日本の「衰退」は仮の姿、「日本はさまざまな分野で実力を隠している」―中国メディア

発展する中国、低迷する日本・・・・・そう思われていた時代が確かにあった。
今、本当にそう思っている人は多いのか？
様々な指標が中国の伸び率鈍化、バブル崩壊間近かを指摘している。
以下の分析は妥当なのだろうが、”日本が故意に与えているイメージ”とまでは言い過ぎでないだろうか。

2014年6月5日、中国メディア・BWCHINESE中文網は「日本は一体どれだけの実力を隠しているのか」と題し、日本の軍事力や経済などについて伝えた。以下はその概要。

中国の経済発展により、日本でも中国の台頭・日本の低迷などを伝えるメディアは多いが、軍事分野において日本の防衛能力は世界トップクラスだ。自衛隊員数など、データ上では日本の軍事力は凡庸のように見えるが、日本の装備の質は世界先進レベルで、士官の教育レベルも高い。さらに、日本は自国で衛星を打ち上げられる数少ない国であり、各地に点在する原発を見る限り、「日本はすでに核兵器製造の能力を持っているのでは？」との疑念を抱かずにはいられない。

一方、日本の経済は「衰退」している印象があるが、これは日本が故意に与えているイメージだ。中国の経済学者・白益民（バイ・イーミン）氏は「日中で経済戦争が勃発したら、中国の損失は日本より大きいだろう。中国の経済は多くの方面で日本に依存している」と日本の経済は想像以上の実力を隠し持っていると指摘した。

科学技術に目を向けてみると、交通やナノテクノロジー、家電、通信、宇宙など、日本は多くの分野で世界最先端の技術を保有している。

白氏は「われわれが知る日本は間違って伝えられた姿で、多くの中国人は日本の本当の実力を理解していない」と語っている。（翻訳・編集/内山）