ヒヨコピヨピヨ

いつの間にやら5年目も終盤。会社の策略にはまり北の地への赴任。もう少しがんばります。

「仕事を断らない女」に関する考察

2007-08-26 12:16:55 | キティ
一部で「仕事を断らない女」と呼ばれる伝説の女。

それはキティちゃん。

観光地に行くと必ずと言って良いほどその土地
ゆかりの格好をした彼女がいますよね。
俗に言う「ご当地キティ」。

ご当地衣装を着た者から原形を留めない者まで
バリエーションが様々あり、「仕事を断らない女」
と呼ばれる所以でもあります。

私は出張なり旅行なりに行くと必ずご当地キティをチェックし
心に迫る彼女がいると買ってくることにしております。
最近数が揃ってきたので、ここらで彼女の仕事を
分類・整理してみようと考えました。

以下、考察の結果である。

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まず手元にあるキティちゃんの分類を考える。
思ったより少なかった
図1 クリックで大きくなるよ

考察の結果、以下の4種類に分類することとした。

1.正統派系
2.かぶりもの系
3.箱系
4.クリーチャー系


次のそれぞれの系統について論ずる。

■分類ごとの特色

1.正統派系
この分類に属する者は、キティとしての原形を保ちながら
ご当地のコスチュームを着用、もしくはご当地名産品を
手に持つ者とする(図2参照)。

正統派
図2 クリックで大きくなるよ

島根のどじょうすくいをしている者は、実はキティではなく
ボーイフレンドのダニエルである。
こういったレアケースも稀に存在する。

先日行った中尊寺で発見した「義経&弁慶」は珍しい
セット販売に魅かれ購入に至った。

現に手元にある者の数は4分類の中で1番少ない。
正統派過ぎるが故に心に迫るものが少ないことが
理由だと考える。


2.かぶりもの系
この分類に属する者はキティとしての原形を保ちながら
動物、食物、など本来人の着用する物ではない衣装を
着用するものとする。
いわゆるコスプレ
図3 クリックで大きくなるよ

この分類では動物のかぶりものを着用した者から
いくらなどの食物を強引に着用した者まで幅が広い。
各地を観察した印象でもこの分類に属する者は比較的
多いように思われる。
手っ取り早くご当地ゆかりのものを、と考える時に
比較的思いつきやすいのではないかと推察する。

この分類で特筆すべきは正統派との境界線である。
例をとると大阪に生息する「たこやきキティ」。
自らの足で自立していることから一見すると正統派に分類する
ところであるが、人間がたこ焼きを着用することは通常無い
という観点から考え、手足があることより着用する物から
正統派系との境界線を見出すものとする。


3.箱系
この分類に属する者は一見してキティとわかる外観をもち、
箱、その他箱に類する物に収められているものとする。
箱入り娘
図4 クリックで大きくなるよ

この分類で最も見られるのは「バナナ」、「納豆の藁」、
「鉄瓶」など特産品の中にそのまま入った者である。
「こけし」に関しては後述のクリーチャー系に属する者と
意見が分かれる所であると思われるが、筒状の物に入り顔
だけを外に出していると考え箱系に分類するものとする。

なお余談だが、猫は狭い所を好み目の前に箱があると中に
入りたがる傾向がある。キティは人と猫の中間属する生物
であるが猫としての本能は残されており、この分類のような
狭い物の中に入るというシチュエーションは彼女の最も好む
所なのではないだろうか。


4.クリーチャー系
この分類に属する者はキティとしての原形を保持しておらず、
手足が変形・消失している者、表情のみキティの様相を呈する者
とする。
箱入り娘
図5 クリックで大きくなるよ

この分類のキティを目にした者はその目を疑うであろう。
それがキティであると判別出来るまで数分を要する者も存在する。

クリーチャー系は各個体ごとに特筆する点が多い為、
いくつか抜き出し解説をする。

アルビノ
図6 クリックで大きくなるよ

図6は筆者が初めて遭遇したクリーチャー・米型(アルビノ)である。
遭遇の瞬間、稲妻を受けた様な衝撃を覚えたことを鮮明に記憶している。
顔とリボンからかろうじてキティと判別することはできたが
手と足が全く変形してしまっている。
携帯電話のストラップとして永らく活躍した後、
筆者自宅にて隠居生活を送っている。その後のモデルチェンジ
によりこれと全く同じ者は絶滅しており、保存用にもう1つ捕獲
していなかったことが悔やまれる。
キティは常に進化をする為、発見した際は速やかに捕獲する
ことをおすすめする。

