ヒヨコピヨピヨ

いつの間にやら5年目も終盤。会社の策略にはまり北の地への赴任。もう少しがんばります。

新種捕獲報告4

2007-11-24 15:06:53 | キティ
前回に引き続き新種捕獲報告です。
今回は九州にて捕獲した子達を紹介します。

No.6 車えびキティ

エビ反り
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分類:かぶりもの

熊本名産の車えびをモチーフにしたキティ。
エビ反りという言葉の如くエビぞっています。

くるんと丸まっており、非常にかわいらしい。
エビ
エビは生の時と茹でた時で色が変わるが、
このキティはピンク色をしていることから
火を通した後の状態であろう。
熱い湯の中を泳いだ後の様子である。
一見するとただのかわいいキティだが、
その想像を絶する苦労を想像すると涙が止まらない。


No.7 馬刺しキティ

うま~
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分類:かぶりもの

熊本名産馬刺しをモチーフにしたキティ。
馬のキグルミを着ている所まではよしとしましょう。
しかし、座っている皿の横には調理後の馬肉が。

自ら馬の格好をしていながら、解体後の馬と横並びしている。
アジの刺身であれば新鮮であることの表現にもなるが
馬肉の横に馬がいるのはなんとも生々しい。
このキティちゃんが後で解体されるのかと思うと
ドナドナの様な哀愁を感じてしまう。
しかし人間はそんな業の上に生きているのだ。
そこから目を逸らしてはならない。


No.8 加藤清正キティ

加藤虎之助清正
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分類:正統派系

名将 加藤清正をモチーフにしたキティである。
賤ヶ岳七本槍の1人にも数えられている。

余談だが、七本槍という非常においしい日本酒がある。
名前の由来はもちろん賤ヶ岳の七本槍である。
そして私が日本酒を飲むようになったきっかけのお酒があり、
それが富山の銘酒「成政」である。
佐々成政がその名の由来であるが、成政は賤ヶ岳では柴田勝家側に
ついており加藤清正達七本槍と敵対した武将である。(実際戦ってはいない?)

全く別のきっかけで知った酒ではあるが、
こういう繋がりが実はあったというのが面白く感慨深い。


話が最高にずれたが、加藤清正の幼名は虎之助であり、
だから虎に乗っているのだろうと思われる。
虎がかわいい
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虎の表情が妙に幼くやたらかわいらしい。


自分としては珍しく正統派系キティを自主的に購入したわけだが
それは加藤清正が好きだからである。



今回の報告は以上。

…なのですが、名古屋に出張に行く会社の先輩にキティ買ってきて!
と頼んだら予想GUYにやたらたくさんのキティがうちに来てしまったので
近々また紹介します。

私が伝説と仰ぐ「ういろうキティ」がついに我が家に!!

新種捕獲報告3

2007-11-18 22:16:13 | キティ
さて、新種捕獲報告です。

集合写真
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今回は9種類。

旅行で行った京都・大阪に加えて出張で行った大分でも
追加捕獲してきました。

なお、論文口調に疲れたので普通にやります。


No.1  京都新幹線キティ

新幹線
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分類:クリーチャー

名前のままですが、キティちゃんがトーマスのように新幹線になっています。
この写真ではかぶり物系では?と思われる方がいると思うので
横からの写真をどうぞ。

新幹線横から

うまく言えませんが、唐突な印象が。
そこはかとない違和感。
やはり手足が無いからだろうか。
あと、体の向きがおかしいせいだろうか。
まるで簀巻きにされているように見える。

飽和感のあるクリーチャーの新種となりえるだろうか。


No.2 串カツキティ

クシカッ

分類:クリーチャー

手がプラプラなので間違いなくクリーチャー系です。
足が串になってしまっているのがやや珍しいか。


No.3 神戸プリンキティ

プリンちゃん

分類:クリーチャー

今回神戸には行っていない。
しかしながらキティは買えてします。
便利なのだが情緒に欠ける感も否めない。


No.4 チーズケーキキティ

チーズケーキキティ

分類:かぶり物

これも今回は行っていない神戸キティ。
近頃はクリーチャーが増えているので正統派かぶりものは
逆に新鮮に感じてしまう。
しかし、かぶりものにしてもかなりの手抜きの部類ではないだろうか。
自分がケーキ屋でバイトしていたとして、クリスマスシーズンに
こんなキグルミを着るよう命じられたら本気で進退を考えるかもしれない。


