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新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 507号-1 核兵器は弾薬 日向家確執

2015年08月08日 | 句集
新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 507号-1 核兵器は弾薬 日向家確執
                     2015/8/8
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■ 目次
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・今朝の新聞から
・作品/批評 1 憲法が守りてくれし我が人生、・・・
・安保法制を詠む作品、続々 朝日俳壇・歌壇の2選者が語る 2015年8月6日

・短歌団体
・第25回 8・15を語る歌人のつどい 8/15
・句歌集評   580ー 583
・愚 感 核兵器は武器ではなく、弾薬である。
・近 況 健康保険証が、毎年なくなります。 短詩形文学8月号・3首
----以下は507号-2----
・ニュース1   ・ニュース2    ・ニュース3 
・ニュース4
 ビットコイン取引所CEO、きょう逮捕 残高水増し容疑 2015年8月1日05時
・日向勝(宏)の投稿 ◆NHK俳句・短歌15年8月号 4/25 5/10締 ◆川柳マガジン15年7月号 5/15締
・日向勝の 公募 入選 ほか 7/31 122ー127(盗作は★犯罪です)
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★日向勝の成りすましにご注意ください。何人かいるかも知れません。佐久市とか明治製菓本社とか、桶川市にはどうか。★私は携帯電話は有りません。 ★平成18年東京都練馬区光が丘から埼玉県桶川市に転居。
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■ 今朝の新聞から 
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皆様こんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
昨日までの8日間は、記録的な夏日だったとのことです。毎年何らかの気象異変が有ります。化石燃料による温暖化なのか、宇宙のシステムによる、寒暖のサイクルなのかはまだ分かっていないのだそうです。兎に角運動をして体を鍛えましょう。
この頃はI字型のカーソルが見えない時があります。濃くして下さい。

★8月8日の朝日新聞朝刊によりますと、JSCは2100億円程度と文化省に連絡した。文化省は対策を講じず、2520億円まで膨らんだ。としてますので、差額420億円とはどういうものなのか。

 マウントゴックス社から無くなったとされる400億円と妙に符合しているのが、私としましては気になるので御座いますが、森喜朗元首相の発言(記事)なども大いに示唆に富んでいるやに思われます。
新国立 重ねた甘い試算

(株)夢グループ
AKB的人生論
『俳句・川柳・短歌の教科書』土屋書店 1554円

田川寿美 ・ 藤山 一郎 ・ 美空ひばり 
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■ 作品/批評 1
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◆ 憲法が守りてくれし我が人生、銃撃たざりき撃たれざりけり
                    春日井市 松下三千男
(評)自衛隊による武力行使の範囲を広げようとする安陪政権、
その可否をめぐる論議が高まって、
第一首~第五首など多くの関連作が寄せられた。
首相および関係者もご一読あれ。

(出典)朝日新聞 2015/6/22 歌壇 高野 公彦↓選
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■ 作品/批評 2
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◆ どくだみの根は地獄まで続くという地獄へ続く庭に老いゆく
                    上越市 小林サチ子
(評)小林さん、どくだみと地獄という構図に、老いの行末を見ている。
安保法案を危惧する歌が多く寄せられ、関心の高さを実感する。

(出典)朝日新聞 2015/6/22 歌壇 永田 和宏↓選
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■ 作品/批評 3
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◆ 排水口に行方不明になる水の気持ちがわかる螺旋階段
                    青梅市 諸井 末男
(評)螺旋階段を下りてゆくときの、めまいにも似た感じが、意表をつく比喩でとらえられた。
今の自分は、排水口に吸い込まれてゆく水のようだと。
さらに「行方不明」の語が、不安感を的確に表している。

(出典)讀賣新聞 2015/6/22 読売歌壇 俵 万智↓選
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■ 作品/批評 4
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◆ 抱きあえば背骨のひとつひとつにもひとつになれぬ哀しみがある
                    箕面市 濱崎 和子
(評)現代人の孤独感を鋭く歌う。
「骨のひとつひとつ」にも「ひとつになれぬ」何かがあるとは痛切な表現だ。

(出典)毎日新聞 2015/6/22 毎日歌壇 伊藤 一彦↓選
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朝日新聞社 ・毎日新聞社讀賣新聞社産経新聞社
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▼他人の作品を盗作し入賞したところで何になるのでしょうか。それで人生が明るく開けることはないでしょう。盗作は犯罪です。悪質な盗作犯が暗躍しているやにも思われます。注意しましょう。

