ふきの指定席

のほほんと 生きて 来たりて 過ぎて行く
そんな人生です maybe… 

「時間」

2023-03-20 12:13:12 | のほほんの記
今日3月20日は地下鉄サリン事件があった日です
父ちゃんがその電車に乗り合わせ
「不審物」の移動をされている駅員さんのすぐそばを通り
会社に向かった父ちゃんでした
その時の駅員さんは亡くなられています
40年の勤め人生活の父ちゃんの仕事中に電話をしたのは
後にも先にもこの時だけです
電話をかけた時は 勤め先も父ちゃんも
事の重大さを把握していなく
父ちゃんはあっけらかんとしていました
父ちゃんの無事を確認した後 
私の身体はしばらく震えていました

阪神淡路大震災の3日後父が亡くなり
2月に購入したマンションに引越し
3月に地下鉄サリン事件と
平成7年は 怒涛の年の始まりでした

「時間」は 冷たい金属に触れるような悲しさがあるね




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2 コメント

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Unknown (tokinosekimori-kitaiwahara)
2023-03-20 12:38:54
時間が時計のように、生活を狂いなく刻むイメージですね。
でも、一瞬のなかに全てが集約されるような瞬間もあるし、止まる瞬間もありますよね。あまりに詩的なので、コメントしてしまいました。
返信する
Unknown (ふき)
2023-03-20 17:18:47
tokinosekimori-kitaiwaharaさま

コメントを頂戴しありがとうございます

阪神淡路大震災では 母方の親族がこの地に多く住んでおり
間髪おかずの父の死
35年ローンで買った新居への引越し
そして1カ月もたたずのサリン事件
これらには
もっともっと深い尾ひれがつきます
28年も前の過去のことでも 
その「微動だにしない冷たさ」に悲しくなります
何事も時間が解決するといいますが
そうでないことも 人にはありますね
年を重ね 達観できるかと思いきや
人生も 人も 益々わからなくなる今日この頃です
返信する

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