No.5 大阪新世界キティ

チーズケーキキティ

分類:クリーチャー


大阪 新世界 将棋のコマになったキティちゃんです。
クリーチャーのお手本のようなキティです。

ところでなんで新世界って将棋なの?



なんだか書いていてクリーチャーの多さに多少の飽きを感じてきた。
新幹線キティのような進化系は今後あらわれるだろうか?


疲れたので大分・熊本キティは次回に持ち越し!

新種捕獲報告 2?

2007-10-28 18:41:04 | キティ
この度九州にて新種のキティを捕獲した為報告します。


■日向かぼちゃキティ

 生息地:九州全域
 捕獲場所:大分空港
 分類:クリーチャー
日向かぼちゃキティ
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宮崎名物の日向かぼちゃをモチーフにしたキティである。
手足が著しく変形していることからクリーチャーに分類する。
2007年10月初旬には発見できなかったことから誕生したての
正真正銘の新種と思われる。


アマミノクロウサギキティ

 生息地:九州全域
 捕獲場所:大分空港
 分類:かぶり物
アマミノクロウサギキティ
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アマミノクロウサギとは、奄美大島、徳之島のみに生息するウサギ科の
哺乳類であり、絶滅危惧種である。
短い耳、黒い毛のみ、など一般的な兎の認識とは離れた存在である。

そのアマミノクロウサギを模したキグルミを着用したキティである。
黒い体に短い耳、一見九州名物の黒豚を模したキティとも思える。

実を言うと、筆者は初見で黒豚だと思って手にとりそのままレジへ直行した。
黒豚ではないと気付いたのは家に着いてからである。
アマミノクロウサギの特徴を捉えたキグルミが非常に愛らしい。
その愛らしさ故に確認を怠ってしまったわけだが、
結果的に良かったと思われる。

別角度からの写真でその愛らしさを感じとっていただきたい。
もえもえキティ
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今回の報告は以上である。
11月初旬に京都・大阪に出向く機会があるため
その頃新種捕獲報告が出来るよう手を尽くしたいと思う。

新種捕獲報告

2007-10-07 12:59:35 | キティ
大分にて新種キティを捕獲してきたのでその報告です。

めんたいトリプルキティ
めんたい
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クリーチャー系の新種ではあるが、今となっては普通に感じてしまう。
人間とは刺激に慣れてしまうものだ。

しかしこのキティで1番疑問なのはタグの方だ。
なんとキティちゃんが涙を流しているのだ。
なぜなのか?

ここで皿の上の物に注目していただきたい。

明太子が三つ…

もしやこれは、顔こそ見えないがストラップになっている
トリプルキティなのでは…?

いくら仕事とはいえ共食いは理性が許さない。
しかし要求されたことには応えないといけない。
そんなキティの悲しい葛藤が涙となって現れてしまったのではないだろうか。

両隣にいる明太子2匹は喜んで食べいる。
彼らは心を持たない無生物なのだ。
キティとは他人の為に涙を流せる心を持った存在なのである。



次に新種のクリアキューブキティについて報告する。
息苦しそうだ
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一見すると珍しいクリアキューブに閉じ込められたキティだが、
中身は正等派系である。

こてこて
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側面には昔ながらの土産物よろしく「湯布院」と書いてある。
ここにきて時代が逆行し始めたか。

余談だが、このキティは袋から出さずに撮影しようとすると
字が読みづらかったり光を反射して何がなんだかわからなくなったり
大変苦労した。
試行錯誤してベランダにつるして撮影をしたりもした。
秋空とキティ
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結局指で摘まんで撮影したら、2枚位目の様に割と読みやすく撮る事ができた。
苦労した割に報われない写真だ。