北上夜曲 ・・東京の灯よいつまでも 新川二郎 http://www.youtube.com/watch?v=GjJBunThqfM&feature=related
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■ 安保法制を詠む作品、続々 朝日俳壇・歌壇の2選者が語る 2015年8月6日05時00分
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 毎週80の投稿作が選ばれる本紙の俳壇・歌壇欄で、安保法制がらみの作品が目立っている。自然を詠むことが多い俳句にも、である。
何が起きているのか。俳壇選者の金子兜太さん(95)と歌壇選者の佐佐木幸綱さん(76)に語り合ってもらった。

 ■投句者「この夏が正念場」の思い 金子兜太さん/やむにやまれぬ気持ち、歌が発散 佐佐木幸綱さん
 ――自然詠に対して、社会で起きていることを詠む「社会詠」が、急に増えていませんか?

 金子 この夏が正念場だ、という思いが投句者にあるわけです。私は、新聞俳壇はジャーナリズムだと捉えていますので、意識して選んでいます。
 《憲法が散華してをる揚花火》 馬目空
 《積極的従属主義や夏の陣》 大井みるく

 私以外の選者もこんな句を採っています。
 《七十年戦(いくさ)なき世の夏の空》 笠井彰
 《国会はブルドーザーや真炎天》 畑真理子
 《第三次世界大戦夕焼ける》 小笠原啓太

 いまの時代を非常に危険だと感じておられる。「こらいかん!」という思いを、そのままぶつけている印象です。

 佐佐木 戦後、俳句や短歌を格下の文学と見なす「第二芸術論」が現れました。「戦争中に戦争反対できなかったじゃないか」とも批判された。
歌壇はすぐに応答し、俳壇の金子さんらも「社会性俳句」を提唱された。60年安保闘争に向かって、社会詠が大いに盛り上がった。今回、それ以来の盛り上がりのような気がします。
 《憲法が守りてくれし我が人生、銃撃(う)たざりき撃たれざりけり》 松下三千男
 《「戦争に巻き込まれることあり得ない」こと起きるのが戦争なんだ》 西野防人
 《戦争になぜ反対をしなかったそう賢(さか)しげに我ら言ったはず》 春原正彦

 「私の責任」を感じながら、過去の反省を現在の問題に重ね合わせて、やむにやまれず詠む気持ち。それを歌が発散している。作者の真剣な表情を見ているような気がします。

 金子 俳句は短歌に比べ、社会詠に消極的でした。社会問題なんか題材にならないという既成概念があった。しかし1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故を機に、俳人も「社会の出来事を詠んでいい」と気づいた。ここに来て、憲法問題で堰(せき)を切ったように出てきた。

 ――作る難しさもあるのでは?
 佐佐木 震災の場合は、体験そのものを打ち出せばよかった。しかし今回は、あまり直接的な表現だとスローガンみたいになる。
自分の意見と客観性、言い換えると「私」と「公」が一首の中でせめぎ合っていないと尖(とが)った作品になりにくいのです。そうしたジレンマを抱き込んでいる歌に、良い作品が多いですね。

 金子 俳句も、事実の報告や心情の吐露だけだと合格点は出せません。心情の深さやニュアンスを表せないとね。偶然ではなく、意識してそれを表現できるようになると、情報の伝達量が少ない俳句でも短歌に負けない作品が生まれる。それを待っています。

 たとえば次の句。11年の句ですが、直接的な言葉は使わなくても視野が広がります。
 《七十億の二人と思ふ夜長かな》 千葉新一

 地球に70億人がいる中で夫婦が夜長に話しながら過ごしている。物騒な世の中になってきているから、こんな句は新鮮に響きます。

 佐佐木 平和を詠(うた)っているんだなぁ。いまのように「影」が濃い状況で読むと、よけいに「光」が映えますね。

 ――新聞という場の可能性は?
 金子 これまでの俳壇には、日常を繰り返し詠む人が多く見られた。俳句結社もそう。それでは作者の成長は止まる。しかし新聞俳壇で「憲法」や「戦争」「平和」といったテーマが堂々と掲げられたことで、新しい刺激になった。