尚、アルビノとしたのは、後に黄金色をした米型を発見した為である。
黄金色の者は一見するとかぶりものと見えなくもないが、
米の表面にキティの顔のパーツのみが描かれている所から
米と完全に同化しており、クリーチャーの分類とした。(図5参照)

クリーチャー・八つ橋
図7 クリックで大きくなるよ
図7はクリーチャー・八つ橋型である。
京都にて発見・捕獲した。中には桜餡が詰まっていると推察する。
抹茶色の者が現在筆者の携帯電話にぶらさがっているが、
その色と相まってまさにクリーチャーの様相を呈する。
説明するまでキティであると認識しない者までいた。
背中には「京都」と書かれているのが微笑ましい。

クリーチャー・さやえんどう
図8 クリックで大きくなるよ

図8はクリーチャー・さやえんどうである。
2007年2月に発見・捕獲した者である。
最早手足は消失し、豆の様な物に目、鼻、ヒゲが
描かれリボンが付けられているのみである。

この個体から推測されるのは、キティをキティたらしめる
重要な要素というのが「リボン」であるということだ。
認知心理学の観点から考えると、キティがどのような格好を
していてもキティと認識できるのは「目、鼻、ヒゲ、リボン」
を記号として捕らえているからである。
その中でも「リボン」は彼女の際立った特徴であり、
リボンがあることでこれがキティであるという判断を
脳が下しているものと推測する。
認知心理学など大学1年の頃に履修しただけのため
だいぶ適当なことを言っているだがご容赦いだだきたい。


筆者はこの分類に属するキティの存在を3年程前に初めて確認した。
それ以来確実に個体数が増えている印象がある。
単なるコスチュームプレイに飽きた為か、人外の者へと変貌を
遂げるキティの身が案じられる。


■結論
以上の考察から下記を結論とし、この考察を結ぶものとする。

・キティは単なるコスチュームプレイからの脱却をはかっているが
 その方向は人外の者へと向かっており、その身が案じられる。
 しかし、その方向性がキティ自信の意思によるものという仮定は
 推測の域を出ない。
・モデルチェンジが常に行われている為、捕獲を先延ばし 
 にすると絶滅の可能性がある。
・目、鼻、ヒゲ、リボンがあればそれはキティである。
 その中でもリボンは特に重要な要素である。
・サンリオの懐は深い

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と、いうわけでやたら長文になってしまいました。
でも書ききれて満足です。

私は上に書いた通り、クリーチャーに衝撃を受けこの道に入りました。
今後どう進化してくのかとても楽しみです。

しかし、このキティちゃんを考える人は一体誰なのでしょう?
並みの思考回路じゃさやえんどうみたいなクリーチャーは
生まれないと思う。敬意すら覚えます。

ちなみにかぶりもの系の様な愛らしいのも大好きです。

一応厳選して買っているため思ったより数は少なかったです。
全部買ったらお金がいくらあっても足りないわなぁ。
その他のキティちゃんに関してはサイトがたくさんありますので
そちらをご参照下さいませ。

また、これはあくまで今手元にあるキティちゃんを元に行った考察です。

サンリオさん、今後も独創的なキティを宜しくお願いいたします。

仙台を巡る奇妙な冒険3

2007-08-25 20:51:00 | Weblog
パート12

そして次に向かった場所は私の強い希望により観光ルートに入れてもらった場所。
野蒜築港跡
なんだそれってみんな思うでしょう。
この場所にまつわるエピソードを聞くとみんな泣きますよ?

