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攻撃は最大の防御なり

50代おやじの適当なブログです。

HTC Sensation用のClockworkMod Recoveryを修正した

2011-08-10 12:40:45 | HTC Sensation
いつもClockworkMod Recovery関連の記事を書く時はddms経由でスクショを撮っているんですが
Sensation用のClockworkMod Recoveryは例のqHD解像度に起因した問題で正常に撮れない不具合があります。
今後の記事でどうしても必要になってくるので修正しました。

RevolutionaryでS-OFF時にインストした人はこれですね。



RomManagerからインストした人はこれ。



今の所は、このどちらか2択じゃないでしょうかね。

HTC Sensationを日本語化する

2011-08-10 10:08:57 | HTC Sensation
定期的にHTC Sensationの日本語化に関する検索ワードで飛んでくる人がいるので手順を書いて置きますね。

通常Android端末では設定→言語とキーボード→言語設定から使いたい言語を選択しますが
日本で発売されていないSensationは日本語が選べません。
でも本当は内部的にはきちんと日本語表記も用意されているんだけど、蓋が閉まっていて使えないだけの事なのです。
その蓋をアプリを使って開けてあげます。

Androidマーケットから「MoreLocal 2」というアプリをインストします。
単純にこのアプリで日本語を選んでやればOK。



設定画面の言語選択も日本語になりましたね。



ちなみにこの画像ではiWnnがインストされていますが、ディフォルトで日本語IMEは入っていません。
Open Wnn辺りでも使ってください。

HTC SensationのS-OFF手順

2011-08-09 19:20:41 | HTC Sensation
S-OFFを行なう利点と必要性はそのうち書きますが、これを行なわないと何も出来ません。
という事でそんな難しい作業じゃないですけど、一応HTC SensationをS-OFFする手順を書いておきます。
本当ならここでお決まりの文鎮になる可能性もあるので自己責任で云々と書く所ですが
実はこれの説明のため俺のsensationを一旦S-ONの状態に戻しています。
S-OFFにするのもS-ONに戻すのも内部的に行われるのは同じ様なことで
HTCのRUUやOTAで普通に行われている処理内容です。(今回はOTA使ってS-ONに戻しました。)
それをリスクと捉えるかどうかはその人次第と言うことで。

さて、それでは先ずRevolutionaryのサイトから物をダウンロードしましょう。
俺の常用はLinuxですが、windows版の方が需要が高いと思われるのでそちらを説明します。

レジストキーを発行してもらうのにHBOOTのバージョンとシリアルナンバーが必要になります。

・HBOOTバージョンを調べる

bootloaderを起動します。
HTCデバイスお決まりの電源OFFでボリューム下キーを押しながら電源ONですが
高速ブートが有効になっているSensationだと普通の電源OFFからじゃ起動できません。
再起動を選んで立ち上がって来る所を見計らってボリューム下を押すのが一番簡単だと思います。



当然ですがS-ONですね。この例だとバージョンは1.17.0011です。
ちなみに俺みたいに再S-OFFする場合ですがHBOOTのバージョンが変わっても
Revolutionaryのサイトから発行されるキーは変わりません。
HBOOTバージョンはRevolutionaryチームが統計やサポートのために収集しているだけだと思います。

・シリアルナンバーを調べる

設定→この携帯電話について→電話ID→デバイスのシリアル番号



これです。

・レジストキーを取る

RevolutionaryのサイトにHBOOTバージョンとシリアルナンバーを入力します。
ちなみにこのキーはいつやり直しても同じものが表示されるので、控えておく必要は無いと思います。





・USBデバッグをONにする。

設定→アプリケーション→開発→USBデバッグ



・ドライバーを当てる

ここからドライバーをダウンロードしてインストしておきます。
Windows 7の場合はadbドライバーがsensationから自動でインストされる様ですが
fastbootのドライバーは自動で入らないのでここで当てておきましょう。

・S-OFF作業に入る

さて、いよいよS-OFFです。
PCとSensationをUSBケーブルで繋ぎRevolutionaryを起動しましょう。
ここでこのようにSensationのシリアルナンバーが表示されていればOKです。



こんな風にデバイスを探している状態から進まない様だったら、Sensationを繋ぎ直すとかRevolutionaryを再起動したりしてみましょう。



レジストキーを入力して先に進みます。



もし、上記のドライバーを当てていない場合はこの画面でだんまりになります。
その場合はドライバーを入れ直してRevolutionaryを再起動。

数回再起動後この画面になります。



ここでYを選ぶとClockworkMod Recoveryがインストされます。
別に後からでも出来ますがインストしておいた方が無難でしょう。
ここで入るClockworkMod RecoveryはRevolutionaryチームお手製みたいです。

