さらば、レッドシャンクス

3月に左前繋の骨折で引退したレッドシャンクス。


懸命の処置でなんとか次の馬生を送ってほしかったのですが・・・


毎週気になって欠かさず更新を見てきました。


良い感じになってきた時期もあったのですが・・・


先週の更新でちょっと雲行きが・・・そして昨日の更新で覚悟はしてましたけど。



３月２２日の故障発症より今日まで、美浦トレセン内の入院馬房にて治療を継続してきたレッドシャンクス号ですが、蹄葉炎の進行もあり両前の痛みが増している状況。なんとか退院できるように、ここまで診療所の獣医師たちも懸命な介護に努めてくれましたが、「これ以上は多大の苦痛を強いることになる」との獣医師の見解を受け、断腸の思いで安楽死処分という決断に至りましたことをご報告申し上げます。出資会員様へは追って書面にてご報告いたします。過去に例を見ない状況ではありましたが、出資会員の皆様にはご理解をいただき、また入院中もたくさんの応援をいただきましたこと心より感謝申し上げます。長い間、レッドシャンクス号へのご声援、ありがとうございました。

藤澤調教師「獣医師さんのお話も聞いて考えましたが、このまままだ何ヶ月も痛みが続く可能性が高く、さらに他の合併症を発症するということも考えると、これ以上苦しませるのはあまりにもかわいそうということで、先ほど安楽死の処置を取らせていただきました。なんとか命だけはと思い、獣医さんにも無理を言って手術をしていただき、快方に向かいそうな時期もあっただけに残念ですが、これ以上シャンクスを痛みと闘わせるのは酷だという判断をさせていただきました。海外から縁あってうちの厩舎に来て、怪我がありながらも長い間本当によく頑張ってくれました。それだけに元気に競走生活を終えさせてあげたかったですし、その先も気持ちよく過ごせる環境をという思いが大きかっただけに、最後にこのようなことになりシャンクスには申し訳ない気持ちで一杯です。ただ、手術からここまでの経過は今後の医療において貴重な資料となるはずですし、今回のシャンクスの過程が今後の馬たちのためになるということだけは信じています。会員の皆様にも長く応援していただき、また今回の手術後も支援していただいたにも関わらず、このような結果となりましたこと深くお詫び申し上げます。今後も馬の無事を第一に考えてやっていく所存ですので、よろしくお願いいたします」



本当にここまでよく頑張ってくれたんですけどね、つらい結果になってしまいました。


やっぱり寂しいですね。今はあまり言葉が出てきません。


関係者のみなさん、懸命に対処してくださってありがとうございました。


この経過過程が今後に生かされることを願ってます。いままでありがとう、レッドシャンクスよ！良いガリレオよ思い出をありがとう！