齢寿天任せ

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docomoでない場合にD払いを使っていてdocomoにMNPすると面倒なことになる

2024-09-20 13:21:31 | 日記
スマホを2台持ちしている人は結構多いと思う。2年程度で買い替えるので、新規やMNPで移行してきて、手元には2台のスマホがある。旧スマホでは、docomo以外の回線業者(OCNモバイルONE)でd払いを使っていた。新スマホ(docomoではない)に移行した時には、d払いアプリをインストールしてdアカウントでログインするだけで移行できた。以来、新スマホでd払いを利用していた。
現在、OCNモバイルONEでは新規の申し込みは終了していて、docomoのirumoへのMNP移行キャンペーンを行っている。先行きが分からないので、今回、旧スマホのMNPの申し込みを行った。
旧スマホのMNPでの開通は問題なく完了したが、開通と同時に新スマホのd払いアプリがログオフされて、その後、d払いアプリへのログインができなくなった。
一方、docomoに移行した旧スマホでは、dアカウントでd払いアプリへログインすることが出来た。dポイントの残高はそのままであったが、なんとd払い残高が0になっていた。
dアカウントに登録してあるメールをみたところ、「【d払い】重要_d払い残高お預かりのお知らせ」というメールが届いていて、「d払い残高を預かった」とあった。この残高の返金には2、3日を要するとある。
つまり、移行時の残高は2、3日利用できないということである。d払いをメインに利用している人には大変困った事態になる。
そのまま、2日が過ぎ、「【d払い】重要_d払い残高返金手続きのお知らせ」というメールが届いた。「d払い残高の利用登録をお願い」とあり、自動で返金されるようである。d払い残高の利用登録はとっくに行っているが残高は0のままである。
上のメールから3時間たっても残高が0のままであったので、docomoのサポートに電話で問い合わせを行った。30分以上説明したが、一般論ばかり(受付者が何か処置できるわけではない)で埒があかないので電話を切ろうとしている所に、旧スマホにショートメッセージの通知が入り、「【d払い】重要_d払い残高返金完了のお知らせ」とのこと。旧スマホのd払い残高は反映されていた。何故、こんな面倒な手順になっているのか理解できない。dアカウントに紐づいているd払い残高は開通と同時に反映されるべきである。
新スマホのd払いアプリはログインできないままなので、d払いを利用する場合は、旧スマホを持って歩かなければならない。面倒である。
ちなみに、楽天ペイでは、こんな事にはならず、2台とも楽天ペイアプリが利用できている。d払いアプリを、docomo回線に紐づけるからこんな面倒なことになるのだと思う。
【追記】
結局、新スマホ(docomoではない)にd払いのアプリを新しくインストールしました。別のアカウントを作成するため、メールアドレスがもう一つ必要になるほか、本人確認(マイナンバーカードでの署名利用の登録がお勧め。運転免許での登録は写真撮影の位置合わせが難しく途中で断念)が必要です。旧スマホで貯まったdポイントや残高は新スマホに簡単に送る(QRコード利用)ことができます。これで、旧スマホを持ち歩く必要は(殆ど)無くなります。

