goo blog サービス終了のお知らせ 

光と影の週末

行けるところまで行こうかと

諸刃の・・

2008年10月16日 | 登山
 登山後はいつも温泉宿に一泊して帰る、とゆうのが恒例になっておりまして12~
13日にかけては乗鞍高原の秘湯の宿に泊まりました。が、ここの白濁色の温泉、
硫黄の匂いが非常に強烈で、もの凄く効能がありそうなのでついつい4回も入浴。



アホだった・・と気づいたのは翌日。有毒ガスを吸いすぎたのか友人も私も頭痛に襲わ
れ、車での帰りが大変だった。肌の弱い友人は、麻疹のように足が赤くただれ翌日は
会社を休んでしまった。自分も3日後まで身体から温泉の硫黄の匂いが消えなかった。

いやはや・・本物の温泉は効能も凄いが、浸かり方には十分注意しないといけませんね。

北アルプスへ

2008年10月15日 | 登山
 先日の3連休、やっと今年初めて登山に行くことが出来ました。
ここ数年はレースを優先した夏を過ごしてきたため、以前のように山へは行けなく
なっておりました。しかし年に一度は山に行かないと年が越せない気分でした・・。

今回、友人と選んだ山が富山県・立山の近く、薬師岳。初めて登ってみましたが大変に
美しい山でした。初日は雨に打たれての悲惨な登山でしたが、夕方から晴れた!



今回も2食付の山小屋に泊まりました。たまたま同じ部屋になった他の人と情報交換す
るのも楽しいものです。しかしこの夜は恐ろしく冷え込み、翌朝は外は凍結。
気温は0度前後。霜柱やツララができておりましたね。

山の朝は早く、5時半に朝食をかき込み、6時過ぎには超寒い中を出発しました。
3時間くらいずっと登り続けて、やっとのことで薬師岳頂上に到着。
標高2,926m。天気も良く、久々に360度に視界、富士山まで見えてました。



今回は山には1泊の予定だったのでこの日のうちに一気に下山し帰路につきました。
登山口付近の山々は紅葉がピークを迎え、非常に美しかったです。

北アルプス縦走 八峰キレット

2007年07月27日 | 登山
先週の金曜日の夜から登山仲間と高速を飛ばし、早朝に信濃大町駅に車を置き、
タクシーで扇沢へ。そこから登山を開始しました。

21日(土)6時半から睡眠不足の身体で、稜線目指して急坂をひたすら登る。
天気が悪いが、もやのかかる幻想的な森林歩きは、なかなかでした。
途中の、種池山荘では、なんと冷たい生ビールを900円で販売してました。
仲間が買ったものを少しいただきましたが、この世のものとは思えない美味しさでした。
爺ケ岳(2,670㍍)を経て、午後、本日は冷池(つめたいけ)山荘に宿泊。
梅雨の関係か、小屋の中は、ものすごい湿度で、フトンまで湿ってました。
この日は疲れて、夜8時には就寝。



22日(日)5:30出発。この日は、難所のキレット越えや、鎖場の続く稜線を歩く
ため早朝に出発。でも我々は遅いほうで、他のチームは3時ごろから起き出して
出て行く方々がおられました。この日も天気は、今ひとつで雲に邪魔された。



この日は、鹿島槍ヶ岳・南峰(2,889㍍)~北峰(2,842㍍)を制覇して、白馬五竜岳まで
続く鎖場、ハシゴの難所に挑みました。途中、八峰キレットという難所も越えた。
トライアスロンの練習のお陰で、けっこう山では身体が動いた。



白馬五竜岳(2,814㍍)を経て、本日は五竜山荘に宿泊。この小屋も人気の山荘だが
天気が悪いため、割とゆったり泊まれた。最悪、一畳に2~3人ざこ寝のこともあるらしい。
しかし、昨日同様、湿気がひどく、快適に寝ることは出来なかった。20時就寝。
悪天候のため、本日も夕焼けは不発・・。せっかく来たのに残念。

23日(月)6:30出発。唐松岳(2,696㍍)を経て、雨のなか、歩きました。
途中、雷鳥が出たり、美しい高山植物が美しかった。コマクサ、チングルマ、ウルップソウ
などなど・・見てるだけで、思わず癒されます。



この日は昼に、八方尾根のスキー場へ下山して、山での全行程を終えました。
途中、雪などが残っていて、雪渓歩きも面白かった。



3日間で、約20時間の山歩きでした。ずっと天気が悪く、雲の中を歩いていた感じです。
でも、事故無く終えることが出来て満足。大勢の登山好きの方々と、いろいろ楽しい話し
を交わすことも出来たし良かった。また秋に、行ければ紅葉の北アルプスへ~。

夏山の計画

2007年06月22日 | 登山
大きな大会が終わったので、夏山登山の計画を、仲間と一杯やりながら立てました。
今年は、高山植物の花の開花に合わせ、7月に決定。恒例の、北アルプス。
ルートは、八方尾根から入り、唐松岳~五龍岳~鹿島槍ヶ岳(2,889m)~扇沢の
縦走コースに決定。危険な箇所もある、なかなかハードなルートです。