この後いつのまにかdos窓が閉じていて、bootloaderのまま放置されて終わりましたよ的なお知らせは何もありません。



ちゃんとS-OFFになりましたね。
bootloaderでの操作は音量キーがメニュー上下、電源ボタンが決定です。
Rebootを選べば作業終了です。お疲れ様でした。

次はroot取りの作業について書く予定です。

S-OFFされたSensationにオフィシャルOTAを当てたいんだよー

2011-08-05 10:51:18 | HTC Sensation
俺のSensationはRevolutionaryが発表された後に買った物ですが、
家に届いて一時間も経たない内にS-OFFされてrootedになっていました。

で、翌日位に「アップデートが可能になりました」の通知が・・・
この通知ってpush配信なんですかねぇ?
Androidのバージョンが上がるアップデートじゃないので入れなくて良いと言えばそれまでですが、当てたくなるのが人の世。
でもS-OFFされていると普通の方法じゃ入れられないんですよねー。面倒くさいw

OTAパッケージにはsystem配下をフルワイプして入れる物と、差分パッチを当てる物があります。
今回、俺がいれたのは差分パッチの方ね。
update-scriptを読むと大体こんなシーケンスになっていました。

・入っているROMはアップデート対象のバージョンだよね?
・ブートローダーは変更していないよな?でもsuper CIDの機体だったら許す
・デバイス名はpyramidだよね?
・パッチ対象のファイルは変更していないよね?
・じゃあパッチあてる
・パーミッションも直しちゃおうね
・bootloader,boot,recovery,radio辺りも上書いちゃうよー

チェックの所で引っ掛かるとassertします。
scriptを変更しちゃえば通るけど、出来ればそのまま通したいよね。
俺の場合はbootloaderを変更しているのと、kernel変更に合わせてwifiモジュールを変更している点が引っ掛かりますね。

取り敢えずsuper CIDが設定してファイルを元に戻せば良いことが分かりました。
CIDというのはcountry IDの事で、通常はデバイスのリージョンに合わせた物が設定されています。
これのせいで例えばUK版にはAsia版のROMが入れられないようになっているんですね。
super CIDってのはテスト用にこのリージョン制限が掛からないようにするCIDの事です。

clockworkmod recoveryに入ってadbからCIDを確認してみます。

adb shell mount /system
adb shell /system/bin/getprop ro.cid

結果は空でした。ここでcidを上書いて騙します。

adb shell /system/bin setprop ro.cid 11111111

これでOTAをインストしてやればOK。
もし入れ換えたファイルが引っ掛かる様なら、途中でエラーと共にファイル名が表示されるので入れ換えて再実行しましょう。
これで見事インストが出来ましたが一つ落とし穴があります。
最後の方でrecoveryやらを書き換えるwrite_firmware_imageはclockworkmod recoveryではダミーになっていて実際実行されません。
入れたい人は自分で入れないと駄目です。俺の場合はradioだけ書き換えることにしました。
fastbootから入れるのでadbのカレントにOTAの中のfirmware.zipからradio.imgを抽出しておきます。

adb reboot bootloader
fastboot flash radio radio.img

あっ?fastbootって標準じゃ入っていないんだっけ?ググればすぐ見つかると思います。
このfastbootからのリカバリは覚えておいて損はないです。
例えばOSが起動しなくなってRecoveryにも入れない。bootloaderしか起動出来なくなった時は

fastboot flash radio radio.img
fastboot flash system system.img
fastboot flash boot boot.img
fastboot flash recovery recovery.img

これで復旧出来るでしょう。
各imgの元ネタはclockworkmod recoveryでバックアップしておいたものでも良いですし
最悪はOTAやRUUのrom.zipから抽出したものでも大丈夫です。
実際fastbootからのリカバリの方が使いやすいんだよねw
母艦は容量気にせずにバックアップ保存できるしね。

では、良いAndroidライフを。

Sensationでスクリーンショットが撮りたいのですー

2011-08-04 20:05:23 | HTC Sensation
今までSeneationのスクショを乗せなかったのには理由があります。それは撮れないからw
SeneationはqHDスクリーンじゃないですか。巷のスクショアプリはqHDに対応していないんですね。
という事でこんな風になっちゃって、きちんと取れないんですよ。



金払って買うアプリは取れる物もあるようですが、買ったけど駄目だったら嫌だし
当然、PCにつないでDDMS使えば撮れますけど思い立った時に撮れないと余り意味が無い。
どうしたものかなと悩んでいたんですが、さすがHTCさん。
スクショアプリはOSに乗っけてあったのでした。

でも、そのままじゃ使えないように蓋がしてあるんです。
折角ですから使えるようにしちゃいましょう。

/system/build.propにこんな所があります。

# Properties for supporting framework features
# remove screencapture according to PM's request
#ro.htc.framework.screencapture = true

これのコメントを外して一行書き加えます。

# Properties for supporting framework features
# remove screencapture according to PM's request
ro.htc.framework.screencapture = true
debug.sf.hw = 1

これで再起動すればOK!

