめた「イトウ」を誇らしげに、そして悲しげに差し上げるその姿を拝見し、思わず手に取り、会計へと足を運んだ次第です。
その記事は小生が文庫本サイズの写真にて拝見した写真ばかりではありましたが、改めて懐かしくも羨ましく拝見させていただきました。
また、釣行に同行なされた、高橋昴氏や教授のお姿も久しぶりに拝見いたしました。
みな、大兄同様の風格につつまれた本物の「オトナ」の姿を現されています。
(唯一、大兄のみ「コドモ」のようにはしゃぐ様が見られます)

ところで、小生、大兄が「寿屋」にて広告に携わられていた時代から、広告の短文の持つ効果に興味を持っていました。
このところ、恥ずかしくもモノ売りとして、世間にそのモノを知らしめる役割を仰せつかり、久しぶりに大兄の自叙伝など読み返そうと思う昨今です。

僭越ながら、近いうちに大兄の書斎へお邪魔したいと考えております。
その際には大兄の惰眠も水泳も、もちろん執筆も邪魔せぬように伺いますので、
一献だけ、お付き合いください。
釣行中であれば諦めて、すごすごと退散いたします。

次の脱稿を心よりお待ちしております。

                                  敬具

追伸:大兄の書のなかで一番読み返したのは
私の釣魚大全です。

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