まともに書くと長くなるので掻い摘みますと…
 明治時代この場所に国際貿易港を作るという計画があったのです。
 推進したのは大久保利通。
 着工目前、推進者の大久保は死去。
 それでも工事は着々と進み、港は完成しました。
 しかし完成から2年後、この地域を直撃した暴風雨により
 完成からわずか2年でこの港は崩壊してしまったのです。
 推進していた大久保は既に故人となっており、
 終ぞこの港の再建が行われることはありませんでした・・・
 
・・・

という逸話。
あまりの切なさに涙が止まりません。
本当であれば、この地は横浜に負けない発展を見せていた可能性もあったのです。
少なくとも、この事業に関わった人達はそれを思い描いていたはず。
まさに夢の跡。 

そしてこれが夢の跡。
閑散
橋台跡の写真です。
かつてこの場所に橋があったのでしょう。

かなり広い範囲にこういった遺構が散らばっております。

そしてこの写真の場所がかつての突堤です。
なにがなんだか
跡形もありませんが、昭和35年のチリ地震の津波によって潮が引くと
7,80m程度先まで積みあがった石の道が姿を現したとか。
夢の跡は海の中。
わずか130年程前の話なのにまるで御伽噺のようです。


さみしい雰囲気が漂っているのは東北の海っていう
シチュエーションもあるからなのでしょうか。
けど、近くではサーファーっぽい集団とファミリーと
2組の集団がバーベキューをしてました。
意外に人はいるみたいです。
帰り道パトカーとすれ違いましたが、恐らくそういった
人達の監視に行ったのでしょう。
一歩間違ったら事件が起こりそうなさみしい雰囲気でしたから。


すっかり現実から切り離された世界にいるような気持ちに
なってしまいましたが、ここから一気に現代建築の世界へ戻ります。
次に向かったのは、せんだいメディアテーク
数年前に話題になった言わずもがなな建築物ですね。

館内は図書館などになっており、中でパシャパシャ写真を
撮ることはできませんでした。(後で聞いた話によると
受付で申し込みすれば撮れるとか・・・)

当たり障りの無いエリアで撮影。
裏側だね

チューブの中は階段やらEV、配管類を収めたシャフトになってます。
チューブの部材が目立って配管があまり目立たないのは計算の内か?

ウロウローっとしてから1階のカフェでお茶。
 バナナ・ハニー・チョコ
バナナクレープ甘かったぜ。

カフェにはアルコールと軽い食事もあって営業時間は22時まで。
まだ17時前だったのに外国人カップルが2人でビール飲んでましたよ。
しかしなんだかオシャレできまってたぜ。くそぅ。
ヒューガルデンホワイトもメニューにありました。
最近置いてある店増えましたな。

楽しみにしてた割にメディアテークに関する記述が少ないのは
疲れ果てていたからっていうのはナイショだぜ。

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まぁ、そんなこんなの東北旅行記でした。

私帰りは大宮で新幹線を下車するのですが、
仙台から大宮って1時間ちょいなのな。
節約の為に行きは高速バスを利用したのですが
新宿から6時間かかったからね。

でも最近のバスにも驚きました。
この中のリラックスっていうバス↓
http://travel.willer.co.jp/bus/bus_lineup.html
典型的な観光バス座席じゃないこういう快適なのがあるんですよ。
足が伸ばせるので寝心地も悪くなかったです。
ブラケットも貸してもらえたし。
新幹線より5000円安いことを考えると十分いいんでないかね?

というわけで、雪の無い時期に東北に行ったのは初だったのですが
かなりよかったです。また行きたいものです。
みんなも行くとイイヨ。

さようなり~
君にはもう会えないかな

仙台を巡る奇妙な冒険 2

2007-08-23 21:45:25 | Weblog
さてそして東北旅行記2日目です。

自由な個人旅行だからと言ってダラダラしない。
7時には起床し8:45に出発!