 佐佐木 投稿者の中には優れた感覚を持った人がいます。「誰もが知っているはずだけど誰も言わなかったこと」をすくい上げる。
 《兵隊に取られたといひ誰ひとり取つたといはぬ戦後なりにき》 櫻田稔

 発見のある歌ですよね。

 金子 作者の満足だけでなく、いかに読者の心に届けられるか。自省もこめて、表現のさらなる高みを期待したい。
 (構成・磯村健太郎、宇佐美貴子)
     *
 かねこ・とうた 1919年、埼玉県生まれ。「海程」主宰。87年から朝日俳壇選者。
 ささき・ゆきつな 1938年、東京生まれ。「心の花」編集発行人。88年から朝日歌壇選者。
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■ 短歌  団体
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日本歌人クラブ
現代歌人協会
公開講座「著名人の短歌について」 8月は休会です。
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■ 第25回 8・15を語る歌人のつどい
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日時 2015年8月15日(土)午後1時(12時半開場
会場 日比谷文化図書館 コンベンションホール
   (日比谷公園内 通称: 日比谷図書館
    東京都千代田区日比谷公園1-4 03-3502-3341
講演 早乙女勝元(作家・東京大空襲戦災資料センター館長)
 ●ほか  参加費 2000円
 申し込みは不要です。直接現地へ (短詩形文学7月号より)
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■ 句歌集評 580ー 583
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583 句集 田島和生句・星野麥丘人・小野恵美子(毎日新聞15-6-1) 8/7
http://blog.goo.ne.jp/aonuma25/e/99ec839a9400210b5c48b03eb4acc6fb
582 句歌集 寺井谷子 深田雅敏 槙弥生子 清水芳洞(朝日新聞15-5-25.6-1)8/6
http://blog.goo.ne.jp/aonuma25/e/678838fcc11b12b45121298d7b5a5cd3
581 歌集 石川恭子・森田小夜子・清水芳洞(毎日新聞15-5-25)581
http://blog.goo.ne.jp/aonuma25/e/9894c7ab2327c490e67990f575edc228
580 句歌集 田島和生・森典子・青木陽子ほか(読売新聞15-5-25)7/29
http://blog.goo.ne.jp/aonuma25/e/0c9f2db1020e8db189ddf94de17a339d

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あざみの歌 ・東京の灯よいつまでも 新川二郎
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■ 愚 感  核兵器は武器ではなく、弾薬である。
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1.核兵器は武器ではなく、弾薬である。
2.核兵器輸送「排除せず」 中谷防衛相、政策上は否定分類上は弾薬 8/6
3.(プロメテウスの罠)津波を争う:12 400年で津波地震3回  8/7
4.新国立費用 JSC報告と建設会社試算に900億円の差 8/7
5.その他
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●1. 核兵器は武器ではなく、弾薬である。
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 ビットコイン取引所を運営する、マウントゴックス社の社長が横領容疑で逮捕されました。顔写真がどことなく兄弟の顔に似てましたので、以前佐久市の実家に帰った時に、家に居た長男日向義敬さんの息子だろうと思って、

ビットコインの原理について話し(それ以前にメールマガジンに書いたかも知れませんが)、これをやれば金儲けが出来るよ!と話したことがありますので、

こんな事件になって、横領した何十億円か、無くなった400億円なのかを、政界などにバラ撒いて、やりたい放題なのかもしれないなー、などと妄想し、

★安陪首相の鼻息が荒すぎるのも、1300億円の予定の国立競技場が3000億円に膨れ上がってしまったのも、そんな裏金の威力なのかも知れないなーと、

実際に確認したわけではないのに、何となく胸騒ぎがしないでもないので、そのことについて書こうと思っていましたら、安全保障関連法案の審議で、国会の方も夏の花火ならぬ火柱が上がって、

「核兵器輸送「排除せず」 中谷防衛相、政策上は否定 分類上は弾薬 2015年8月6日05時19分」というようなニュースに出くわしてしまったのでした。

 マウントゴックス社の社長(マルク・カルプレス)容疑者は、どこかで見たような顔に似てはいましたが、個人的な犯罪のようですので、国家として、国民も又重大な影響を被る事件を優先すべきだろうと思い、こちら「核兵器輸送 排除せず」に切り替えました。

