ヒエログリフからアルファベットへ
イギリスの考古学者であるフリンダース・ペトリー(1853~1942)はシナイ半島の鉱山跡地で神殿の壁面や女神像に書かれていた27個のヒエログリフに似た文字を発見した。文字を持たないカナーン人はエジプトの文字から自分たちの発音する言葉とあう文字を取り込み、このことで現代のアルファベットが誕生したと言われる。雄牛「アレフ」のAという音、家「ベート」にBの音をあてた。これがアルファベットの起源となったと言う。
フェニキア文字、ヘブライ文字、アラビア文字など、多くの文字が右から左へと書かれていたのが、初期ギリシア文字からギリシア文字は逆転している。初期ギリシア文字も右から左へと書かれていたが1行目が左端までいくと、2行目は右に戻らないで左から右へと書かれた。5世紀頃から現在のように書かれるようになった。
参考文献
図説 古代エジプト誌
ヒエログリフを開く
著者 松本 弥
発行所 株式会社 弥呂久
イギリスの考古学者であるフリンダース・ペトリー(1853~1942)はシナイ半島の鉱山跡地で神殿の壁面や女神像に書かれていた27個のヒエログリフに似た文字を発見した。文字を持たないカナーン人はエジプトの文字から自分たちの発音する言葉とあう文字を取り込み、このことで現代のアルファベットが誕生したと言われる。雄牛「アレフ」のAという音、家「ベート」にBの音をあてた。これがアルファベットの起源となったと言う。
フェニキア文字、ヘブライ文字、アラビア文字など、多くの文字が右から左へと書かれていたのが、初期ギリシア文字からギリシア文字は逆転している。初期ギリシア文字も右から左へと書かれていたが1行目が左端までいくと、2行目は右に戻らないで左から右へと書かれた。5世紀頃から現在のように書かれるようになった。
参考文献
図説 古代エジプト誌
ヒエログリフを開く
著者 松本 弥
発行所 株式会社 弥呂久
ギリシア文字まで来るとほぼ今のアルファベットに近い感じが
右側に行くほど簡略化されてわかりやすくなるのは当然として、それでも個人的により魅力があるのは古代エジプトや原シナイ文字という不思議
流形文字は良い感じに己のツボをついてきます
コメントありがとうございます。
ヒエログリフから現代のアルファベットが出来たのですが、おっしゃるとおり文字の魅力は無くなってきていますね。ヒエログリフでは書くのに大変、漢字も1字を書くのに大変です。流形文字は文字に魅力を持たせて分かり易く、そして簡略化していきたいとおもいます。今後ともブロブ見てください。