劇場版マクロスF 恋離飛翼

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いつ始まるのかなぁ・・・と思っていた、劇場版マクロスFの後編が、昨日公開されました。
そこで友人共々、速攻映画館にいったら、超混んでいてビックリです。
こんなに人気あったんですね。
県内で、一カ所しか上映している場所なかったけどさ・・・(~-~)

そこまで期待していなかったのですが、見てみたら想像以上に良い出来で、良い意味で裏切られました。
「前編は微妙じゃない？」って思った人も、今回の後編は見る価値が大ですね。


以下本文、人によっては「ネタバレ」と思うかも知れない要素について、少なからず触れている恐れがあるので、参照注意です(^o^)/



半券チケット2枚ごとに貰えるブックマーカー。
6種類くらいあって「どれにしますか？」とかいきなり聞かれたので、とりあえずシェリル(ウェディング)にしておいた(^o^)/
他に黒バニー、白バニーのシェリルと、ランカの似た感じのがいくつかあったと思います。


今回も基本方針は「テレビ版で叩かれまくった要素の徹底排除」です。
完成度を上げる基本として、欠点を克服するのは重要なことなので、好感が持てます。

更には、前作で目指していた「各キャラクターの確立」や「主人公達の意義」について、説明を十分に用意しました。
親切すぎるくらいですが、アニメとしてはこれくらいくどい方が良いでしょう。

特に、長い間問題であった「ランカの嫌悪感」は、完全に克服されたレベルになっており、素直に関心してしまいました。
中島愛が相当技量を上げている事も、大きく貢献していますね。
(アルトレーネとかを一度挟んでいるから、ピュアで明るい印象が強くなったかな)

その分、シェリルファンとしては不満もあると思いますが、後半があるので大丈夫かな？(^-^)


内容的には「アニメ版って要らなかったね」と言うくらい、全く違う物になっており、最近の「劇場版アニメのお約束」に則っています。
前半は、かなり駄目駄目だったアニメ版の脚本をなぞっていたので、ちょっとアレだったのですが、今回は心配ありません(^o^)

伏線や、情報など、視聴者に対して「丁寧に情報を小出しする」教科書通りの作りをされており「素直に素晴らしい」と言える出来になっています。
・・・その分、色々な作品を見慣れている人には「ちょっとしつこい」と思ってしまうかも知れません。

逆翼(前進翼)の新型機登場や、マクロスファン、ロボット物ファン等を満足させる「お約束ネタ」は非常に満載で、鳥肌物の連続。
アーマード・コア・ファンや、エウレカ・セブン・ファンも納得のはずです。
(マクロスクォーターが超頑張るところは、ある意味アクエリオンも兼ねてる？)

またマクロスPLUSファンは、きっと歓喜します(~o~)/


個人的には、今回のアルト姫がヤバイ。
元から劇場版は「凄い可愛い」訳ですが、今回直球がきすぎで、女装美少年ネタとか、腐女子歓喜な気がします(~o~)
ちゃんと、前半でのネタを使っているとか、よく仕込んでいるなぁ・・・と納得も出来ますしね。


全体的に良いと思うのですが、エンディングについてはちょっと疑問。
マクロスのお約束ではあるのですが、ガンダムOOの存在を考えるとちょっと・・・と言う感じ。
テレビ版と差を付けて、トライアングラーの結末として考えても、良い物とは思うのですが、物足りない感じですね。


とりあえず総評として・・・「今回も菅野よう子無双でした」という、前回と同じ結果に(~o~)/
ファミリーマートは姿を消してしまいましたが、菅野よう子成分は100%なので「結局はそれかよ」って落ちになってしまいますね(笑)

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