★ 中谷防衛相は
1.核兵器は「弾薬に分類される」ので、自衛隊は武器の提供はできないが、弾薬の提供は法律上は(他国軍に)提供可能。
2.核兵器、化学兵器、毒ガス兵器も「法律上は排除していない」。
3.一方で、中谷氏は「我が国は核兵器を保有していないので提供も、運ぶことも補給する選択肢もないと述べ、政策上の判断として実施しないことを強調した。
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というようなことで私が驚いたのは他でもなく、「核兵器=弾薬」という分類です。どうしてそういう分類になるのか。
 大量殺人兵器である核兵器は、それ一つで独立した分類になって当然だと思うのですが、単に弾薬に過ぎないという政府・自衛隊の「常識」に驚いたのでした。

★ 核兵器は武器ではないというのも驚きです。武器で無いなら戦場に持って行ってもしょうがないようにも思うので、持って行かなければいいのです。
権力は、政治も自衛隊も、国民の常識を覆すような「常識は非常識」「非常識が常識」というような所が有るやに思えてしまいます。

今まで何十年も憲法違反だったものが、総理大臣が代ると「合憲」になってしまうのもその類でしょうか。危険です。

★同じようなことは東電にも言えます。東電は地震・津波に備えて対策を講じていたのですが、本日(8/7)の朝日新聞・朝刊の(プロメテウスの罠)津波を争う:12 400年で津波地震3回2015年8月7日05時00分(●3参照)によりますと、
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 江戸から明治時代にかけ、三つの津波地震が起きていた。...明治の地震の津波は最大38メートル超もの規模だった。
 ▽1611年=慶長三陸地震
 ▽1677年=延宝房総沖地震
 ▽1896年=明治三陸地震
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ということですが、東電が地震・津波対策に使った資料は(上記)、専門家を集める政府の地震調査研究推進本部(地震本部)の資料ではなく、

土木学会が作った別の推計手法に基づき、津波を想定した資料なので、防波堤は38メートルではなく、10メートルもあれば済んでしまうものでした。で、

1.土木学会が過去に有った38メートルの津波は今後は無いとし、答えを導いた計算とは、どんな計算式だったのか。

2.東電は防波堤の高さを決めるのに、なぜ(地震本部)の(実際に裏付けのある)資料ではなく、敢えて土木学会の推計に過ぎない資料を選択したのか。

3.政府はなぜ現実に有った38メートルに目をつぶって、低い防波堤を許可したのか。
など、国会事故調が福島原発事故を人災と断定した理由も、むべなるかなです。

★そういうことの反省がない中で、原発が再稼働されようとしています。最も科学が尊重されなければならない所で、最も非科学的な考え、やり方が横行しています。唖然呆然の極み、非常識と言わざるを得ません。

何かが狂っているこんなことでは、2度有ることは3度有ります。そう思いますと、初めに記しました、数十億円なのか、300億円なのか400億円かもしれませんが、舞い落ちているかも知れないなーという感じもしないでもありません。

あの会議でギザギザで保護されて立ち回っていた男も、そんな所から雇われたのかもしれません。そんな事情でもありますので、8月11日に取り沙汰されている、九電の原発再稼働は、取り敢えずは延期した方が無難ではないでしょうか。
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 追加
 8月7日の朝日新聞夕刊によりますと、新国立競技場の問題で、

新国立費用 JSC報告と建設会社試算に900億円の差 2015年8月7日18時00分

 建設業者が示した工事費が3千億円を超えていたのに対し、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は2100億円程度に収まると文部科学省に報告していたことが7日わかった。

この900億円の乖離(かいり)が、文科省が危機感を認識するのを遅らせ、白紙撤回の結論が遅れた可能性がある。(●4.参照)

...としていますが、私の感では、JCSはその900億円は単なる水ぶくれと解釈し問題視していなかったのではないかと思います。数十億円とか、400億円は眼中になかったのではないでしょうか。...とすれば、政治の力は偉大です。
 (桶川市 日向勝) 2015/8/8
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●2.核兵器輸送「排除せず」 中谷防衛相、政策上は否定分類上は弾薬 2015年8月6日05時19
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 中谷元・防衛相は5日、安全保障関連法案を審議する参院特別委員会で、「核兵器は(他国軍に)提供できるのか」との質問に、「弾薬に分類される」と述べ、法律上は提供可能との認識を示した。