スクショの撮り方は

「電源ボタンを押してホームボタンを押す」

です。

画面に「カメラ撮影に保存されました」って出れば成功。
タイミングは、電源ボタンの電源メニューが表示される前にホームボタンを押す。
慣れれば楽勝ですね。

画像は/sdcard/DCIMにjpgで保存されます。
折角なのでソフトウェア情報でも・・・



いつもの如く、こいつには自分でビルドしたカーネルが乗っています。
ROMはリークされていた2.3.4ベースに変えようかと思っていますが、あれには2.6.35.13のカーネルが乗っていたよね。
先日のkernelソース公開によってCONFIG_MACH_PYRAMIDの内容が分かったので、2.6.36辺りを入れてみようかと思います。


Sensationと共に

2011-08-04 09:09:25 | HTC Sensation
と言うことでSensationのお話ですが、国内販売されていなくてユーザも少ないし欲しいけどちょっとなぁと思っている人も多いと思います。
ブログネタも無くなって来ていた所ですし、多少は役に立つ内容を書くかも知れないし書かないかも知れない。
いつもは通勤途中に記事を書いていますが、スクショとかも取らなきゃいけないので暇な時限定ですね。

でも、もう少ししたらSensation,Desireの他に7インチタブレットを持ち歩く事になるので、よりユーザが少ないそっちが優先かな?

HTC Sensationが届いた

2011-08-03 09:57:52 | HTC Sensation
HTC Sensationが届きました。うちのはUK版z710aです。
Desireと比べるとかなりデカイですね。
後は電源ボタンが右側に移ったのが慣れない。無意識に左側を押してしまいます。

昨日まで使っていたCyanogenMod 7.1.0のDesireがかなり速かったので劇的に速いとは思いませんでした。
但し、オフィシャルROMがあれと遜色ない速さで且つ安定して使えるのは大きなメリットです。

俺はケースに入れたり画面保護シートを貼るのが嫌いなので、裸で使っていきます。
絶対に人に売ったりしないし、落として壊したら新しいの買えば良いことですから。
Sensationに変えてもDesireは音楽プレイヤーとして使っていきます。
端から見たら「あいつHTCがどんだけ好きなんだよ」と思われそうですが、本人的にはそれを狙っています。

昨日やった事は以下の通り

・日本語化
・opensoftbankのAPN設定
・S-OFF、ClockworkMod Recoveryの導入込み
・Superuserの導入
・fontの入れ換え
・ビルドしておいたkernel込みのunsecureなboot.imgの導入
・AceのROMからiWnnの移植
・Desireからアプリの移行

取り敢えず時間掛からない事だけね。

あと、移行をやっていて思ったんですけどSensationに付いているkingstoneのSDカードはclass4ですけどかなり遅いです。
出来れば速いやつに変えた方が良いですね。
あのclass表記ってやつが曲者で余りあてになりません。ちなみに俺の使っているのは東芝の国産ロット品です。

HTC Sensationを買った

2011-08-01 07:58:36 | HTC Sensation
前々から気になっていたHTC Sensationを買いました。
日本では発売されていない機種なのでノーブランド、SIMMフリーです。

この機種はMSM8260を採用したデュアルプロセッサー機ですがめちゃめちゃ速い訳じゃありません。
しかし、Desireがいまだ現役な事を考えれば判る通りHTCのデバイスには性能だけでは言い表せない何かがあります。
俺はスマフォを買うんだったらHTCと決めていますので、当然の選択なのです。

あとは、この週末にAlphaRevによりS-OFFが可能となり、HTCからkernelソースも公開されました。
今後、旬なデバイスとして値上がりが予想されますので、買うなら今しかないと思った次第です。
本当はもう一つ理由があるんだけど、それは追々分かることで。

昨日は取り敢えずNFS対応のkernelをビルドして、unsecureなboot.imgの作成までやってみました。
実機が来るまでにオフィシャルベースのカスタムROMを一発作っておくつもり。
CM7についても「こんなもんで行けるんじゃないかな?」と言うところまで当たりをつけてあります。