日産ノート e-POWERは車酔いし易い

2024-08-04 10:03:41 | 日記
最近の車は色々な機能が搭載されているので乗る度にブログのネタになってしまう。日産ノート e-POWERについては既に記事にしているが、短時間の運転だったので、もう少し長い時間運転してみたいと思っていた。今回、レンタカーを借りる機会があったのでノート e-POWERを選択してみた。
まず、気が付いたのはルームミラーが、モニタ表示になっていたことである。これには大変違和感を感じた。鏡のルームミラーの場合は、実際に見ていなくても視界に入っていれば後続の車の動向が何となく感じられていた。車が徐々に近づいてきているのを「感じる」ことができた。それがモニタ表示になると、いきなり後続の車が直近の直後に出現するのである。これには何度もハッとさせられた。どうも、モニタ表示だと、モニタ内に映る物体同士の距離感がつかめないようである。あと、室内が映らないため同乗者の様子が分からないのは欠点である。モニタ表示のルームミラーは「なし」だと思った次第である。説明書によると、鏡のルームミラーとの切り替えスイッチはルームミラーの裏側にあるとのことなので、次回は切り替えて乗ることにしよう。
ノート e-POWERの宣伝文句に「ワンペダル」というのがある。これは回生ブレーキ(エンジンブレーキと同じ様にモーターを使って減速させる。減速時に発電する電力でバッテリーを充電する)により、アクセルを緩めると制動力が働くのでブレーキペダルを踏まなくて良いという意味である(口の悪い人は「ゴーカート」みたいと言う)。しかしながら、これは慣れないと結構ストレスである。例えば、交差点の赤信号では、惰性で停止位置まで走って止まるが、アクセルを緩めるタイミングは「感覚」である。この回生ブレーキが効くと途中で失速してしまい、いつもの「感覚」が通用しなくなり、大抵、アクセルを追加で踏むハメになる。今回は半日運転したが、ベストな「感覚」(回生ブレーキが効かないアクセルの踏み加減は微妙で足が攣りそう)が掴めなかった。
この回生ブレーキには、もう一つの副作用がある。今回、家族が後席に同乗していたのだが、レンタカーを返却した後で、車に酔ったと言われたのである(ルームミラーに映らないので様子が分からなかった)。これまでオートマ車に同乗していて、酔ったと言われたことはないので、詳細を聴いてみると、回生ブレーキによる減速時の加速度が原因だと分かった。同乗者がいる場合、通常のオートマ車の運転では加減速による加速度を感じさせないよう丁寧な運転を心掛けているのだが、回生ブレーキでは車酔いの許容の範囲を超えてしまったようである。
返却時に、この回生ブレーキにより、今回の走行距離の約1割の電力を節約できたというレポートを見せてもらったが、上に述べた「負の効果」を考慮すると、「どうかな?」という疑問は残った。運転モードを「エコ」ではなく「ノーマル」にするとガソリン車に近い感覚になるそうなので、次回は「ノーマル」を選択しよう。最近の車は「テン乗り」が難しい。


電子工作家にとってのAmazon、AliExpress雑感

2024-06-09 20:41:45 | 日記
最近、Amazonの無料配送の金額が2000円から3500円に引き上げられた。これは、これまで飛び越えられていた跳び箱が、2段追加された様なもので、超えるには全力を出す必要がある。もともと少額のパーツを金額分集めて注文していただけに、購入の機会がかなり減ることになると思う。
Amazonには中華の業者が入り込んでいて、電子工作のパーツ類が割と揃っている。代表的なパーツの番号を入力するとヒットすることが多い。ただし、それらの配送方法について、注意する必要がある。
出荷元がAmazonになっている場合はAmazonの配送センターからの国内配送なので不着になることは無いと言って良い。出荷元が中華業者の場合は、中国からの配送(「何日以内に発送」とあることが多い)になるので、中国国内の郵便事情により不着になる可能性がある。不着の場合は返金になるが、一か月待たされた挙句のことなので予定が立たない(この6年間、約40点のパーツ注文で2回あった)。
出荷元がAmazonの場合は、価格が若干上乗せ(Amazonの保管料・手数料?1セット当たりの料金なので少額のパーツではかなりの割合になる)されているので注意が必要である。出荷元が中華業者の物と価格を比較してみると良い。
一方、AliExpress(以AliEx)は、私の電子工作の範囲においては入手できないパーツは無いと言って良い。最近「Choice」というサービスを始めていて、1500円以上まとめて注文すると無料配送(配送期間も大幅に短縮、7から10日)になる。これまでも、3点以上を同時期にまとめて注文すると配送センターで一つにまとめ、配送期間を短縮するサービスがあったが、それを一般化したのだと思う(「3点まとめて」は「百円ショップ」というサービスになっている)。
ただし、「Choice」の価格には配送料が組み込まれているようであり、単品よりも若干高めである。
AliExを、これまで利用してみて、不思議(感心)なのは、不着になることが殆どないことである。不着は、これまで(約6年間、Amazonの倍は利用している)1回だけで、この時は中華業者の方から輸送途中に紛失したので返金するという連絡があった。
おそらく、AliExでは、不着への対策をとっていて、通関まで自社の監視下において(郵便事情の影響を受けないようにして)いるものと推測する。
ちなみに、単品の場合、国内配送は、日本郵便(追跡不可)のポスト配送であった。「Choice」、「3点まとめて」の場合は、日本の宅配業者に引き継がれ、最近の例では、ヤマト運輸(追跡可能)であった。
1500円(AliEx)と3500円(Amazon)では勝負にならないと思うが…
追加情報として、いつも少額なので、消費税(AliExは10%お得)、関税をとられたことは無い。
あと、念のため、AliExにはクレジットカードではなく、記名式のプリペイドカード(Webmoney)を登録している。

