今日はAndroid SDKに含まれているadb以外のツールについて紹介します。
まずはAndroidエミュレーターから。
こいつはアプリ開発者が動作テストをするために用意されたツールですが
自分が使った事が無いバージョンのAndroid OSもお手軽に味わうことが出来ます。
android-sdk-windowsディレクトリのSDK Manager.exeを起動し
左ペインのVirtual devicesを選択します。
Newボタンを押すと端末のプロパティを入力する画面が開きますので
NameにVirtual devicesの名前を入力し
Targetで動作させるAndroidのバージョンを選択します。
その他、Virtual SDCardや画面サイズ等をお好みで入力したら
Create AVDボタンを押します。
出来たものが一覧に表示されますので、選択してStartボタンを押せば起動。
ネットワーク設定をちゃんとしてやれば内部のブラウザーから接続も出来ます。
使ってみると分かりますが、かなり遅いと思います。
PCのCPUはX86ですが、AndroidにはARM系のCPUが乗っています。
このエミュレータではARM向けにコンパイルされたROMを動かしているので
動作が遅いのは仕方ない事なのです。
こいつで動いているROMを上手に弄ってやるとAndroid実機で動かす事も可能です。
Honycombのソースが公開されていなかった時点でいくつかのカスタムROMが出回っていたのは
これを使っていたからです。