学名: Pomacea canaliculata
【殻長:40mmの個体】
【卵塊】
今回は淡水産の巻貝の仲間です。八丈島は伊豆七島で唯一、水田のある水が豊富な島です。その水田でよく見かけるのがこの貝で、俗名:ジャンボタニシと呼ばれています。日本には南米から食用として輸入されたようですが、稲などを食い荒らすため1983年に農林水産省が有害動物に指定しています。しかしながら、卵塊は毒々しいピンク色をしており他の動物に捕食されにくく繁殖力が強いため、なかなか駆除できないでいるようです。この卵塊は水中ではなく、水面よりやや高い稲の茎や水辺の石あるいはコンクリートに産み付けられています。ちなみに産卵直後の卵を水中へ落とすと死んでしまうそうです。
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