最近入手したGPS受信モジュール、動作の確認はできた。

日産ノート e-Power のセレクトレバーに違和感を感じた

2024-02-03 21:28:20 | 日記

最近の車は電子化が進んでいて、借りた車に初乗りする都度、操作に戸惑うことが多い。操作がメーカーごとに異なり、「一見さんお断り」みたいなケースが結構ある。誤って操作すると事故につながるので、ある程度は標準化が必要ではないだろうか。

日産ノート e-Powerを借り、初乗り(テン乗り)して、戸惑った点をいくつか挙げてみたい。

この車は、キーレスエントリーのタイプである。エンジンをスタートさせる場合は、スタートボタンを押す。普通、スタートボタン、ハンドルの横のダッシュボード下部にあるので、探したが、そこにはない。探す範囲を広げたところ、やっと、センターコンソールにその存在を発見した(3分経過)。

ブレーキを踏んで、スタートボタンを押す。ダッシュボードやカーナビが点灯した。e-Power なのでエンジンがかかったという感触はない。次に、シフトレバー(セレクトレバー)を探す。センターコンソールの中央に、ちんまりと存在するの見つけた。発進させるには、Dレンジに入れる必要があるが、このセレクトレバーの使い方が分からない。しばらくの間、色々試してみたところ、横のボタンを押して後ろ側にスライドさせるとDレンジ、前側にスライドさせるとR(リバース)に切り替わることが分かった(それぞれ左横にランプが点灯する)。この時点では、N(ニュートラル)とP(駐車)に切り替える方法は不明であった。

まあ、DとRがあればなんとかなるだろうと、発進することにして、パーキングブレーキを解除しようとした。この車は電子式なのでスイッチを引いたり押したりしてみたが、解除しているのかしていないか判然としない(表示ランプの意味するところも判然としない)。試しにブレーキを緩めると動き出した(10分経過)。ここは、寒冷地なので、電子式のパーキングブレーキは要注意(凍結)である。

この後、一番困ったのは、セレクトレバーをPにする方法が分からなかったことである。駐車して降りる際に、車が動き出しては困るので、一々、エンジンを切ってから降りることにした。幸い、車は無事返すことが出来たが、疑問点を幾つか挙げてみたい。

後日、ノート e-Powerの説明書を参照すると、Pへの切り替えは、「P」と表示されたボタンを押せばよいとあった。「P」ボタンは何度か押したが、「N」の横に、上の写真のように、Pの上下に矢印がついたランプが点灯するだけで(意味不明である)、Pに切り替わった実感がなかった。なぜ、「P」だけがボタンなのだろうか。一歩譲って、なぜ「P」ボタンを押した時にボタン自体が点灯しないのだろうか。

さらに、説明書を読むと、セレクトレバーの横のボタンを押さないで、セレクトレバーをスライドさせると、「N」を経由(Nの左横にランプが点灯)して、RとDに切り替えられることが分かった(NからRは横のボタンを押さないといけないらしい)。普通、セレクトレバーは、安全のため、ボタンを押さなければ動かせないようになっているはずなのに、スライドさせるだけで切り替えられるとは思わなかった。これでは、うっかり触れて切り替わってしまう恐れがあるのではないだろうか。

