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聖地巡礼についてまともに考えてみた

2011-06-06 | あの花

という訳で私のブログにも何度か足を運んで頂いている方がいらっしゃったのでたまにはまともな論文形式です。ちなみに、今期熱いのは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の秩父、「花咲くいろは」の石川県が2大スポットになっているみたいです。
微妙に途中なんですけどね。
結構長文でだらだら綴っているだけですがよろしければ。


発祥
聖地巡礼自体はそこまで古いものではなく、いわゆるアニメの聖地巡礼が一般化する前にも映画や小説の舞台を訪問する事は、旅行の一種として認識されていた。例えば、寅さんファンが柴又に訪れる、坂本竜馬が好きな人がゆかりの地を訪れたりするなどという具合である。というより、各地に旅行に行った際、御伽噺(岡山の桃太郎、足柄山の金太郎etc)の元となったと言われているところを訪問するのも一種の聖地巡礼といえる。そういう点においては古くから馴染みのある行為であったといえるだろう。
アニメの舞台を訪れるという事はある程度昔から行なわれてきた行為(そもそも私の「NHK」行った時も聖地巡礼と言う言葉はあった)であろうが、有名になったのはやはり「らき☆すた」である。御存知、埼玉県の鷲宮市を舞台としたこの作品は全国的な人気も相まって多くのファンが訪れる事となった。それでいて地元の自治体がこれらのファンを受け入れた事で一般の人にもその存在も大きく知られるようになった。
この影響からか、以後現実世界が舞台の作品においてはそれらの元となった場所を訪れる事が一つの行為とファンの間で浸透している。関連書籍も出版されたり、巡礼マップが作成されるなど以前よりもその行動力や影響は大きくなっている様子だ。
というか、歴史的に見ても「お伊勢参り」が日本国中で流行った所を見ると平和な時には自分の信仰する対象にお参りするというのは日本人のDNAなのかもしれない。


問題点
最大の問題点は訪問場所にある。例えファンタジー色の強い作品であっても、基本的に登場人物が日常生活を送る場所であるため、普通の住宅街や公園、学校など観光地でない場所が多い。(というかNHKもそうだったし・・・)その為、うっかりテンションが上がり過ぎて大はしゃぎすると警察にご厄介になるという残念な結果にもなりかねないという問題がある。また、ファンで大挙して押し寄せた場合も同様である。ついでに、そこに住んでいるからといってその作品のファンではない可能性の方が高いので、話しかけられてもむやみやたらと作品の話を地元の人にしないで挨拶程度にしておこう。


最近の傾向
「けいおん」「とある魔術の禁書目録」「涼宮ハルヒの憂鬱」など現実世界をモデルに若干アレンジを加えた作品が多数登場した事によって、聖地巡礼はもはやファンの間では当たり前の行動として認識されつつある。自治体側も場所によっては受け入れる体制を整えたりするなど、昔よりは好意的に見ているようだ。
さらに「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のようにテレビ局、自治体、関連会社が一体となってアニメで町おこしを図ろうとする傾向も見られる。上手くいくかは未知数だが、「あの花」の作品の出来と相まって今のところ上々の様子である。
また、最近の傾向としてアニメで登場した物を特定するという行為が徐々に浸透しつつある。「けいおん」で唯たちが使っていたマグカップなどを特定している行為が話題を読んだりしている。良くも悪くも2次元のものを3次元に持ち込む文化が広がりつつあるといったところであろう。






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