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AliExpressで商品が届かなかったので返金交渉してみた

2022-02-17 13:42:17 | 日記

これまで電子工作で使う部品を入手するためにAliExpressを数十回利用してきた。もっぱら、数百円の部品購入である。以前は送料込みで安いという印象があったが。最近は送料別が多くなり、徐々に高くなってきたという印象がある。これまでのところ、事故は3件。内訳は「運搬の途中で紛失したので返金します」、「届いたものの、部品が破損していて、クレーム」、「結局、届かなかった」の3件である。「運搬の途中で紛失したので返金します」は特に何もせず、通知後にクレジットカードに返金された。「届いたものの、部品が破損していて、クレーム」は、注文の履歴から、「Open a dispute」(争議開始)して、「届いたけど壊れていた(broken)」と写真付で連絡(Webからできる)したところ、「返金する。品物は返送不要だ」と回答があり返金された。最後の「結局、届かなかった」というのは、最も最近の事件である。

注文した品物が「届かない」と報告(「Open a dispute」)するためには、保護期間を経過しなければならない。今回この期間は約2カ月半あり、この間Webからは「不着」の連絡ができない(注文先に個別にメールで連絡はできるが、「待て」と言われるのがオチである)。保護期間を経過すると、注文リスト上の表示は、「finished」(ちょっと焦った)になるが、詳細を表示すると、「Open a dispute」がクリックでき、注文先に連絡できるようになる。Web画面では、現在の状況を選択するようになっているが、選択肢に「不着」(相当)というのはないので、「輸送中」を選択する(実際には最後のステータスは「出荷先の国に到着しました」になっていた)。こちら側のコメントには「I have not received the item.」と記入した。

あとは、注文先からの回答待ちになるが、画面には、「期間内に解決しない場合はAliExpressが介入する」と表示されているので、少し安心である。

数日後の注文先からの連絡は「 The goods have arrived at the local post office. Please go to the local post office to pick up the package」だった。おいおい、何処に取りに行くんだと少しムッとした。実際に、グローバルの追跡番号を、日本郵便のシステムに入力しても、登録されていないと表示される。したがって、これには、「却下」で回答した。注文先からは連絡がなかったが、期間(3日位)を経過するとAliExpressが「状況を確認する」と介入してきた。AliExpressの「Purchase Protection is running out, but package is still in transit」に対する判断は「承認」であり、「返金する」とあった。この数日後、クレジットカードに代金が返金された。

以上が顛末である。相当時間がかかり、長期間イライラさせられた。当初から、こんなこともあろうかと予想はしていたが、「遂に来たか」という嫌な体験であった。