葉山町中学完全給食 ５年４月開始 令和９年まで ５年契約
近隣の中学給食事情
葉山中学校の完全給食は令和５年４月から実施と決定した。
いろいろと紆余屈折はあったが ようやく温かい昼食が食べられるようになるのだ。完全給食とは、米飯やパンなどの主食とおかず、牛乳を揃えて提供することです。
葉山町の提供方法は親子方式といって上山口小学校の給食室を改修して、葉山中 南郷中の２校分を調理して 食缶か何かに詰めてそこから配送車で２校へ特別な配送車＜注文してから6か月かかる＞で配送する。２校は荷受け室を作る。完全給食と言えるのは調理してから２時間以内に口に入ることが条件となっている。
メニューは教育委員会が作る。県から一人管理栄養士が派遣される。
この一連の業務は外注される。そのために４月になってから公募プリポーザルで業者を募集する＜予算５５００万円＞が、すでに前段階でおこなったサウンディング調査で応募した業者の中から親子方式をプレゼンした給食業者が２社いたので、この２社が応募するものとみられる。その1社と契約を結ぶ。
この外注とは令和４年度から令和９年度までの６年間の「中学校給食調理・配送等業務委託契約」を結ぶ。
総額３億３千万円 年5,500万円である。
初年度の令和4年度は準備期間として経費がかかり、給食供与開始の令和5年4月から実質5年間が供与期間となる。
業務委託契約には議会の承認は要らない。
この5年間終了後の令和10年度からについては、給食センターが準備できればそちらに移行する。出来なければ委託契約の延長となる。
他市町村の動向
・逗子市 ４年９月から食缶方式による中学校完全給食を始める。
現在は「ボックスランチ方式」の完全給食。主食（主にごはん）、副食（おかず）、汁もの、牛乳の組み合わせで、横須賀市内の事業者が作った「お弁当」を毎日各校に運ぶ「デリバリー式」。1日分から事前に予約するシステム。1食324円で利用している生徒は7割近い。
「食缶方式」とは、食缶でクラス分をまとめて教室に運び学校内で配膳準備する。
平成１９年から加藤秀子議員が訴え続けた「あたたかい中学校給食」がついに逗子で実現。平井市長は食缶方式では運搬時にエレベーター設置が必要とし、停滞していたが、桐ヶ谷市長と共に愛川町等へ視察を行った結果、「長年の議論に終止符を打つ」とし、令和4年度9月より「食缶方式」での中学校給食が始まります。
横須賀市 センター方式で昨年開始 １万食
令和3年9月29日から、完全給食を開始した。旧平作小学校に建設した横須賀市学校給食センターで調理した給食を、5,000食づつ2コースに分け市内２３の中学校へ配送しています。2重食缶を利用して暖かいものは暖かく 冷たいものは冷たく届ける。
・施設概要
・所在地 横須賀市平作５‐28―10 〈旧平作小学校跡地＞
・調理能力 1日10,000食 2献立 アレルギー対応食150食
・構造 鉄骨造り 平屋 ・建築面積4,215平米・延べ床面積3,988平米
落札金額118億6,900万円〈施設整備37億7千万円 維持管理運営管理80億9,800万円
契約期間令和18年〈2036年〉7月まで。
・開業：令和3年（2021年）9月29日
・事業手法：DBO方式。民間事業者が設計（Design）・建設（Build）・運営（Operate）を一括して行う方式。受託業者・代表企業ジーエフエス＜設計監理梓設計・建設三井住友建設・調理設備日本調理・維持管理舎人者計画研究所＞
三浦市 一番歴史が古い
南下浦小・中の共同調理場（給食センター）が完成したのが、1964年。現在は、2カ所の「共同調理場」で小中学校計11校、約2400食の給食を作る。共同調理場から各校へ食缶で運ばれ、教室で配膳します。給食費は4700円。献立は小中同じで、地場野菜や地元の水産加工品も積極的に使われています。
横浜市 ハマ弁を進化させて注文率4割へ
学校数が145校と全国でも最大規模の横浜市。事業者によるデリバリー弁当「ハマ弁」を今年からこれを「給食」に位置づけ市が献立作成や衛生管理に携わっています。1食330円で注文率は約３８％。「全員が同じ昼食を食べる」スタイルではなく、家庭からの弁当持参や学校でのパン注文なども併用されています。＜神奈川新聞2月18日＞
山中市長に変わり全員給食の学校給食を展開するため検討委員会を立ち上げる段階に来ています。
新入生への「デリバリー型給食」利用推奨 横浜市立中全１４５校に拡大 (カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース
横浜市が家庭弁当との選択制で提供しているデリバリー型給食 - Yahoo!ニュース(カナロコ by 神奈川新聞)
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