本日のコースは
松島⇒奥松島⇒仙台メディアテーク

ついにメディアテーク上陸のチャンスがやってまいりました。
今年の一級建築士試験の問題にも出たメディアテーク。
問題の選択肢が果たして正しかったのか否か、この目で確認してこようと思います。


まぁ、メディアテークはこの日のラストイベントなのでまずは日本三景松島から。

松島と言えば、海。そして海に浮かぶ多数の小島。

この海を巡る遊覧船ツアーがたくさんあります。
それこそHPで調べるといくつもの会社があり、それぞれ色々なコースを企画しております。

そんな中私達が乗った船がこれです。
日本の誇る珍船

日本一の珍船 龍鵬

これ本当に日本一の珍船らしいですよ?
船の科学館で行ったおもしろ遊覧船ランキングで見事1位をとったとか。

まぁ、とれるわなぁ、これは。
あっぷっぷ
ガオー


しかし、乗ってしまうと普通の遊覧船。
流れる景色と、群がること山の如しのウミネコ、カモメ…
こええええ
後半はついウトウトと居眠りをしてしまいました。

でもね、傍から見たらアレだから。


珍船は他にこんなのもいました。
孔雀丸
その名も孔雀丸。
こちらは豪華客船的な印象がありますね。
龍鵬は場末の中華料理屋か?

しかし、この龍鵬は今年いっぱいで引退してしまうそう。
乗りたい方はお早めに!

カキを食べ、海鮮丼を食べ、瑞巌寺を見物し、
ずんだソフトを食べ、松島を後にしました。


この日は前日と打って変わって暑い!
「東北=寒い」の印象は崩されました。
※前回分に書いてなかったので捕捉。
 初日は雨が降ったせいか非常に冷え込んでました。 
 夏の昼間なのに20℃・・・

そして奥松島へ。
こちらはザ・観光地の松島と違い人もまばらで非常に静か。
景色を楽しめる高台があるというので早速向かいましたが、
これが登山かという山道で。

クソ暑い中ヒーヒー言いながら登ること30分程。
見えた景色はこんなんでした。
絶景哉
すばらしい眺めです。松島とはまた違う魅力がありますな。

しかしこの展望山、まさかこんな山道と思わず皆様来るようで、
とあるカップルは「自販機どこー?」と頂上に着くなり言っておりました。
その気持ちは十二分に分かる。痛いほどわかる。
私達もまさかこんな場所とは思わず、1/3程度しか入っていないボルビックしか
所持しておりませんでした。友達に至っては飲み物無し。
熱中症になりかねない状況だったので下山してすぐ自販機で水を購入。
いや、うまかった。久々に水のおいしさを感じました。


・・・と、一気に最後までいこうかと思いましたが
次の場所について書くとえらく長くなりそうなので
もう1回分分けたいと思います。

というわけで、
---パート3へ続く---

仙台をめぐる奇妙な冒険 1

2007-08-22 20:51:46 | Weblog
杜王町、もとい杜の都仙台に行ってきました。

駅名読めないね

仙台行ってきました!っと言いつつ、初日に向かったのは岩手県一ノ関。

猊鼻渓⇒中尊寺⇒厳美渓

というコースで巡ってきました。

まず猊鼻渓。
まさかの朝8時半前に到着。

ここでは川下りをしました。
船頭さんの歌う民謡ととんびの鳴き声とセミの鳴き声と静けさと。
いいところでした。

その近くにあったセメント工場も非常によかったです。
すばらしい
友人達も私の趣味を理解してくれているので、この前を通過する時だけ
車のスピードを落としてくれました。おかげでいい写真が撮れた。


そしてそして、お昼はこれ。
にく!!
前沢牛の焼肉だー。どーだこの霜降り。

溶けるっ。肉が溶けるっっっ!!
けれどもサラサラした印象のあっさり脂。

食べ比べセットで普通の赤み、霜降り、大霜降りの3点セット。
1番バランスがとれていておいしかったのは真ん中の霜降りかなと思いました。
新幹線代ケチって高速バスで来た甲斐があったよぉぉ。


お腹が満たされた後向かったのが中尊寺。

ここで往復約2km歩きましたね。
重いおなかを引きずって2km…途中でくじけそうになりました。
そして中尊寺の展示館の中…興味深いのですが
歩きながら寝そうになってしまいました。

そしてその後、ついにここへ!
かっこう団子
公式ページが見当たらないので検索してみてください。

絶景の谷をロープ伝いに団子が入ったかごが飛んでくるんですね。
水曜どうでしょうに出たことから、どうでしょうマニア
には聖地とのこと(ほんとか?)

まさに滑降!!

そしてロープが渡されている谷、厳美渓
絶景!!