戦争中の他国軍への後方支援を定めた「重要影響事態法案」と「国際平和支援法案」では、自衛隊は武器の提供はできないが、弾薬の提供はできるとしている。

★ また、法案では後方支援の「輸送」任務に、何を運ぶかの制限がないことも問題となった。弾薬も武器も輸送できるため、「核兵器、化学兵器、毒ガス兵器は輸送可能か」と問われた中谷氏は、「法律上は排除していない」と答えた。

 後方支援の「補給」をめぐっても、中谷氏は、核兵器を搭載した戦闘機や原子力潜水艦への補給は「法律上除外する規定はない。現に戦闘行為が行われていない現場であれば給油はできる」と認めた。

★ 一方で、中谷氏は「我が国は核兵器を保有していないので提供はできない。あり得ない」と説明。「我が国には『非核三原則』もある。核に関しては、運ぶ選択肢も補給する選択肢もない」と述べ、政策上の判断として実施しないことを強調した。

 中谷氏はこれまでの審議でも、手榴弾、ミサイル、劣化ウラン弾、クラスター爆弾について、実際に提供することは想定していないものの、「弾薬」に含まれ、法律上は提供可能との考えを示してきた。

★ こうした説明に、民主党の枝野幸男幹事長は5日の記者会見で「安倍内閣が『非核三原則がある』と言っても説得力を持たない。法案で何ができるかが問われている」と述べ、時の政権の政策判断では歯止めにならないと批判した。(三輪さち子)
(注)レイアウトなど多少変えてあります。
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●3. (プロメテウスの罠)津波を争う:12 400年で津波地震3回 2015年8月7日05時00分
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 福島地裁203号法廷。

 専門家の証人尋問に入った「生業(なりわい)訴訟」の審理は今年5月19日、福島県の住民ら原告側の主張を立証する主尋問が続いた。

 弁護士・久保木亮介(44)の質問は過去へと時をさかのぼった。

 東日本大震災の9年前。

 専門家を集める政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は、揺れの割に大きな津波を引き起こす「津波地震」を予測していた。

 30年以内の発生確率は20%程度。大震災の震源域とも重なる宮城、福島県沖を含む太平洋の日本海溝沿いの海域が、発生エリアとされた。

 予測の根拠には、約400年前から古文書などに残された災害記録の存在がある。
 ▽1611年=慶長三陸地震
 ▽1677年=延宝房総沖地震
 ▽1896年=明治三陸地震

 江戸から明治時代にかけ、三つの津波地震が起きていた。いずれも揺れは小さいのに津波の被害は広い範囲に及んだ。明治の地震の津波は最大38メートル超もの規模だった。

 証人の元東大地震研究所准教授・都司嘉宣(つじよしのぶ)(67)は、地震本部の委員として予測の作成に携わった。

 明治の地震について久保木が「津波の犠牲者は?」と尋ねた。
 都司は答える。「2万2千人ほどの方がお亡くなりになりました」
 長年にわたる歴史上の地震や津波の研究に裏打ちされている。

 続いて延宝の地震をめぐる質問に、都司が返す。「震源は房総半島の近くにある。ところが、北は仙台の近くまで津波が及んでいる」

 慶長の地震については「(北は)北海道の日高地方まで。南は福島県の現在の相馬市で、大きな津波被害が出ました」と解説した。

 都司はそうした説明の後、この予測の信頼度について述べた。
 「同じ性質の場所で400年に3回も起きているわけですから、将来も同じような確率で同じような地震を繰り返すと考えるべきです」

 2011年の福島第一原発事故より前、東京電力はこの予測ではなく、土木学会がつくった別の推計手法に基づき、津波を想定した。
 この手法は、日本海溝沿いの福島県沖などに震源域を置かず、そこは空白域となっていた。

 都司は、土木学会の図面をもとに証言した。
 「この空白の中に(津波地震が)起きる可能性は無視できない。重大な欠陥があります」 (小森敦司)
-----(注)レイアウトなど多少変えてあります。-----
プロメテウスの罠 一覧

(注)レイアウトなど多少変えてあります。
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●4.新国立費用 JSC報告と建設会社試算に900億円の差 2015年8月7日18時00分
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 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設を巡り、今年2月の時点で、施工予定者の建設業者が示した工事費が3千億円を超えていたのに対し、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は2100億円程度に収まると文部科学省に報告していたことが7日わかった。

