春です。
対馬市の「市の花」として、春の対馬を象徴する花、ゲンカイツツジをご紹介します。
この花は、海岸近くの岩場などに生息し、薄いピンクや白の花びらがとても印象的です。
公園内では、駐車場、道路ぎわを始め、キャンプ場の入口付近から海側に伸びる半島に植栽されており、ボランティアの方々による真心こもった手入れのお陰で、今、まさに春を告げようとしています。
見頃は4月上旬までです。
ボート乗場の付近から、少し奥に足を踏み入れると、ひざ丈ほどの小さなゲンカイツツジが賑やかに咲いています。大きくなると人の背丈ほどにもなるそうです。
先日、ケーブルテレビの方が取材に来られ、映像に収めていただきました。
光の加減や見る角度で、まったく異なる表情を見せるゲンカイツツジは「カメラマン泣かせの花」のようでした。
きれい、かわいい、ほのか、かれん・・・。
いろいろな言葉で表現するも、その良さを映像として残すことは本当に難しいですね。
春の散歩道には持ってこいの風景が、ここかしこに広がっています。皆様もぜひ、満開のゲンカイツツジをご覧にお越しください。
ユタロー