なぜこの谷にロープを渡そうと思ったの?
なんで団子を飛ばすの?
疑問はつきませんが、間違いなくテンションは上がります。
だって面白いもん。

団子は3本入って400円。
甘辛、あんこ、ごま餡の3種。
お味もよし。
おもしろさ、おいしさ共にかなりの高得点。
みんな行った方がいいよ。

ちなみにこのかっこうだんごのお店の看板。
怪しいおじさんじゃないですか
怪しいですが、こいつはちょっとカワイイ。
おしゃれやかん

団子に満足して駐車場に向かうと、なにやらドファンキーなお店が。
ファンタジスタ
どうもサハラガラス(株式会社佐原)という会社の直営店らしいです。

いやしかし、この色使い、そしてセンス。
脱帽ものです。

そしてそして、何より度肝を抜かれたのがここ。
しょっぱさ極まれり
その名もサハラガラスパーク

あるのは噴水と謎の樽ハウス…ん?樽ハウス??

何物かっていうと、一坪位の大きさのログハウス。
そしてその入り口にはこんな物が。
えええええ
用途が知りたい。
ちなみに中は物置になっており、現在は稼動していない様子。
あぁ残念だ…

あと、こんなフォトジェニックな写真が撮れます。
しょっぺぇなぁ
背景の曇り空がなにやら不穏な空気を醸し出しています。


実はこの後、この不穏な空気が暗示していたことが…

起こるわけも無く、友人宅に帰宅し3人で酒盛りと相成りました。

同居しているお姉さんにも挨拶し、夜は更けてゆきました…


っていうか、初日に巡ったのは見事に全部岩手ダネ。
全然杜王町じゃにゃーな。

---後編に続く---

アラビヤからの刺客

2007-08-15 22:29:57 | Weblog
アラビヤン焼そばってご存知ですか?

アラビヤ~ン

インスタントラーメンの様な乾麺の焼そばで
小さい頃よく食べてました。

・・・が、これがまさかの千葉県限定物ということが判明。

確かに埼玉、東京と住んできて見なかった・・・
随分古くさいパッケージだったから製造中止だと思ってた・・・

気付いたキッカケはイトーヨーカドーでやってたご当地ラーメンフェア。
全国各地の地方限定インスタントラーメンを集めるというなかなかに
スパイシーな企画で、思わずそそられフラフラと見ていたわけです。

その中にこのアラビヤン焼そばもあり、あら懐かしいわ~
などと思いながら見ていると「千葉で大人気!」とのコピー。
んんんんん????


調べてみると意図的に千葉限定にしているわけではないのだけれど
千葉県でしか売れず、結果的に千葉限定になっているとのこと。
うーん理由がまたスパイシー。

参考:

サンヨー食品公式HP:http://www.sanyofoods.co.jp/
             アラビヤン焼そばのページ
エキサイト:http://www.excite.co.jp/News/bit/00091096027405.html

プチプチを愛する人

2007-08-08 07:54:02 | Weblog

今日8/8はプチプチの日らしいですね。

なんでもプチプチを潰す「パチパチ」という音と88をかけたとか。
なーるほどっ。

んでそんな日を記念してプチプチメーカーの川上産業株式会社が主要駅で
記念にプチプチグッズを配るとか。

東京だと、新宿駅、渋谷駅、市ヶ谷駅。

んー新宿渋谷は電車で通貨するけど降りはしないんだよなぁ・・・

その他はと言うと、
横浜駅、大宮駅、高崎駅、海老名駅、本厚木駅、名古屋駅(桜通口)
伏見駅、金山駅、静岡市呉服町のスクランブル交差点付近、難波駅、加古川駅、天神駅
だそうな。


もらえた人、一体何を配っていたのか教えてください。
だってプチプチじゃなくって「プチプチグッズ」ですから。
一体何を配るのか興味ツンツン。


そういえば先日、会社から自宅にとある荷物を宅急便で送りました。
その時会社の共同ごみ置き場に置いてあったどこぞの部署が引越しで
使ったと思われる1.5m×1.5m位のでかいプチプチを拾ってきて
荷物をくるんだわけで。
自宅に到着し梱包を解いたあと、そのプチプチを床に敷いて
足でひたすら踏み潰しました。


なんかもう、エライ快感でした。
体を動かすことでテンションも上がってヒートアップ!