最終的に総工費が2520億円まで膨れあがった経緯を考えると、この900億円の乖離(かいり)が、文科省が危機感を認識するのを遅らせ、白紙撤回の結論が遅れた可能性がある。
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特集:新国立競技場
タイムライン:新国立競技場
 この日、建設計画が迷走した経緯を調べるために下村博文文科相が立ち上げた第三者による検証委員会(委員長=柏木昇・東大名誉教授)の初会合が東京都内であり、そこで提出された資料で明らかになった。

 資料によると、JSCは今年2月までに建設会社側から工事費が3千億円を超すと報告を受けた。しかし、JSCは設計会社との試算で、基本設計時の1625億円から資材費の高騰、消費税率の上昇分を織り込んでも2100億円程度とし、2月13日に文科省に報告した。

 この時、JSCは建設会社側の見積もりも文科省に伝えており、「(建設会社側との)乖離を収めるのは困難」とも報告。この後に開閉式屋根の設置を大会後に先送りするなど一部を見直したものの、最終的に2520億円に膨らんだ。

 今後、これらの経緯が第三者委で検討される見通し。この日の会合では、委員で元陸上選手の為末大さんが「数字の乱高下を一番検証すべきではないか」と意見するなど、総工費が何度も見直された点が国民の不信を募らせたとの指摘が相次いだ。

 冒頭で、下村文科相は「責任体制については、批判も含めて制限を設けていない。厳しく検証していただくとありがたい」とあいさつ。提言は9月中旬までに取りまとめることにしているが、委員からは調査期間の短さに異論が出た。

柏木委員長は「9月半ばの提出は不可能に近い。普通なら半年は頂かないとじっくりした調査はできず、非常に難しい面がある。大臣は政治家で色々な事情があるのだろう。我々は要望の中で最善を尽くすしかない」と話した。(野村周平)

■新国立競技場総工費に関する経緯(検証委員会の資料から)

2012年7月 JSCがデザイン案公募。総工費1300億円程度と試算
  12年11月 ザハ・ハディド氏のデザイン案が最優秀賞に
  13年7月 設計会社が総工費を3千億円超と試算し、JSCに報告
  13年9月 東京が2020年五輪・パラリンピック開催都市に決定
  14年5月 JSCが延べ床面積を約2割縮小した1625億円の設計案を報告
  15年1月~2月上旬 建設会社が概算工事費3千億円超とJSCに報告
  15年2月 JSCが概算工事費2100億円程度と文科省に報告
  15年7月 JSCが目標工事額を2520億円と発表
      〃 安倍首相が整備計画を白紙に
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●5.その他 
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2015/8/1 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 506号 機雷何処でも 画面暗い訳
2015/6/27 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 501号 あの海峡 毅然と対処
2015/3/21 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 487号 日米防衛指針 文芸桶川35号
小畑実 高原の駅よさようなら 詞
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■ 近況 健康保険証が、毎年なくなります。
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 前回のメールマガジン506号で、ポロリと歯が抜け落ちてしまったことを書きましたが、そんな訳で先日歯医者さんへ行ったのでした。帰宅しましたら、もう一度来て下さいとの留守電が入ってましたので、明日行きますと伝えたのでした。

★翌日保険証を見ましたら、昨日と同じ平成27年のものではなく、平成26年の保険証に差し変わってましたので、これは可笑しいな―と思ったのでした。

 どういう事かと申しますと、私はこの数年間、毎年保険証が無くなっていたのでした。どうしたのかなーと不思議だったのですが、思うに、誰かが持ち出して、

私=日向勝の証明用に使っていたのではないかと思ったのでした。(運転免許書もか?)犯人は単数か複数なのかは分かりません。会社や出身地佐久市・小諸市辺りでは、私に似ている者かもしれませんが、分かる人は違うなー、と思うかもしれません。

★いずれに致しましても、長年に亘って私の名前で何者かが暗躍しているようです。会社で、佐久市・小諸市で、何回か転居もしてますので、つけ回していたかも知れません。

 そんな不埒(ふらち)なことをしていたのは何者なのか、よりちゃん、よりちゃん先生、つねとっしゃん、よしたかちゃん、まさるちゃんも有るかもしれませんが、そろそろ取り敢えずの結論が出ても、良いのではないかと思います。

