ふきの指定席

のほほんと 生きて 来たりて 過ぎて行く
そんな人生です maybe… 

もういいかい まーだだよ

2022-04-29 06:27:02 | のほほんの記
ボーっと生きていても
人間は人との関りの中でしか生きる術なし

家族絡みでは色々問題があるものである
周りを見ても問題のない家族などないと断言できる
昨日は姉の事で愚痴を書いてしまったが
姉の生きる大変さは想像するに余りある
私だったら不可能である

自分ひとりであれば
都会の片隅で静かに目立たないように生きる事を選択するであろう

20歳で上京し
東京での生活も49年目に突入した
夜行列車にゆられ早朝上野駅に降り立った時の事を鮮明に記憶している
同じ列車には
営業を終えられた体テイの「ぴんから兄弟」のおふたりも乗られていた
彼らは寝台車での乗車たぶん 私は自由席で
そのぴんからのおふたりも 
とっくに黄泉の国に旅立たれてしまったけれど

東京で暮らそうと
なんのあてもなく 頼る人もなく
4月のその日 東京には風花が舞っていた
上野から渋谷へ
人の流れに逆らうように歩くと 井の頭線にぶつかった
その日の内に 井の頭線浜田山に部屋を見つけ
東京に居ついてしまった
4畳半風呂なしトイレは共同
あれから半世紀近くの月日が流れた 

いろんな事があっても 
ないよりはあった人生の方が面白いと言える
自己責任の中の自由な日々 愉しい人生でした

姉も何とか元気な今の内に自分の力で
人生のケリをつけてくれないかな
物はいらないじゃない
シンプルにして 静かに人生の黄昏を迎えれば良し
でも
私と真逆の性格の姉
その姉の人生は 煌びやかで
それはそれで 凄い人生だったね
私を巻き込まないでくれればいいのですが
私はこれからは自分だけを見て静かに暮らしたい
もういいよね




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8 コメント

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Unknown (eiyou-km)
2022-04-29 07:14:24
お早うございます!
3畳、トイレ共同、風呂なし生活、1カ月余り、
私の20歳代前半、若いって、素晴らしい。
今、トイレは大切、
集合住宅のトイレ段差もあり建築前にお話ししたのに、○○建設会社、バリアフリー我関せずでした。まさに長い物には巻かれろ式のようで、
段差、狭いトイレ、建築会社は前例右ならへ見たのようです。  K.M
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Unknown (pon0045)
2022-04-29 07:43:09
四畳半風呂なしトイレは共同
私が18歳のときも全く同じです。当時の一人暮らしはそれが普通でしたよね。
浜田山は、近年たまに行くことがありますが、三井不動産のパークシティ高級マンション街に驚きます。あまりに美しく優雅で、まるで日本ではないようです。
時代は変わったな~~
返信する
Unknown (ふき)
2022-04-29 14:42:24
K.Mさま

15歳で家を離れ
高校時代は寮生活を経験
卒業後地方都市の短大に進学
ここでは木造のアパート住まい
コールタールがこれでもかと塗られており
半端ない臭い
勿論風呂なし共同トイレ
そして 東京へと生活が変わります

話は飛びますが 学生時代の食生活は
毎日インスタントラーメンにたっぷりの刻みネギを入れて
食べていました
見事に栄養失調に落ちり 悲惨な経験をしています

どんな所に住んでも何を食べても平気で
人生を楽しんでいました
若いって なんていいんだろう 
我々も 歳を重ねてしまいました (´;ω;`)ウゥゥ
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Unknown (ふき)
2022-04-29 15:10:32
飛鳥様

今ネットで パークシティを確認しました
駅そばで 凄い事になっていますね
40年以上も浜田山には訪れていません⁇
48年前最初に住んだのも
浜田山の駅そばのアパートでした
世が世なら
難攻不落の場所だΣ(゚Д゚)
機会があれば 思い出の地に 行ってみたい
飛鳥さんは私よりは はるかに若い…けれど
あの時代は みんな同じような暮らしぶりでしたね
懐かしいです あの時から半世紀近く経ってしまった
あちゃ~😵 
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Unknown (masa)
2022-04-30 06:25:43
ふきさん おはようございます♬。
>家族絡みでは色々問題があるものである・・・
人間、家族は先人が言った様に、重荷を背負うて生きて居ると思います
問題可決の為に知恵を絞って頑張って居ます
ふきさんの上野駅を降りてからの苦労があったらこそ今があるのでしょうから
素晴らしいと思います
次男・次女が頑張り屋は多い様です、その一人がふきさん
>私はこれからは自分だけを見て静かに暮らしたい・・・
私も加齢するにつれ、同じ思いをする様になりました
背に背負う事無く静かに何かを楽しみながら暮らしたいと・・・
重荷があるとしたら若い時の解決が望ましいですね
ご先祖様あっての自分、何か名案はありませんか?。
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Unknown (ふき)
2022-04-30 08:55:47
masaさん

実家の墓は江戸末期に 私にとっては 曾祖父が建立した墓で
村でも一番古い墓です
存在感がありすぎて そのまま今日に至ります
同じく古民家である実家も江戸時代に建てられたものです
姉が実家に帰るにあたり
黒瓦の総入れ替え リフォームと
新築の家1軒分のお金を使ってしまったわけです
複雑な思いはありますが
姉の力を超えての「散財」に
私は言葉もありませんでした
語れば 色々出てきてしまいます
なるようにしかなりませんね
いい風が 吹くといいな
もう他者に惑わされる事なく 
穏やかな老後を迎えたいです
返信する
Unknown (masa)
2022-05-01 16:28:44
ふきさん こんにちは♬。
>もう他者に惑わされる事なく 
  穏やかな老後を迎えたいです・・・
願わくばそうありたいと思う私も、同感です
終の棲家も現状で良いし、お墓も新しい納骨堂に移したし、
後は食べていくだけにしてしまいました
病気はその都度対応しなければいけませんので、その都度対応とすると
現状であれこれしなくてはが、片付きました
ふきさんも、終の棲家はありますし、少しずつ穏やかな老後を迎えられる様にして下さい
>いい風が 吹くといいな・・・
同感です、良い風期待しています。
返信する
Unknown (ふき)
2022-05-01 19:22:32
masaさん

楓を大きい鉢に植え替えをしました
本当は地植えが相当だと思いますが
仕方がありません
1年持つかどうか…
植物も観るだけで癒されます
植物を愛でながら うたひろ達と のんびり暮らす事ができたらいいのですが

masaさんも ちゃんとされていますね
私はある場所に 散骨を希望していますが
どうなるでしょうか

健康でいたいものですね
ご自愛下さいますように (^▽^)/
返信する

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