無限プチプチなんてグッズが発売される位プチプチ愛好家がいる中で
手で潰すことへのアンチテーゼを自分なりに表現したわけです。

なんかもう、みんなやった方がいいよ。
下の階の人に怒られるといいよ。

私にとってはフジロック

2007-08-03 21:55:09 | Weblog
この夏一番のイベントに行ってきました。
それはフジロックでもサマソニでもなく、
首都圏外郭放水路見学会

この首都圏外郭放水路とは何か?
この放水路のある地域は江戸川と中川、大落古利根川にはさまれた低地で
昔から洪水に見舞われることが多い地域でした。
それを解決すべく、地下に巨大な水路と貯水槽を築造し
近辺5つの川からのオーバーフローをその地下施設を介して
江戸川に放水し洪水を防ぐ、という施設。

施設は下記の様な構成。
・立抗×5(11480m3~55654m3!)・・・川からの水を受ける水槽
・立杭から調圧水槽までの水路・・・直径10m、長さ6.3km、路面からの深さ50m
・水を貯留する調圧水槽(W78m×D177×H25.4)
・排水ポンプ(50m3/s×4基)

でかい。とにかくでかい。
立抗の貯水量なんか計算してて単位間違えてるのかと疑ってしまった。
全体で受けられる水量は小型のダムに匹敵するそう。
あぁ、土木ってスケールがでかい。

詳細は公式ページを見てもらうとして、ざっとこんな感じです。


さてさて、公式HPでは
「地下神殿の旅へようこそ」
というあおりがトップを飾っておりますが
その言葉に恥じぬこの威容。
でかい

先週関東に降った大雨の水が昨日まで水槽内に残っていたらしく
水槽内は高湿度。もやが発生してて更に神殿っぽい。
なんか出そう。巨像とかドラゴンとか。

ちなみに水槽内に水がある場合、見学は中止とのこと。
今日はぎりぎりの所だったらしい。よかったー。

これでスケール感わかってもらえますかな?
オーバースケール

柱1本1本が川にかかる橋の橋脚レベルの大きさなんです。
水槽内には59本の柱があるらしく、上部荷重と地下水による
浮力を抑えるためとのこと。


そして、調圧水槽に直結している第1立抗。
近付けなかったんすよ
これ以上は近付いちゃダメ!ってガイドのお姉さんに言われた所
から撮影しました。越えたらうさぎ跳びで階段100段登らなければ
ならなかったので近付くのは断念しました。オヤクショコワイ。ブルブル。


水槽が使われると、実際には土も大量に流入して床面は
かなり汚くなるとのこと。実際昨日までの水のせいで
見学エリア外の床面はドロが降り積もってました。

この土砂は定期的にブルドーザーを入れて清掃しているそう。
地下25mまでどうやってブルドーザーを入れるのか?
その答えはこれ。
秘密基地だよね
ここからクレーンか何かでブルドーザーを吊って入れるんだとか。


いきなりのどかな写真で違和感を感じたかもしれませんが、
この調圧水槽の上部はこんな風になってるんです。
イインダヨグリーンダヨ
朝着いた時はご老人方がゲートボールしてました。
まさかその真下にこんな地下要塞があるとは。
すげぇ。スケールでかすぎるよ土木。

ちなみにこの事業、平成5年着工で昨年完成したとか。
工期13年。
13年なんて終身雇用と仮定した場合社歴の1/3位に
なってしまいますよね。
下手したら会社人生全てをかけるプロジェクトもあるでしょう。
建築だとビル1つ建ててもせいぜい2,3年てことを考えると
土木事業はなんてロングスパン。
人生をかけたプロジェクト、かっこいい。


思わず人生にまで思いを馳せてしまったわけですが。
この見学会の予約は2ヶ月前から受け付けてます。
台風とかで施設が稼動している場合は調圧水槽内の
見学は中止になるとのこと。覚悟して申し込むべし。

でかい物好きにはたまりませんぞ。

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Thanks to・・・

首都圏外郭放水路:
http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/works/saigai/sonae/gaikaku/frame_index.html
国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所:
http://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/index.html