昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

昭和21年生まれの頑固者が世相・趣味・想いを語る。日本の素晴らしさをもっと知り、この国に誇りを持って欲しい。

慰安婦問題合意を読み解く

2016-01-04 00:43:28 | 特亜三国
年末に日韓外相会談で慰安婦問題合意が発表された。
私はライブでNHKの記者発表を観ていたのだが、最初の受け止め方は”やっちゃた~、又韓国にしてやられた”との想いであった。
そう感じたのには、二つあった。
一つは「軍の関与」を名言したこと、もう一つは「10億円」で、事前には1億を想定していて、韓国の要求は20億以上と伝えられていたからだ。

しかし、その後に「軍の関与」は強制を認めた事ではない、既に河野談話で軍の関与を認めており、これの踏襲である事から理解した。
*戦時下の慰安婦施設に軍が関わる事は、各国の常識であったらしい。そこに、強制的に連行されたと言う与太話がまかり通った。朝日新聞の罪は大きい。

もう一方の10億円は、何とも判断はつきにくい。原資は我々の税金だ、少ないほうが良いのに決まっている。

この発表の中で「最終的かつ不可逆的な解決」を確認したと、聞き慣れない、舌を噛みそうな表現が日韓双方からあった。
どうも、今回の最も重要なキーワードである事がハッキリしてきた。

この会談の前、ムービングゴールポストとよく言われた。韓国は解決した、或いはしそうな時に解決内容をずらす、だから何時までも解決しないと言う事を指す。
そこに「不可逆的」と言う、あまり耳慣れない字句が飛び出したのだ。
少し言葉遊びをすると、この様なことだ。
可逆的という反意語が当然ある。逆が可能なことで、例えば水は凍らせると氷になる。この氷は温めると水に戻る。
不可逆的はどうか?卵を温めると、ゆで卵になる。しかし、ゆで卵を冷やしても生卵には戻らない。

この不可逆的というワードが入った事が、今回のポイントだ。
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