筆者としてはキティが窒息しないかが気がかりである。
どのような仕事をもこなすバイタリティには敬意を表するが
自分の身を滅ぼすようなことはして欲しくない。


今回の報告は以上である。

新種を発見次第追って報告しますです。

「仕事を断らない女」に関する考察

2007-08-26 12:16:55 | キティ
一部で「仕事を断らない女」と呼ばれる伝説の女。

それはキティちゃん。

観光地に行くと必ずと言って良いほどその土地
ゆかりの格好をした彼女がいますよね。
俗に言う「ご当地キティ」。

ご当地衣装を着た者から原形を留めない者まで
バリエーションが様々あり、「仕事を断らない女」
と呼ばれる所以でもあります。

私は出張なり旅行なりに行くと必ずご当地キティをチェックし
心に迫る彼女がいると買ってくることにしております。
最近数が揃ってきたので、ここらで彼女の仕事を
分類・整理してみようと考えました。

以下、考察の結果である。

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まず手元にあるキティちゃんの分類を考える。
思ったより少なかった
図1 クリックで大きくなるよ

考察の結果、以下の4種類に分類することとした。

1.正統派系
2.かぶりもの系
3.箱系
4.クリーチャー系


次のそれぞれの系統について論ずる。

■分類ごとの特色

1.正統派系
この分類に属する者は、キティとしての原形を保ちながら
ご当地のコスチュームを着用、もしくはご当地名産品を
手に持つ者とする(図2参照)。

正統派
図2 クリックで大きくなるよ

島根のどじょうすくいをしている者は、実はキティではなく
ボーイフレンドのダニエルである。
こういったレアケースも稀に存在する。

先日行った中尊寺で発見した「義経&弁慶」は珍しい
セット販売に魅かれ購入に至った。

現に手元にある者の数は4分類の中で1番少ない。
正統派過ぎるが故に心に迫るものが少ないことが
理由だと考える。


2.かぶりもの系
この分類に属する者はキティとしての原形を保ちながら
動物、食物、など本来人の着用する物ではない衣装を
着用するものとする。
いわゆるコスプレ
図3 クリックで大きくなるよ

この分類では動物のかぶりものを着用した者から
いくらなどの食物を強引に着用した者まで幅が広い。
各地を観察した印象でもこの分類に属する者は比較的
多いように思われる。
手っ取り早くご当地ゆかりのものを、と考える時に
比較的思いつきやすいのではないかと推察する。

この分類で特筆すべきは正統派との境界線である。
例をとると大阪に生息する「たこやきキティ」。
自らの足で自立していることから一見すると正統派に分類する
ところであるが、人間がたこ焼きを着用することは通常無い
という観点から考え、手足があることより着用する物から
正統派系との境界線を見出すものとする。


3.箱系
この分類に属する者は一見してキティとわかる外観をもち、
箱、その他箱に類する物に収められているものとする。
箱入り娘
図4 クリックで大きくなるよ

この分類で最も見られるのは「バナナ」、「納豆の藁」、
「鉄瓶」など特産品の中にそのまま入った者である。
「こけし」に関しては後述のクリーチャー系に属する者と
意見が分かれる所であると思われるが、筒状の物に入り顔
だけを外に出していると考え箱系に分類するものとする。

なお余談だが、猫は狭い所を好み目の前に箱があると中に
入りたがる傾向がある。キティは人と猫の中間属する生物
であるが猫としての本能は残されており、この分類のような
狭い物の中に入るというシチュエーションは彼女の最も好む
所なのではないだろうか。


4.クリーチャー系
この分類に属する者はキティとしての原形を保持しておらず、
手足が変形・消失している者、表情のみキティの様相を呈する者
とする。
箱入り娘
図5 クリックで大きくなるよ

