吉備路レポート(気ままブログ)

晴れの国 岡山より仕事を卒業して吉備路の情報と気まぐれレポートを発信してます。

金属屋根塗装の見積り依頼で紫陽花寺は延期。

2012年06月24日 | 塗装工事
今日の岡山市、天気予報では終日曇りになっていますが、朝から晴れたり曇ったりの
天気でしたね。夜の7時を回った頃よりまた雨が降り出しました。
気温は、25度くらいでしのぎやすかったですね。
今日は、朝から備前の大瀧山西方院のアジサイ寺へ行こうと思っていたのですが
出掛ける前にメールを開くと、金属屋根の塗装の見積もり依頼が入っていた。

現状は、ルーフデッキ(折板屋根)の88ミリタイプの様です。
屋根は10mX15mだそうですが、どうも農機具などを入れる納屋の様です。
既に70~80%の範囲が錆びだらけと言う事ですが、まだ穴までは開いていない様です。
ホームページを見られての依頼の様で、通常の塗り替えと遮熱タイプの塗装、
そして熱交換塗料「タフコート」の3種類でと言う注文です。
早速、外出を中止して取り掛かった。
折板屋根の屋根伏せが10mX15mなので、平面積は 150m2 です。

ここで、実質塗布面積の拾い方ですが、簡単に説明。
金属屋根の原板(通常はコイル状に巻いて有ります)は、巾が914mmです。
屋根の長さ(水上から水下まで)は、コイルを切断して使います。
但し、輸送可能の長さを越えると現地成型と言う方法をとります。
150タイプ=山の高さが H=150mm のタイプは働きが500mmです。
88タイプ =山の高さが H=88mm  のタイプは働きが600mmです。
働きと言うのは、平面的に機能するm2数の事ですが、150タイプは(板幅914mm) 
この際面倒だから 900mmとして、この板が加工されて実質的に500mmに
なると言う事、つまり平面積が55% になります。
逆に言うと0.5m2の折板を平らに延ばすと1.8倍=0.9m2になります。
折板屋根は500mmに成型された物を次々と重ねていきますが、重ねしろがあるので
1.8から1引いて、1.7倍となります。
つまり 平面積が1m2なら、実質塗布面積は1.7m2となります。
88タイプは、巾=900mmの物が働き 600mmになり、0.66m2 つまり
平板に直すと 1.5倍になるので、平面積1m2が実質1.5m2になります。

と言う事で、今回の依頼の屋根は、平面積150m2 X1.5=225m2が
実質塗布面積となります。
(1) 高圧水洗浄で浮き錆びは殆ど飛ぶと思いますが、最初に簡単に3種ケレンを
     して高圧水洗浄をします。
(2) 次に、ラス・トレイント(アステック)かCCP-117(アルバー工業)、
   プリベントCRのどれかを使います。重防食錆び止め剤です。
(3) ラストレイント使用の場合は、B16プライマーが必要です。他の
   CCP-117とプリベントCRの場合は別のプライマーが不要です。
(4) ゆるんだフックボルトの交換、締め直しかウルトラフラッシュによって
   ボルト周りの防水処理します。
(5) 後は、仕上げ材の最低 2工程以上になります。
   (イ) 金属屋根の保護だけの目的の場合・・・シリコンフレックス、
       アーマフレックス、2液のウレタンの場合もあります。
   (ロ) 遮熱目的(反射タイプ)の場合は・・・・ I R グロス、
      遮熱グロス、EC-100 DG などがあります。
   (ハ) 熱交換塗料(環境温度に反応する)オールシーズン、 
       オールナイト活躍する・・・・「タフコート」アルバー工業。
* 仕上げ材の(イ)、(ロ)、(ハ) の選択は、お客さんの要望と予算に
  よって決めております。3種類の見積書の作成と見積書の説明を
  ワードで書いて送ったのが2時を回っていた。
結局、アジサイ寺は別な日に行く事に、まだ2週間くらいは大丈夫のようです。
花の状態の良い時に沢山写真を撮っておこうと思ってますが 中々思う様にはいきませんね。
昨日と今日、梅雨の中休みでしたが何処かに行って来られましたか?
私は、大好きな仕事でしたが、 嘘を言うなと誰かが!!

家の困ったのお手伝いをしています。家の困ったの御質問、お問合わせは
Eメール:info@houeigiken.co.jp かTEL 086-905-0154 までどうぞ。
HP URL http://www.houeigiken.co.jp/ 激安バス・トイレ・キッチンの
水周りリフォーム館 http://mizumawari-reformkan.com/ も見てね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