吉備路レポート(気ままブログ)

晴れの国 岡山より仕事を卒業して吉備路の情報と気まぐれレポートを発信してます。

気泡と電解着色。

2009年12月23日 | 金属工事
今日の岡山市、曇り空で時折陽が射してくる。風は無いのだが、空の雲は
西から東に流れている。今日は晴れ時々曇りの天気だろう。
市内では、山陽女子ロードレースが行われる。元々、人見絹江選手を称えて
人見絹江杯として始められ28回を数えるのだが、近年は「自分を褒めてやりたい」
ゴール後に語った有森選手の「有森裕子杯」も出来た。地元の天満屋勢の
選手たちとマラソン・駅伝などで活躍している第一線の選手も多く参加する。
天気もまずまずだ、彼女たちの元気で走る姿にエールを送ろう。

今日は、ゴミ置き場の看板が昨日出来たので取り付けに行く予定だ。
ただ、10時スタートの女子ロードレースのハーフのコースの道路規制で現場には
行きにくいかも知れないので、お昼からにしようかと迷っている。
看板の取り付けと一部塗装、作業としては、1時間余りで済むと思う。
完了したら、帰って来てここに写真を載せてみようと思います。

広島からカーポートの柱に車をぶつけたので、修理が出来るかとの問合わせが
入る。築後間も無い家らしいが、写真が無いので状況が良く解らない。
メーカーも書いて無いし、いずれにしても鉄やステンレスと違い、柱の交換が
一番良いと思う。ただ、メーカーが柱を1本だけでも売ってくれるかが問題だ。
商品によって、セット売りしかしない物もある。そうなるとそっくり交換になる。
材料代1式と工事費も撤去費と新設の工事費が必要です。
鉄やステンレスは同径の材料を用意して、アルゴン溶接で接続し、仕上げる事が
可能だが、アルミの場合 まずアルミの同材が無いそして規格品と言うものは
大体肉厚が薄く、溶接が出来ないものが多い。仕上げも、電界着色仕上げの
物が多く、現地での仕上げが出来ない。大きな電解槽の中に入れて、着色
するからだ。アルミ製品には焼き付け塗装の商品もあるのだが、多くの商品は
電解着色か電解発色と言うやり方で着色された物が多い。全ての化合物は、
様々な分子によって構成されている。アルミもガラスも石などもそうだ。
幾ら表面が綺麗に仕上げられていようと、拡大すると無数の気泡がある。
肉眼では見えない気泡だ。それを電解槽の中に入れ、電気を流す事で
気泡の中に色の粒子を入れ閉じ込めてサッシのブロンズが出来上がる。
色の粒子の数によって、ブロンズの薄い色からブラックまでの色まで作る事が
出来る。粒子の流出を防ぐために最後にクリアー(透明)材で表面を覆う。
表面の光沢があるのは、そのクリアー材によるものだ。
この様に着色された物が現地で補修出来ない理由ですが、後は少しだけ?
我慢をすれば近似色?で塗装も出来る、納得するかどうかは、別にして。
カーショップに行くと レインX・ガラコ と言う様な商品を売っている。
雨の日に、フロントガラスの雨を吹き飛ばして、ワイパーが要らないと言うやつだ。
あれは、フロントガラスにある無数の気泡を埋めて、撥水性や親水性を作りだし、
雨がガラスに止まらない様にする。少しの走行速度で飛ばしてしまうか、
流してしまう。石なども同じだ、無数の気泡や亀裂がある。その亀裂を
押し広げる事で、毛細管現象をおこさせ、滑り止めをするのが、私が扱っている
スリップアウトと言う商品です。肉眼では見えないので、意匠も変えず
滑り止めを実現する簡単で優れた商品です。

家の困ったをお手伝いしています。家の困ったの御相談、御質問は、
Eメール:info@houeigiken.co.jp か TEL 086-905-0154 までどうぞ。
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