蛇足であるが、セレクトレバーの位置は、ダッシュボードに(小さな文字で)表示される。しかし、そんなものは普段運転する時は見ない。

何故、こんな仕様になっているのか、説明書や付属している動画からは分からなかった。

 

 

 

 

 

 


MAZDA3のカーナビの操作が難しかった

2023-08-03 13:46:08 | 日記

一年ぶりにレンタカーを借りた。ひと月前だったが、旅行需要の回復で、コンパクトカーに空きがなく、ひとつ上のクラスを予約した。当日、レンタカーの営業所に用意してあったのは、MAZDA3(ファーストバック)、初めて乗る車である。3ナンバーで、見た感じは、幅広、ロングノーズで、リヤはどん詰まり、車両感覚が掴みにくそうという印象。

シートに座って、まず、感じたのは、着座位置が低い(地面に近い)こと、サイドラインが切れ上がっていて、後方の視界が悪い(窓の面積が狭く、ピラーの幅が広い)ということ。バック駐車は避けようと思った。

馴染みのない土地で、レンタカーを借りて、最初に行うことは、最初の目的地をカーナビに設定することである。カーナビの画面はダッシュボード上にあるのだが、画面は小さく、しかも体をシートから起こさないとタッチできない位遠い(ここで嫌な予感)。

目的地の検索のためには、カーナビのメニュー画面を出す必要があるが、表示されている画面には、それらしいボタンは無い。試しに画面をタッチしても(タッチ式パネルだと思った)、何の変化もない。室内を探索すると、センターコンソールに、以下のスイッチらしきものがあることに気がついた(以下の図は、MAZDA3のカーナビ説明書より引用)。

押したり、回したりしているうちに、次の画面(ヨコ幅はまあまあだが、タテは狭い)を出すことに成功した。

この時点で、コマンダーノブを回すと選択位置の変更ができ、押すと選択の実行ができることに気がついた。「フリーワード検索」を選択、実行すると、「入力」画面に切り替わり、50音図(以下)が表示された。ここで、いつものように、画面の50音図をタッチしても「かな」を選ぶことができない(まだ、タッチ式パネルだと思ってる)。しばし試行錯誤した。なんと、ここもコマンダーノブで選択するのである。ノブを回して、「あ行」や「か行」を選択、ノブを押して、例えば「あ行」に決定し、また、ノブを回して、「い」や「う」を選択、ノブを押して、目的の文字を決定するのである。

さて、これで何とか目的地の入力まではできた。しかし、関門はまだまだあった。入力は未確定のままで、確定する方法が不明である。画面上には、「確定」という表示は無い。それらしいものを探すと「✔」(右下スミ)があった。試しに選択すると、「確定」された(なぜ「確定」と表示しないのか)。確定した後は、画面の右にいくつかの候補がリスト表示された状態になる。これを、コマンダーノブを回して選択しようとするとできない。これが、最後の難題であった。実は、コマンダーノブを、右にずらすように押すと、候補の選択画面に切り替わるのであるが、最悪なのは、左にずらすように押すと、入力を保存せずに「戻る」なのである。つまり、入力のやり直しになるのである。これが分かるまで、何回も入力をやり直しさせられた(普通、怒ります)。

無事、目的地を入力し終わって、「ここに行く」を選択するまで、約30分かかった。

あとで、説明書を見たところ、コマンダーノブの表面はタッチパッドになっていて、スマホと同じような操作ができるとか(ただし、50音図の選択は切り替えが必要)。また、音声認識機能もあるんだとか(たぶん、説明書を読んでも使いこなせない)。

MAZDA3については、他にも、電子式のパーキングブレーキが効いているのか効いているいないのか分からない、斜め後ろが死角で見えず、駐車場でバック中に警笛を鳴らされた、バックモニタの表示がデフォルメされていて、実際に目で確認しないと信用できない、ヘッドアップディスプレイの速度表示がチラチラして鬱陶しい、カーナビの表示がアバウト過ぎて、鋭角になっている中央分離帯のある広い4車線の左折で、逆行車線に入り込みそうになった(普通に曲がったら対向車がいた)、など。とにかく、もう2度と「借りたくない車」という印象であった。

