対州馬・飼育員日記

馬に足を踏まれても、鹿に威嚇(いかく)されても、めげないスタッフブログ

ゲンカイツツジ 見頃です!

2012-03-29 | 日記




春です。

対馬市の「市の花」として、春の対馬を象徴する花、ゲンカイツツジをご紹介します。

この花は、海岸近くの岩場などに生息し、薄いピンクや白の花びらがとても印象的です。


公園内では、駐車場、道路ぎわを始め、キャンプ場の入口付近から海側に伸びる半島に植栽されており、ボランティアの方々による真心こもった手入れのお陰で、今、まさに春を告げようとしています。

見頃は4月上旬までです。

ボート乗場の付近から、少し奥に足を踏み入れると、ひざ丈ほどの小さなゲンカイツツジが賑やかに咲いています。大きくなると人の背丈ほどにもなるそうです。




先日、ケーブルテレビの方が取材に来られ、映像に収めていただきました。
光の加減や見る角度で、まったく異なる表情を見せるゲンカイツツジは「カメラマン泣かせの花」のようでした。

きれい、かわいい、ほのか、かれん・・・。

いろいろな言葉で表現するも、その良さを映像として残すことは本当に難しいですね。


春の散歩道には持ってこいの風景が、ここかしこに広がっています。皆様もぜひ、満開のゲンカイツツジをご覧にお越しください。


ユタロー

フレーメン

2012-03-22 | 日記
 馬が珍しい行動をしている写真が撮れました。

『フレーメン反応』といいます。ネコとかがするとか聞いたことあるんじゃないでしょうか。



写真は夢花(ゆめか)。


  ↑
googleより抜粋

 ≪フレーメンとはウマなどの哺乳類に起こる、臭いに反応して唇を引きあげる生理現象である。この動作には主としてフェロモン受容を行う嗅覚器官である鋤鼻器(ヤコブソン器官)を空気に晒し、より多くの臭い物質を取り入れる機能があると考えられている。≫(wikipediaより)

 馬のフレーメンは意外と見せてくれないことが多く、見せても3~5秒ぐらいの短い時間で、中々写真に残しにくいので結構レアです。

 フレーメン反応は臭いもの(お父さんの靴下など)を嗅いだ時に起こす反応というイメージがあったのですが、今回の場合は他の馬(福真など)の顔をタオルで拭いてあげたあと、夢花を拭いてあげようとしたら反応しましたので、異性の匂いに対しても反応することがあるようです。

 レアな写真が撮れましたら、そういう写真をまたupしようと思います。

(マツ)


なかよし

2012-03-13 | 日記
写真は、左が和海(なごみ)、右が桜(さくら)です。

和海は時々、桜に近づいては、桜の腰の当たりに自分の首を「ちょこん」と乗せます。



山側に数頭、放牧した時も、和海と桜は一緒にいることが多く、和海が一方的にじゃれているようにも見えますが、とても愛らしく感じられます。

とても仲の良い二人(頭)です。



■ ご案内 ■


現在、加代子と葉月の2頭は、種付けのために目保呂の馬事公園にて管理されており、種付けをした後、再び戻ってくることになっております。

4月(あるいは5月)頃まで、あそうベイパークでの飼育は4頭となります。今後とも、対州馬頭数の増加に向け、皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

また、現在、牧場内での引き馬体験は行っておりませんが、エサやり体験や、手綱をひいて馬を散歩させることができます。ブラッシング体験も無料ですので、ご来園の際はお気軽にスタッフまでお問合わせ下さい。



馬事公園や対州馬の様子がわかるブログのご紹介です。

「対州馬に魅せられて~対馬生活愛犬りんご達と共に~」

現在、馬事公園で調教師をされている篠原 由美恵さんが、愛犬りんごちゃんやその仲間たちとともに、対州馬・対馬の魅力を発信するブログです。

馬事公園が新しくなっています。ぜひ、訪れてみてくださいね!!


ユタロー

新しい仲間

2012-03-07 | 日記
 今週の火曜日に、目保呂ダム馬事公園から、2011年6月4日に生まれた夢花(ゆめか ♀)ちゃんという子馬が来て、その子をうちでしばらく育てることになりました。

先週うちに来た美輝の娘なのだそうです。

 産まれてまだ9ヶ月ちょっとで、和海より一回り小さめです。

和海がお姉さんになる感じですね。



色は鹿毛。すねの所に少し白斑がありますが、全体的に茶色(対州馬の血が濃い)な馬です。


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早速寝転がり回り泥んこ状態に。オイオイ…(--;)

 夢花は小さい頃から、目保呂ダム馬事公園の看板娘としてよくお客さんと触れ合っていたそうなので、知らない人でもわりと平然と触らせてくれます。


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凄い勢いで走り回っている図。



 こんな状態ですので、しばらくの間うちもにぎやかになることと思われます。

是非、人懐っこい夢花などとのふれあいにお越しくださいませ。

(マツ)