新・HAMA一等兵のペケ戦記

昨夜はソ連兵と戦い、今夜はエイリアンと戦う、ニッポン男児HAMA一等兵のゲーム戦記(プレイ日誌)!

ミニミニ大作戦 (DVD)

2015-01-14 01:43:01 | Audio Visual
こちらは本家本元の「ミニミニ大作戦(1969年)」(原題:The Italian Job)。

主演は最近ではバットマンの執事におさまっているマイケル・ケイン。60年代を代表する英国映画の一本で、大活躍のミニ以外にもミウラやフィアット500(アニメ「ルパン三世」の愛車)、等、旧車ファンにはたまらないカー映画でもあります。

この映画は、ミニという小型車が中型車や高性能なスポーツ・カーを出し抜いて大活躍するといった、その後の映画やアニメのカー・チェイス・シーンに大きな影響を与えました。

本国では40周年盤ということでBlu-ray版が発売されていますが、日本ではまだBlu-ray国内版はリリースされていません。

ミニのチェイスシーンをYouTubeの720P動画からまとめてみました。

① 商店アーケード・チェイスシーン
② 大ジャンプシーン
③ バスに乗りこむシーン

「The Countdown Car Chases」から 

下水管のチェイスシーンは見当たらなかったですね・・・。

ついでにコチラも載せておきましょう。

Players (DVD)

2015-01-13 02:16:10 | Audio Visual


今晩はClassic Miniが大活躍する2012年のインド映画「Players」DVDを鑑賞。音声はヒンドゥー語(一部英語)ですが、全編英語字幕を表示できますので、なんとか理解できました。

インド版「ミニミニ大作戦」ですが、こちらのミニが活躍するのはニュージーランドの首都ウェリントンです(69年版はイタリア・トリノ、2003年版は米国LAが舞台)。ストーリーも69年版(以下、「本家」)と2003年版の両方をリメイクした内容ですね。前2作と同じく、金塊強奪を巡るプロ窃盗団の物語ですが、猛スピードで走る重武装の列車から金塊を強奪する手品のような手口や、仲間の裏切りにつぐ裏切りによるどんでん返しもあり、本家とは異なる作風でなかなか楽しい映画でした。3時間近い映画ですが、随所にインド映画特有の歌と踊りも挿入され、観てて飽きません。いまどきの映画では珍しい「Intermission(休憩)」がありました。本家は「まったり感」がなかなかい良いテイストなのですが、こちらはまるっきりその逆です。



歌の場面では携帯着メロのダウンロード・コードが表示されたりします。



「この計画で最も重要なことは車の手配だ」

「小さくてストリートで一番早い車は?」

ということで、チョイスされたのが、ミニです。

















ラスト、金塊奪還を狙うロシアン・マフィアに待ち伏せされます。運搬している金塊が見つかれば即アウトです。さて、大量の金塊をあの小さいミニにどう隠したか?

動画だとココあたりがミニ活躍中。フルムービーの動画(720p)だと、ココの2:05:53あたりからご覧になってください。

この映画についてはこちらのブログが詳しいですね。

ポポッポーのお気楽インド映画

Princess Mononoke (Blu-ray)

2015-01-11 00:24:09 | Audio Visual
あけましておめでとうございます(遅まきながら・・・)。クリスマス頃から母の病状が悪化し、年末年始となかなか気を休めることができませんでしたが、今週になってようやく落ち着いてきました。

そこへ、予約注文していた「もののけ姫」Blu-ray北米盤がようやく到着。国内盤は2013年12月に発売されましたが、価格の高さ(アマゾン実売価 5336円)から購入を躊躇し、北米盤がでるのをじっと待っておりました。北米盤は$24.91ですから、出荷費用や円安を考慮しても断然お得です。



しかし、発売日翌日の11/19に商品は出荷されたものの、待てど暮らせど一向に届く気配がない。結局、到着したのは1/9で、50日間もどこかを彷徨っていたようです。あまりにも遅いので問い合わせたところ、出荷費用の一部返金と次回注文時の$5値引きクーポンを頂戴しました。たまにこういうことがありますが(特に12月)、Amazon.comのカスタマーサポートは毎度毎度、感心する顧客サポートをしてくれるのであまり心配しておりません(実はまだ遅配の未着注文分があります)。

さて、「もののけ姫」ですが以前にも記事を書いていました。何度観ても良い映画ですね。台詞の一言一言が胸に響きます。











尚、音声はAmazon.comの商品説明では、「Language: English (DTS-HD High Res Audio), Japanese (Dolby Digital 5.1)」となっておりましたが、日本語オリジナル音声はDTS-HD MA 5.1chでしたので、これは嬉しい誤謬でした。特典映像は少なめです。


A列車で行こう 9 Version 3.0 (PC)

2014-12-26 13:52:59 | PC
今年のクリスマスプレゼントは、上の二人には図書カードやニンテンドー・プリペイドカードだったが、次男坊(小5)には「A列車で行こう 9 Version 3.0」であった。ちなみにウチでは、例年11月頃になると子供たちにサンタにリクエストするものを私がヒアリングして、サンタにメールをすることになっている。

「A列車で行こう 9」は都市開発シュミレーション・ゲームの老舗タイトルの最新版。このVersion 3はバージョンアップソフト。私自身は今までなかなか相いれないゲーム・ジャンルだが、「A列車で行こう」のDS版や3DS版もクリアしてきた次男坊にとっては、PC版もそんなに難しく感じないのかもしれない。



私はこちらのほうが良かったりします



次男坊のほうは次はコチラに興味あるようです。つくる楽しみもあれば、壊す楽しみもあるということですかね。

辰巳ヨシヒロ傑作選

2014-12-11 23:07:06 | 本と雑誌
劇画と言えば「ゴルゴ13」のさいとうたかおを思い浮かべるが、この「劇画」という言葉を初めて用いたのは、辰巳ヨシヒロなのだが、僕は彼の劇画を読んだ記憶がない。

ちょうど今、シンガポールのエリック・クーが監督の、『劇画漂流』と他の短編作品5話を原作とした長編アニメーション映画『TATSUMI』が公開されており、関連書籍が何冊も刊行されている。この短編集もその一つ。収録作品は以下の通りで、映画の5話とはだぶってない。

1:なまけもの  
2:おれのヒットラー  
3:黒猫のタンゴ  
4:あな  
5:わかれみち  
6:鳥葬  
7:大砲  
8:ふとんの中  
9:花いじめ  
10:みちくさ女  
11:コップの中の太陽





「劇画」の定義は人により様々のようだが、共通して言えるのは「大人向けの漫画」であるということだと思う。辰巳ヨシヒロの絵は、リアルな画調ではなく、昔懐かしいレトロな風情だが、それが逆に新しく感じる。

複雑なつくりよりも単純なもののほうが創作は難しいような気がするが、彼の劇画も単純ながら他にはない創意があり、独特の読後感が後を引く。