MAZDA3が好きで、説明書を読み込んで、愛車にしようと思っている人に良いかもしれないが、一見で説明書など読めずに利用するレンタカーには向いていない車だと思った。


パソコン自作派にとってWindows11は鬼門 その2

2023-06-07 14:56:16 | 日記

前記事では、Windows10からWindows11へのアップグレード環境の整備について書いたが、その途上で、プラットフォーム更新の気分が盛り上がり、結局のところ、マシン自体の更新を決めてしまった。以前のCPUは、インテルCore i5の8世代で、今は13世代になっているので4年は経過していることになる。

まず、部品選びである。インテルCPUの13世代は、まだ価格がこなれていない(高い)ので、一つ前の12世代を候補とした。性能は追及しない、電源は今のままとする、現在より遅くならなければ良い。ということで、Core i5の12400に決定。値段は¥27980(以下、3月初めの値段(税込み)。半導体不況で部品の値段が下降気味なのでメモしておこう)。マザーボードは、ASUSの第12世代CPU(LGA1700)対応のエコノミー版であるPRIME H610M、¥11580。SSDは、Windows11へのアップグレードのために購入したCFDの480GBのもの(SATA3)、¥3980。メモリは、現用のDDR4(8GBx2)を流用。新規の費用は計¥43530である。自作の場合は、パーツの入れ替えなので、この程度で済むのがメリットである。

手順であるが、新しいマザーボード(H610M)に、Core i5 12400と、元のマシンのSSD(システムドライブ)をCFDのSDDにクローンコピーしたもの、DDR4のメモリを装着し、起動すれば、元のマシンのWindows10の環境が動作すると考えた。ところが、ここで、CFDのSDDが認識されないという問題が発生した。

元のマシンのシステムディスクは「MBR」という(古い)形式で、これを認識させるには、マザーボードの設定において「CSM」(旧仕様との互換性をサポート。Compatibility Supported Module)を有効にする必要があるのだが、この設定がグレイアウトされていて設定できないのである。調べると、Core i5 12400のHDグラフィックス(表示機能)を有効にすると「CSM」が利用できなくなる仕様(UEFI BOOTを強制される)になっているとのこと。突然の、「想定外」である。

解決策は3択。(1)システムディスクを「MBR」から新しい「GPT」(GUID Partition Table)形式に変換する。(2)内蔵のHDグラフィックスを止めて、グラフィックボードを新設する(3)UEFI対応の新規インストールを行う。

長考の末、(1)を選択。元のマシンの上で、システムディスクを「MBR」から「GPT」形式に変換した顛末が前記事である。変換後のSSDを、新しいマザーボードに取り付けて、マシンを起動すると元のWindows10が無事起動できた(元のドライバー類が新しいマザーボードに対応しているか不明なのでこのまま使い続けることはできない)。さて、このまま、Windows11にアップグレードできるのか?

やってみた。結論としてはアップグレード出来たのだが、一部のミニゲームが動かなくなったり、グラフィックスの動きがぎこちない等若干不調な状態になった。三日程、そのまま使っていたが、起動時に(ディスクの)修復チェックが動作し、その後、ユーザープロファイルが壊れて、起動はするがログインが出来ない状態になった。やはり、Windows11に正しくアップグレードされていなかったのか。

最終的には、修復はあきらめて、上記(3)を実行せざるを得ないハメになった。USBメモリ(8GB)にWindows11のインストール媒体を作成し、Windows11にアップグレードしたシステムディスクに上書きインストールした。インストール時には、プロダクトキーを要求されるが、幸いWindows8.1のプロダクトキーが使用できた。もとディスクの内容は保存されたが、プログラム類は新規インストールが必要なり、環境の再構築に大変な手間がかかった。

古い環境のままで使い続けている自作ユーザーがWindows11に移行するには、覚悟と準備が必要である(特にシステムディスクが「MBR」のままの場合は、素直に新規インストールするのが良いようである)。

