濡れてシビれて

日々のキーボードと電子楽器と音楽を自己満足で語るブログ

【Vol.211】キーボードアレンジの落とし所 ~コピバン編~

2013-08-14 13:32:35 | 音楽

※本ブログ記事は、2016年末より新ブログに引越し中です。よろしかったらそちらも読んでみてください↓

 「キーボーディスト、脱初心者を目指す <http://kblovers.jp/>
 


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2日ほど実家に行ってきますAndyです。


コピバン・オリジナルバンドに限らず、バンド演奏におけるキーボードアレンジを
どの程度に仕上げるか? というのは個人的に昔からのテーマであります。


「どの程度に仕上げるか?」というのは、
もちろん曲の構成やコード進行等は頭に入っていた上で、

「どの程度のアレンジで落ち着かせるか?」
と言い替えることができます。


コピバン、オリジナルでアレンジのアプローチが若干異なるので、記事を2回に分けて
それぞれ考察してみましょう。あくまで僕流のメソッドです恐縮です。



■コピバンの鍵盤アレンジアプローチ
 コピバンは市販の原曲、いわゆる「お手本」があり、その手本に沿う形で作り込んでいきます。
 なのでお手本と大きく逸脱するというのは、意図して狙っていることがなければないと思います。


 世の中にはバンドスコアといった「正解」も出回っていますので、
 それを一音一音踏襲して、楽譜を完璧に再現するというのも一つの方法です。  


 ただし、市販の楽譜はその通りに弾いたとしてもしっくりこないことがほとんどです。
 以前このブログでも触れましたね。。

【Vol.24】バンドスコアは正しいのか?

 「和音の積みや譜割りが明らかに原曲と違う」なんてよくあることです。


 それはそれであり! と自分で納得できればいいのですが、僕は納得いかないことが多いので、
 細かい点は自分で修正したり、場合によってはコードのみ採用してあとはオリジナルな
 フレーズをふんだんに取り入れたりして運指を作り込んでいきます。

 楽譜から逸脱するかもしれないけど、“オケと調和していて、自分が弾いてて気持ちよい”
 状態になればいいという考えに基づいてます。



でもってここからは若干内容が脱線するかもしれませんが、作り込みの度合いについて。

僕の場合ですが、あまり完璧に作り込み過ぎる(→運指を100%決めてしまう)と面白くないので、
「完全に決まりきって演奏する部分と、ある程度コードやスケール内で自由に演奏する部分とを、
 80:20くらいの対比で盛り込む

ように心掛けてます。


まあ楽曲によっては1ミリのアドリブすら許さないようなものもありますが(笑)。。


ある程度自由にできる部分があると、脳も活性化されるしw、何より飽きにくいです。
とゆうか僕はその曲の習熟度が上がってくると、無意識で毎回違ったアプローチをしようと
してます。本来飽きっぽい性分なのかもしれませんね。この場合失敗を恐れてはいけません。


「それってアドリブ? そんなのまだできないよ~」
というビギナーの方であっても、いくつか“候補”となるフレーズのパターンを
事前に用意しておくといいかもしれません。その時のノリや気分によって、
自由に引き出すといった感じで。


そんな感じで、完全に楽譜通りに行うのがバンドの場合必ずしも「正解」とは
言い切れないので、いろんなアプローチを試みてください。


というわけで明日のブログはお休みですー
また明後日!


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