以前からいっしょに行っていた仲間も出世され、いわゆる課長さんになられた方
もおられますが、遊びの世界では関係なし。気楽に話し合える仲間です。
ただ、段々みんな体力が衰えて、もうテントを持って上がる人はいなくなり、山小屋
泊が主流になってしまったのが残念です。変わりに、ザックに大量のお酒を詰めて
登る、酔っ払い計画・・・。おーい、滑落に注意してくださいよ~。

北アルプス 表銀座縦走 3日目 下山へ(完)

2006年09月04日 | 登山

  槍ヶ岳を制覇したあと、山小屋で一服して午前8時ごろから下山した。
  もう、上高地まで一気にひたすら下る。
  
  下りは足に来る。もう3日目なので筋肉痛も出始めていた。
  山小屋で販売しているものの中で驚いたのは、自分が普段使用している
  アミノ系のサプリを販売していたことだった。最近は登山で使用するのも
  常識になっているのか・・。時代の流れを感じた。
  
  横尾で昼食。梓川を横に見ながらハイペースで下り、3時半には上高地に
  無事下山した。観光客だらけの河童橋で記念写真を撮った。

  今回3日間で20時間以上、山中を歩き倒した。
  フルマラソンでもやったような疲労感と筋肉痛に見舞われた。
  でも、普段鍛えられないインナー筋なども鍛えられた感じがしてよかった。
  冬のマラソンの土台作りとしても、良い縦走だったと思う。
  今年はフルを完走したいものだ。
 
  

北アルプス 表銀座縦走 3日目 槍の頂上へ

2006年09月04日 | 登山

  約30分後、最後の長いハシゴまで辿り着いた。
  これを登れば、槍ヶ岳3,180mの山頂である。
  が、足場は濡れて滑りやすく、その高度感の恐怖に足が震える。
  万一滑落したら終わりである・・。
   
  ゆっくり慎重に登ったため、すごい長いハシゴに思われた。
  (右は下り専用のハシゴになる。シーズン中は大渋滞になるらしい)

  やっと頂上にあがるも風が強く、また狭い場所であるため感動に浸っている
  余裕はなかった。悪天候の合間に陽が差し、ブロッケン現象が見れて感動
  した。他にも5人くらい登頂してきて、記念写真会となった。
  
  そして10分後には、またまた恐怖の下山となった。
  登りほどではないが、下りもまた恐ろしかった。
  登山歴20年の経験の中でも、指折りの難所だった。

  またいつか、天気のよい時に来てみたいものだ。 
  


北アルプス 表銀座縦走 3日目 

2006年09月04日 | 登山

   8月28日 登山開始3日目。
   朝5時起床するも悪天候のため外は霧で真っ白。
   仲間と早朝登山を予定していたが諦めて、まず朝食を済ませた。

   少し待ってみたが天気が良くなる気配もないので、6時過ぎに、槍ヶ岳
   山頂目指してアタックをかけた。
   雨は止んでいるが霧がひどい。ここから槍の山頂への登りは、いきなり
   の岩登りだ。昨夜からの雨で、岩が濡れていて滑りやすく滑落の恐怖と
   闘いながらの登りとなった。

   視界が悪く下が見えない分、恐怖は和らぐが、やはり怖いものは怖い。
   一歩一歩足場を確かめながら慎重に登った。

北アルプス 表銀座縦走 2日目 

2006年09月03日 | 登山

  やっと午後2時半に槍ヶ岳山荘に到着した。
  あいにく天気は下り坂だった。
  悪天候になると出てくる雷鳥も姿を現し、独特の泣き声で歩いていた。

  この山小屋は広くて、有名なため登山客は多かった。
  やはりここでも狭い場所で雑魚寝だった。もちろん風呂なし。

  夕方から雨になった。が、日が暮れる前に一度止んで、ついに槍ヶ岳がそ
  の姿を現した。

北アルプス 表銀座縦走 2日目 

2006年09月03日 | 登山

   この日は、槍ヶ岳を間近かに見ながら、雲上の人となり、尾根を歩いて
   槍ヶ岳の真下まで歩く予定。約7時間の予定。
 
   しかし槍はガスがかかり、その姿を隠していた。
   途中、東鎌尾根という難所がある。
   ハシゴ、クサリ場の連続するアップダウンの激しい難所だった。

   この日はさすがに、道中あまり人に会わなかった。
   しかし1時間おきくらいに会う人とは立ち止まって、親友だったかのように
   挨拶をし、話をして情報交換を楽しんだ。

   ラストの二時間はきつくて、酸素が薄いからか、頭がクラクラした。
   仲間は大きく遅れ、ここで自分はトライアスロンの練習の成果が発揮され    
   た!と思う(笑)

北アルプス 表銀座縦走 2日目

2006年09月03日 | 登山

   2日目。大天井岳(2,922m)の山小屋の外から目えた光景です。
   山の朝は早く、4時頃起床。
   二段ベッドの狭い雑魚寝のため、嫌でも起こされます。

   気がついたら宿泊者は残っておらず、我々は最後方からの
   二日目スタートでした。

   寒いくらいの気温。空気も薄く、二日酔いのように頭が痛みます。