 

 


ビール党は酒税と物価の値上げにどのように対処したら良いのか

2023-06-03 14:48:38 | 日記

日頃、ビール系飲料を楽しんでいる庶民にとって、ビール系飲料に対する酒税の改定は許容しがたいものがある。折角、ビールメーカー各社が知恵を絞って開発してくれた第三のビールはもうすぐ絶滅の危機に瀕している。所謂「ビール」しかなかった頃、1箱(350ml24本)5000円程度払って飲んでいたビール党にとって、発泡酒の登場とそれに続く第三のビールの登場は、まさに天恵であった。

ところが、酒税の改定と最近の物価高で、この「天恵」は「泡沫」として消え去ろうとしている。では、この事態に如何に対処したら良いのか。結論から言うと「ビール(系)はあきらめてビールテイストに切り替える」である。以下、順に説明していきたいと思う。どうしても「ビール」を味わいたい方(お金のある方)は、以下は読まなくても結構、(お金のない)庶民の儚い抵抗である。

最近、アルコール0、カロリー0、糖質0を謳うビールテイストの飲料が色々と発売されている。アルコール0なので、お酒を楽しみたい者とってはちょっと物足りない。そこで、甲類の焼酎とこれらをカクテルするのである。これで、「ビール」の雰囲気と「酔い」を両方楽しめる。支払う税金を含めた出費も節約できるし、糖質やプリン体の摂取を避けることもできる。その昔、ビールしかない頃は、尿酸値高めで、痛風、メタボが怖かった(今後の「ビール」に回帰で痛風患者が増えるのではと思っている。政府は税収ばかり注目して国民の健康を考慮していない)。最近は、もっぱら糖質オフの第三のビールばかり楽しんでいたのである。したがって、本格「ビール」から離れることにはあまり抵抗がない。それで、お金が節約でき、健康が維持できるのは一石二鳥である。

第三のビールは、安めのスーパーやドラッグストアでは1本、現在137円位(税込)である。1日2缶として月60缶で、8220円(内消費税が747円、酒税が2268円(2023/10からは2819円))となる。

一方、ビールテイストの飲料と甲類の焼酎とのカクテルではどうなるか。第三のビール2缶で摂取するアルコールは28㏄(アルコール4%の場合)である。同じアルコール量で換算すると、アルコール20%(税金が一番安い)の甲類の焼酎では140㏄(1日分)となる。この甲類の焼酎は、1.8ℓで1078円位(税込)なので、約84円になる。カクテルするビールテイストの飲料は1缶で十分であり、118円位(「8%」の税込)。よって、月では6060(84ⅹ30+118ⅹ30)円(内税金は酒税が840円、消費税が522円)となる。

つまり、8220 - 6060 = 2160円の節約になる(2023/10からは第三のビールの酒税が上がるのでその差はもっと大きくなる)。さらに、ビールテイストの飲料によっては、プリン体0、糖質0にすることも可能である。もともと、第三のビールは、発泡酒とスピリッツ類のカクテルである。ビール会社ではなく、自分でカクテルすると大幅に税金が安くなるという理屈である。さらに、資源ゴミ(缶)の量が半分になるというメリットもある。

甲類の焼酎とビールテイストの飲料のカクテルは、節約になって、健康にもメリットがある。それでも「ビール」を飲みますか?

 


パソコン自作派にとってWindows11は鬼門 その1

2023-05-05 13:55:12 | 日記

Windows11がリリースされてから1年以上たつが、2023年1月の普及率は18%程度(ワールドワイド)である。ここ2,3年内にWindows10がインストールされたPCを購入して、Windowsアップデートを実施していれば、自動的にWindows11への招待状が届くので普及率は徐々に上がっていくのだろうと思う。しかしながら、今回、実際にWindows11に移行してみて、パソコン自作派には相当ハードルが高いと感じた。