★ところで、犯人はなぜ私の名を名乗って、良からぬ事をしているのか。また丸ごと私を乗っ取ってしまおうとしているのか。それは村の歴史と日向家の相克に拠るものと思われます。

 嘗(かつ)て昭和20年代前半ごろ、父・日向貞男は、本家の日向儀一氏と2人で、木次家の跡目相続に越権行為の口出しをしたのでした。(木次家を従えようとした、氏族間の闘い=貴族の闘いと称するのでしょうか?)。

 片方がA氏、片方がB氏を推して3者でやり合っているうちに、木次家が降りた(第3者的になった=負けた)ので、今度は儀一氏と貞男のどちらが先に降りるのか評判になったのでしたが、

有り得べかざることに、本家の儀一氏が降りてしまったので、貞男の主張を容れる形で木次家の後継者が決まったように思います。(本家の面目を守れなかった儀一氏は、本家を譲ると言いー貞男はとんでもないと言い。儀一氏はその後死んだフリをしてしまったのでした)

★他氏の要求に従ったあがないとして、木次家は生贄(いけにえ)を差し出さなければなりません。その生贄の指名を、勝った貞男はせざるを得ない立場に、追い込まれてしまったのでした。が、

その指名をした(罰)しっぺ返しで、今度は自分の家族から生贄を差し出さなければならなくなったのでした。

 その生贄に選ばれたのが、一度は谷川(やがわ)に流されて、奇跡的に助かり、死に損なった貞男の3男=日向勝です。当然死ぬべきだった者が生き残ってしまったので、指名し易かったのだと思います。

★貞男は犠牲者を出すにしても、3年でやれば優秀。5年ならば普通。10年では長い。どんなに長くても20年で止めろ。絶対に止めろ。その後のことはやる、やらないを含めて、後継者の判断に任せよ。と言ったのでした。

 当時私(勝)はまだ幼かったので、今やるには早い(忍びない)ので、というような事だったとは思いますが、私が高校を卒業して社会人になってから始めたとしても、もう50年を超えてますので異常という他ありません。その上、宣戦布告もなく闇討ち同然でやっていたのは、更に異常という他ありません。

★親類縁者、ご近所の皆様、会社関係、その他大勢の皆様が巻き込まれてなければとは思いますが、私と致しましては何が起こっているのか、仰って頂けなければ手の打ちようが有りません。秘匿されれば、犯人の仲間かなー?と思ったりもしてしまいかねません。何とぞご発声をお願い申し上げます。

 以上断片的ではありますが、多少の経緯を思い出しましたものですから、参考までに記しました。(ディスプレイが暗くなりました。関係者が覗いているのでしょうか。8/7 pm5時40分頃)

(8/8はこの項に手を入れ始めましたらー10時半頃から暗くなりました。恰も犯人が覗いているかのように) (桶川市 日向勝) 2015/8/7
★ 参考
2015/7/18 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 504号 競技場と貴族の闘 本社日向氏
2015/7/11 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 503号 国立競技場再考 偽の日向勝
2015/6/6 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 498号 押しつけ憲法論 成済し大詰
2015/5/23 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 496号 人質事件の検証 空白住民票
2015/5/16 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 495号 支援より仲裁を 貴族の争い

2015/5/9 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 494号 会議安全審査 投稿歌 成済
2015/4/25 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 492号 自民メディア攻勢 OB会期日
2015/4/18 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 491 安保の誤解 川柳蒸発 尾藤氏
2015/4/4 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 489号 事件のパターン 文字化け
2015/2/14 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 482号 ラジオシャック クラス会
2015/1/31 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 480号-1 拘束の真偽 住民票
2015/1/3 新聞歌壇に学ぶ~短歌上達の秘訣 476号 元旦の金屏風 偽者退治
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短詩形文学8月号(読者作品/日向 勝)
(海鳴り)
黒き水に窓から窓へ逃れたる我は助かり母はいまさず
冬四度堪えたる町に響くベル石巻行き一番列車
遠く近き仙石線の海鳴りは友の声かも母の声かも
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日本歌人クラブ ・ 現代歌人協会人物検索 Wikipedia
あざみの歌 配信 桶川市/日向勝
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