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毎日書くのが意外と大変なことに気付いたAndyですこんばんは。
さて今回はEnsoniqの1U音源モジュール、SQ-Rのお話です。
これは僕もかつて持っていて、国産シンセにはない超独特な音にヤられました。
当時のEnsoniqの音、今でも好きです。
僕が手に入れた経緯は、楽器屋時代、常連のお客さん(→お知り合い)に
店を通さず直接譲ってもらったという次第。今から13~14年くらい前でしょうか。
楽器屋にて同社のSD、VFX、TSシリーズをいじってきて、
軽い1UのEnsoniq音源でも出てくれば個人的に即買いだよなー、と思っていた矢先でした(笑
このモジュール、SQシリーズの最初のモデルSQ-1からシーケンサ機能を省いて
ラックにしたもの、と大体記憶しています。
この子の音はほんとに面白くて、特によく使ったのがディストーションギターの音色。
PCMシンセなのにギター音色が一番いいというのも変わってるなー。あくまで個人的好みだけど。
同時期のVFXとかにも言えるのだけど、大体のプリセットはEnsoniqならではの
派手なロックな音が多くて、バンド演奏として鳴らしてもしっかり音が主張してきます。
波形というか、エフェクトが派手なのかなぁ? 謎です。
ここら辺は当時の国産シンセにはない音で、飛び道具的に使うと面白かった。
Ensoniqといえば一般に価格も高かったけど、愛用しているプロも多かったですね。
あと、ピアノの音も結構よかったです。
なお、このSQ-Rには3つのモデルがあるそうです(SQ-R、SQ-R PLUS、SQ-R PLUS 32VOICE)。
今となっては僕が持っていたのはどれだったかというのは全く覚えていません。
主に同時発音数の違いだったみたいだけど、DTMで使ったわけでもないので、
何も気になりませんでした。そういえばGM自体付いていませんでしたね。
余談ですが、僕が手に入れたこのSQ-Rの日本語向け取扱い説明書が、おかしな日本語で
書かれていたのが印象的でした。しょぼい翻訳ソフトを通したような、
いかにも原書を直訳したような妙ちくりんな日本語になっていて笑えました。
装丁も同人誌っぽい感じだったし、今思えば、正規のマニュアルじゃなかったのかもですね。
それでは次回も頑張ります~。