まず、移行作業に必要な知識が多いこと。マイクロソフトはWindows11への移行について必要な条件を挙げていて、ツール(PC正常性チェックツール)でチェックできるとしている。このツールはH/Wの要件、S/Wの要件をチェックしてくれるが、特に重要なのは「UEFI」(Unified Extensible Firmware Interface)、「TPM2.0」(Trusted Platform Module)、「セキュアブート」の3つである。マザーボードがこれらの機能をサポートしていなければ移行できない。

今、利用しているマザーボードは、ASUS H310M、CPUはCore i5 58400(8世代)であり、Windows10を使用している。「UEFI」は既にマザーボードのファームウェアインターフェースの標準になっていて、ASUS H310Mでも採用済である。「TPM2.0」は、「UEFI」の設定を変更することでクリアできた。問題は、「セキュアブート」で、「UEFI」の設定で有効にしても、OSを起動後には有効にならず、上記のツールのチェックもクリアできない(msinfo32コマンドで表示可能)。

色々調べた結果、システムディスクの形式が(比較的新しい)「GPT」(GUID Partition Table)という形式になっていなければいけないということが分かった。レガシーのWindows8.1からバージョンアップで移行してきている場合、システムディスクの形式は、一般に「MBR」(Master Boot Record)になっている。これは、移行の要件として明示的に書かれていない。

さらに調べると、システムディスクの形式を、「MBR」から「GPT」に変換するツールとして、「MBR2GPT」というツール(コマンド)が用意されていることが分かった。説明を読むと、ディスクの内容を維持したまま、システムディスクの形式のみ変更できるとある。しかし、この手のツールは一歩間違えると起動不可等、重大な結果を招きかねない。しばし、考えた結果、安全策として、新たなSSDを購入し、現在のシステムディスクをクローンコピー。そのSSDでシステムが正常動作することを確認してから試すことにした。

利用してみて「MBR2GPT」というツールを動作させるための条件はかなり厳しく、さらに相当高い知識レベルを必要とすると感じた。したがって、利用はお勧めしないというのが結論である。

今回は、もとのシステムディスクは外して保管してある(壊してもいい)ので、「GPT」化を強行してみた。このツール、最初は、システムディスクが「MBR2GPT」の実行要件にかなうかどうかを調べるため、必ず「/validate」オプション付きで実行する必要がある。ツールでは、対象とするシステムディスクには、標準である「システムで予約」「OS」「回復」の3つのパーティションがあるものと想定されている。4つ以上のパーティションがあるとエラーになるようである。ツールの最初の実行では、「Activeなパーティションがない」というエラーになった。「OS」のパーティションがActiveになっていなかった。これは、DISKPARTコマンドでActiveにできる。次に、「EFIの領域が不足している」(Cannot find room for the EFI system partition)というエラーになった。EFIの領域をどうやって見つけるかはよく分からなかったが、SSDの後の方の領域は未使用にしてあったので、邪魔になる「回復」パーティションを削除して、「OS」のパーティションを未使用の領域に拡張してみた(コンピュータの管理のディスク管理ツールで実施可能)。その結果やっと「/validate」が成功した。

実際の実行は、「/convert」オプションで実行する。

結果として、システムディスクの「GPT」化は成功したのだけれども、都度、都度、Google検索で要調査となり、丸一日の作業となった。とても人に勧められる作業ではない。なお、最後の関門として、「GPT」化したシステムディスクからOSを起動するためには、UEFIの起動設定を変更する必要があるので、ご注意を。(「UEFI」のマザーボードで、「MBR」のディスクから起動するためには、「CSM」(Compatibility Supported Module)を有効にしてあるはずで、これを無効にして「セキュアブート」のモードを「Windows UEFI」に変更する必要がある)

「セキュアブート」を有効にしてから、3日ほどで、「Windows11への招待状」(Windows updateの表示)が届いた。ここまででかなり苦労したのだが、結局、この構成(ASUS H310M、CPUはCore i5 58400)でのWindow11へのアップグレードは実施しなかった。その後の顛末は続編で報告の予定。

 

 

 