この分類のキティを目にした者はその目を疑うであろう。
それがキティであると判別出来るまで数分を要する者も存在する。

クリーチャー系は各個体ごとに特筆する点が多い為、
いくつか抜き出し解説をする。

アルビノ
図6 クリックで大きくなるよ

図6は筆者が初めて遭遇したクリーチャー・米型(アルビノ)である。
遭遇の瞬間、稲妻を受けた様な衝撃を覚えたことを鮮明に記憶している。
顔とリボンからかろうじてキティと判別することはできたが
手と足が全く変形してしまっている。
携帯電話のストラップとして永らく活躍した後、
筆者自宅にて隠居生活を送っている。その後のモデルチェンジ
によりこれと全く同じ者は絶滅しており、保存用にもう1つ捕獲
していなかったことが悔やまれる。
キティは常に進化をする為、発見した際は速やかに捕獲する
ことをおすすめする。

尚、アルビノとしたのは、後に黄金色をした米型を発見した為である。
黄金色の者は一見するとかぶりものと見えなくもないが、
米の表面にキティの顔のパーツのみが描かれている所から
米と完全に同化しており、クリーチャーの分類とした。(図5参照)

クリーチャー・八つ橋
図7 クリックで大きくなるよ
図7はクリーチャー・八つ橋型である。
京都にて発見・捕獲した。中には桜餡が詰まっていると推察する。
抹茶色の者が現在筆者の携帯電話にぶらさがっているが、
その色と相まってまさにクリーチャーの様相を呈する。
説明するまでキティであると認識しない者までいた。
背中には「京都」と書かれているのが微笑ましい。

クリーチャー・さやえんどう
図8 クリックで大きくなるよ

図8はクリーチャー・さやえんどうである。
2007年2月に発見・捕獲した者である。
最早手足は消失し、豆の様な物に目、鼻、ヒゲが
描かれリボンが付けられているのみである。

この個体から推測されるのは、キティをキティたらしめる
重要な要素というのが「リボン」であるということだ。
認知心理学の観点から考えると、キティがどのような格好を
していてもキティと認識できるのは「目、鼻、ヒゲ、リボン」
を記号として捕らえているからである。
その中でも「リボン」は彼女の際立った特徴であり、
リボンがあることでこれがキティであるという判断を
脳が下しているものと推測する。
認知心理学など大学1年の頃に履修しただけのため
だいぶ適当なことを言っているだがご容赦いだだきたい。


筆者はこの分類に属するキティの存在を3年程前に初めて確認した。
それ以来確実に個体数が増えている印象がある。
単なるコスチュームプレイに飽きた為か、人外の者へと変貌を
遂げるキティの身が案じられる。


■結論
以上の考察から下記を結論とし、この考察を結ぶものとする。

・キティは単なるコスチュームプレイからの脱却をはかっているが
 その方向は人外の者へと向かっており、その身が案じられる。
 しかし、その方向性がキティ自信の意思によるものという仮定は
 推測の域を出ない。
・モデルチェンジが常に行われている為、捕獲を先延ばし 
 にすると絶滅の可能性がある。
・目、鼻、ヒゲ、リボンがあればそれはキティである。
 その中でもリボンは特に重要な要素である。
・サンリオの懐は深い

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と、いうわけでやたら長文になってしまいました。
でも書ききれて満足です。

私は上に書いた通り、クリーチャーに衝撃を受けこの道に入りました。
今後どう進化してくのかとても楽しみです。

しかし、このキティちゃんを考える人は一体誰なのでしょう?
並みの思考回路じゃさやえんどうみたいなクリーチャーは
生まれないと思う。敬意すら覚えます。

ちなみにかぶりもの系の様な愛らしいのも大好きです。

一応厳選して買っているため思ったより数は少なかったです。
全部買ったらお金がいくらあっても足りないわなぁ。
その他のキティちゃんに関してはサイトがたくさんありますので
そちらをご参照下さいませ。

また、これはあくまで今手元にあるキティちゃんを元に行った考察です。

サンリオさん、今後も独創的なキティを宜しくお願いいたします。