吉備路レポート(気ままブログ)

晴れの国 岡山より仕事を卒業して吉備路の情報と気まぐれレポートを発信してます。

施工図をキャドを使って。

2009年07月07日 | まあ、私の話を聞かれえ。
現在、キャドを使って市の施設の改修物件の施工図を作成中です。
キャド=CAD(Computer Aided Design の略)ですが、昔は製図台で描いたものです。
ムトウ=ドラフター、マックス=プランマスターがシエアを占めており、
製図台=ドラフターと言う総称で呼んでいたものです。
当社にも、A1サイズとA2のサイズで計3台を使って描いていました。
その後、キャドに替わったのですが結構、早い導入で値段も高かったですね。
モニターやハードとソフト、原紙にインクや鉛筆で描いてくれるプロッターと併せて
¥400万円の見積もり、¥330~340万円位の契約でした。
今、考えると無茶苦茶な単価の様な気がします。
でも、当時 FAXもA4原稿を送るのに送信時間が40秒機で、
リース料が、¥30000~40000-の時でしたからね、嘘の様です。
当時は、青焼きと言われる感光紙に焼き付け、アンモニアの中をくぐらせ定着させた物が
主流で、子供の頃に遊んだ日光写真の様なものですね。
徐々に白焼き=現在のコピーに変わったのですが、その頃コピーの事を
「おい、ゼロックスをして来てくれ」とコピーメーカーの名前を使っていた記憶があります。
調味料を総称して、味の素と言うのと同じで、先発メーカーの強みですかね。
現在使用しているソフトは、フォトロンの頭脳αで¥15万円でしたが、以前の同一メーカーの
アルファ5と言うソフトが¥150万円でしたから、1/10 になりましたね。
最近のソフト、3次元、4次元ソフトとかが開発されていますが、当社が使用しているのは、
汎用キャドと言われ、白紙に円や線を1本ずつ書きこんで図面にするものです。
最初に導入する時に、キャドを使っている他社を見学に行ったのですが、見ていると
中々図面が進まず、図面作成にとって本当に効率が良くなるものだろうかと心配しました。
後で気が付いたのですが、キャドの操作だけで無く、施工図を描く能力=仕事の内容や
知識の不足が原因でした。例え、キャドの操作が完璧でも図面の納まりが解らないと
描けないと言う事、特に両方が欠けていたら、幾ら良い機械でも駄目だと言う事ですね。
現在、図面はA2判が多いですが、A3による図面でも OK の現場も多いですね。
当社もA3判で提出をして承認を貰い、製作も施工もA3判で済ませる事が多いです。
縮小図でも最近、プリンターが良いので、細かい数字や文字も明確に読めるからかも。
現在 市の物件、平面図・断面図・内観姿図等を描きあげ、後は製作する製品の断面図と
断面の部分詳細図を描くのみです。この投稿が終わり次第、昼までに片付けます。
昼まで、キャドのソフトがこのパソコンを占拠します。

商品やリフォームの事何でも結構ですから、
 Eメール:info@houeigikenn.co.jp 竹田までどうぞ。
TEL 086-905-0154 でも良いですよ。 お気楽に。
ホームページ URL:http://www.houeigiken.co.jp も見てね。


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