企業年金からの源泉徴収を取り戻すには確定申告するしかない

2023-02-05 14:04:11 | 日記

2月は確定申告の時期なので、確定申告ネタでひとつ。長年、確定申告を続けているが、面倒になってきたのでそろそろ止めようかと思い、検討してみた。その結果、以下の理由で止められないことが判明した。

1.厚生年金の所得控除に全ての社会保険料が含められない。

2.企業年金の源泉徴収が取られ損になる。

3.地震保険料の控除が受けられない。

4.確定申告を止めても住民税の申告が必要になる。

以下、順に説明。まず、厚生年金は扶養申告を行うことで、人的な所得控除は行われる。ただし、社会保険料は、厚生年金から引かれている分(特別徴収)しか考慮されない。自分で、口座振替している分、配偶者(特に後期高齢者医療保険)や家族の負担分は含まれない。したがって、全ての所得控除がカウントされず、源泉徴収される額が多くなってしまう。また、地震保険料の考慮はない。なお、厚生年金の支払い情報は不完全なまま、住んでいる自治体に伝えられ、放置すると住民税の取られ損になる可能性がある。つまり、厚生年金からの源泉徴収は中途半端で迷惑以外の何ものでもない。

企業年金からは所得税7.565%(復興税を含む)が「問答無用」(調べた結果、源泉徴収を止める方法は見つからなかった)で源泉徴収されている。この税率は、根拠が不明(25%を控除して10%(+復興税)の税率を掛けている)で、所得195万円未満の所得税率5%(+復興税)よりも高い。年金に関しては110万円(65歳以上)の控除があるので、収入にして300万円超までは税率が5%である。つまり、企業年金を貰っている多くの年金受給者は、確定申告すると還付を受けられることになる。

一方、確定申告の情報は、住んでいる自治体に伝えられることになっている。住民税に関して所得控除の情報を漏れなく反映させるためには、確定申告(e-Tax)するのが一番手間(住民税の申告は未だにシステム化されていない紙の世界)がかからない。

調べてみて国民が損をするような制度上の欠陥がいくつもあることが分かった。結局、このまま(死ぬまで)確定申告を続けるしかないという結論。


企業年金の現況届が不要になる

2023-01-14 14:23:21 | 日記

企業年金を受給していると、毎年の誕生日に、生存確認のため現況届を提出する必要があり、これを忘れると年金が止まってしまう。細かいことであるが、郵送料は受給者の負担である。2023年からこの現況届が不要になるらしい。

その仕組みは、企業年金連合会に属している年金基金が、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)から受給者の現況(生存)を確認できるからである。これは、個人情報の提供なので、法改正が必要なはずであるが、実感としては知らない間(相当以前のこと)に法改正が実施されていたようである。また、どんな情報が提供されるのか全く説明がなかったような気がする。

最近、現況届の提出が不要になったのは、住基ネットの受給者の現況(生存)によって、受給停止を企業年金側で判断しても構わないという解釈になったからと推測する(本来は相続の義務者による届が必要)。

これ以前にも、役所に転居届を提出した際に、通知もしないのに、日本年金機構からの通知が新住所に届いた経験があり、日本年金機構にも住基ネットの情報が伝わっていることが分かる(転居届と実際の引越しは同期しないことがあるので、これは困る)。

住基ネットの端末は至るところにあり、誰が操作している分からない状況にあるといっても良いのではないだろうか。

この住基ネットと密接な関係にあるのが、マイナンバーカードで、最近、申請件数が免許証の交付件数を超えたとか。しかしながら、その目的の一つである預金口座との紐づけが進んでいないそうである。その対策として、これまで児童手当の受給等で登録してある預金口座を自動的(通知があり、拒否は可能とのこと)に紐づけるというニュースがあった。

知らない間に個人情報が筒抜けになる仕組みが益々増えていくような気がしている。

[追記]

企業年金連合会は地方公共団体情報システム機構(J-LIS)から受給者のマイナンバーを取得できるそうです。「平成30年度は、約
33万人分のマイナンバーを収録」(業務報告書より)だそうです。(以前に「証券保管振替機構」もマイナンバーを取得しているという記事を投稿した記憶があります)