ふきの指定席

終生のほほんな生き様かと思いきや
人生の終盤にきて
ところがどっこいの日々

そんなバナナ

2019-05-29 05:07:12 | のほほんの記

子供の頃は食後に果物が当たり前だった
家には多種の果物の木があったからだ
バナナだけは 高級な果物で 
めったに口にする事ができなかった
今は一番安い😉 
半世紀以上も前の中学生の時 クラブの合宿時 
父が必ずバナナの差し入れをしてくれた
片田舎ではバナナなど どこにも売ってはいなく
わざわざ町の市場まで出向いて 
バナナを房ごと仕入れてくるのである
いつも名前を名乗らずこっそりと差しれをしてくれるのだが
バレバレで その父のこざかしさが嫌で
合宿が終わって家に帰ってからも 私は知らんふりをしていた
父がじれて「バナナ旨かったか」と聞いてくるのが常である
ンナ訳で 大人になってからもバナナに触手が動かないで月日が経った
食後の果物の習慣は 実は今もしたい事のひとつだが
なにせ果物が高くて手が出ないのである
安くて不味い果物など論外で
安くて旨い果物を 根気よく求め続けている
故に 殆ど口にする事がないまま 月日が流れ
ついに諦めて 昨日バナナを購入した
勿論お菓子作りやパンでバナナを使用する事はあったが
今はケーキは焼かなくなったし バナナパンなど作る気もおきない

食後にバナナを食べようとの意識でバナナを買うのは
初めてのような気がする
今ではバナナが一番安くて旨い果物なのだから
父が生きていれば どう思うかな

勿論意識だけで 食後にバナナは食べれるものではなく
今朝のバナナは 黒く腐食が始まっていました
エレガンスだっけ何だっけ 茶の粒々ではないな
ヨーグルトバナナで食べましょうか… 


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