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電子工作家にとってのAmazon、AliExpress雑感

2024-06-09 20:41:45 | 日記
最近、Amazonの無料配送の金額が2000円から3500円に引き上げられた。これは、これまで飛び越えられていた跳び箱が、2段追加された様なもので、超えるには全力を出す必要がある。もともと少額のパーツを金額分集めて注文していただけに、購入の機会がかなり減ることになると思う。
Amazonには中華の業者が入り込んでいて、電子工作のパーツ類が割と揃っている。代表的なパーツの番号を入力するとヒットすることが多い。ただし、それらの配送方法について、注意する必要がある。
出荷元がAmazonになっている場合はAmazonの配送センターからの国内配送なので不着になることは無いと言って良い。出荷元が中華業者の場合は、中国からの配送(「何日以内に発送」とあることが多い)になるので、中国国内の郵便事情により不着になる可能性がある。不着の場合は返金になるが、一か月待たされた挙句のことなので予定が立たない(この6年間、約40点のパーツ注文で2回あった)。
出荷元がAmazonの場合は、価格が若干上乗せ(Amazonの保管料・手数料?1セット当たりの料金なので少額のパーツではかなりの割合になる)されているので注意が必要である。出荷元が中華業者の物と価格を比較してみると良い。
一方、AliExpress(以AliEx)は、私の電子工作の範囲においては入手できないパーツは無いと言って良い。最近「Choice」というサービスを始めていて、1500円以上まとめて注文すると無料配送(配送期間も大幅に短縮、7から10日)になる。これまでも、3点以上を同時期にまとめて注文すると配送センターで一つにまとめ、配送期間を短縮するサービスがあったが、それを一般化したのだと思う(「3点まとめて」は「百円ショップ」というサービスになっている)。
ただし、「Choice」の価格には配送料が組み込まれているようであり、単品よりも若干高めである。
AliExを、これまで利用してみて、不思議(感心)なのは、不着になることが殆どないことである。不着は、これまで(約6年間、Amazonの倍は利用している)1回だけで、この時は中華業者の方から輸送途中に紛失したので返金するという連絡があった。
おそらく、AliExでは、不着への対策をとっていて、通関まで自社の監視下において(郵便事情の影響を受けないようにして)いるものと推測する。
ちなみに、単品の場合、国内配送は、日本郵便(追跡不可)のポスト配送であった。「Choice」、「3点まとめて」の場合は、日本の宅配業者に引き継がれ、最近の例では、ヤマト運輸(追跡可能)であった。
1500円(AliEx)と3500円(Amazon)では勝負にならないと思うが…
追加情報として、いつも少額なので、消費税(AliExは10%お得)、関税をとられたことは無い。
あと、念のため、AliExにはクレジットカードではなく、記名式のプリペイドカード(Webmoney)を登録している。

最近入手したGPS受信モジュール、動作の確認はできた。