昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

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日本人に尾行された?中国人観光客が思わず黙り込んだ感動のエピソードとは?

2014-09-05 03:18:35 | 日本の素晴らしさ
これもソースはレコードチャイナです。

11日の中国メディア・海外網によると、今年の中国人の海外旅行者数は前年比18.2%増の1億1600万人に達すると見込まれているが、海外旅行者の満足度は、4四半期連続で低下しているという。中でも下落傾向が顕著なのはフィリピンとベトナム。いずれも南シナ海の島しょを巡って中国と領有権問題を抱える国で、地元住民の対中感情の変化が旅行者の満足度に影響したとみられる。となると、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題がある日本に旅行した中国人の満足度はどうなのかが気になるところだが、記事は日本については全く触れていない。

一方、中国のあるネットユーザーがこのほど、2013年に日本を訪れた際に中国人ガイドから聞いた2つの忘れられないエピソードを記した文章をネット上に発表した。その内容は以下の通りだ。

富士山に行く道中で、ガイドさんは私たちに実際に体験した2つの出来事について話してくれた。

ガイドさんが東京にやって来たばかりのころのこと。地下鉄で迷ってしまったので子連れのお母さんに道を尋ねた。行き方を指示してくれるだけで十分礼儀正しいと思っていたのだが、このお母さんが取った行動に呆然とした。お母さんは子どもに「あなたはここで待っててね。動いちゃだめよ」と言い聞かせると、ガイドさんを連れて道案内してくれたのだ。

ガイドさんが言うには、その子どもはまだ5歳ぐらいだったという。自分を助けてもらうために、5歳の子どもをその場で待たせるなんて申し訳ないと思ったが、お母さんは3分間一緒に歩いて目的地まで連れて行ってくれた。ガイドさんは「もう分かったので安心してください」と言って深々とお礼を言うと、ようやく安心してその場を離れたとのことだ。

もう1つの話は、ガイドさんが以前に引率したお客さんにまつわるエピソードだ。このお客さんが夜に外出したがったので、ガイドさんが地図を書いてあげたのだが、残念ながら道に迷ってしまった。そこで彼は路上に停まっていた車の中の日本人に道を尋ねた。

道を教えてもらって再度出発したのだが、背後からさっきの車がゆっくりと後を追ってきたことに気付く。十字路に差し掛かると、車の中の日本人が手を振って「右、右」と教えてくれた。この日本人は再び道に迷わないように、間違ったときには教えようとずっと「尾行」してきたということを悟り、感動のあまり涙が出てきたという。ホテルに戻ってガイドさんにその話をしたさい、彼は「一生忘れられない」と語ったそうだ。

ガイドさんの話を聞いて、私たちはしばし黙り込んでしまった。そう、今は日中関係が芳しくなく、今回の日本行きも現地人から差別や不公平な待遇を受けたらと不安を抱えながらやってきたのだ。しかしこの数日間の経験から言わせてもらえば、ごく少数の右翼主義者がいる以外、大多数の日本人はみんな友好的なのだ。

買い物にしろ観光にしろ、われわれが中国人であることを知ると、非常に親切に接してくれる。今朝ホテルを後にするときも、フロントのマネジャー2人が笑顔で「中国の皆さん、またのお越しをお待ちしています」というボードを掲げてくれていた。

(編集翻訳 城山俊樹)
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