「ママ凄い」と娘に評価されました。娘に褒められたりと言うのは皆無にひとしい。
これは自分でも「ほんと凄いわー」と思えた事です。
食品が入っている袋で点線部分をハサミで切り中身の食品を必要分取り出した後 残りの食品はそのまま
袋口を指で空気を抜きながらキキーっと押さえて保管できるジッパー付き袋入りの商品があります。
我が家にはゴマの袋、きな粉、ココア、シリアル、片栗粉 等々数えたら結構な数になります。
若い頃も今も爪を伸ばしたことのない私には、そうしたジッパーで閉じた袋を開ける時 とても苦労します。
ジッパーで閉じた口が開けにくい。
そこで思いつきましたのが鋏を入れる時 中央の辺りを点線から外し山形に出して 再び点線に戻り切ります。
そして開ける時は その出っ張った部分を持って開きますと大変開けやすい。
もう相当前から（二/三十年？も前から）そうしています。
昨年秋 買って来たばかりのドックフード(賢ちゃんのおやつ)を開ける時、ハサミを入れながら
「ほらね、私こうしているのよ、開きやすくなるの。メーカーさんに伝えたい。こんなふうにしてほしいって」
説明しながら見せました。が、鼻であしらわれ関心ない様子の娘。
ところが。。。
乾燥肌に悩み資生堂の乾燥肌改善サプリを購入した娘。
袋のカット部分を開けると 自動的に（私のアイデアとは真逆な形で）中央の辺りが凹んで空いたそうです。
話を聞いて「わー、さすが資生堂さん（さんまでつけてしまった） 」と 嬉しくなり三度も繰り返して。
思いだしたのですが、昨年十二月 賞味期限の切れた森永のココアを廃棄し 新しく買ってきて封を開けたら
方式はちょっと違いますが、点線を引くと２ミリ巾くらい上下が切り取られる様になっていて、
その時も「あっこれは便利、森永さん凄い」と思ったのでした。
その事は娘には話していません。娘は昨秋 私の自慢気な話には耳を貸してくれませんでしたが
今日のこの資生堂の開け口を見て 凄いこと言っていたんだー「ママすごい」と思ったようです。
ですが私こうみえて（特に何とも見てないし、、って？）アイデアが豊富にあります。
数年も数十年も経って その商品が開発されて世に出る事が結構あります。
分かりやすいところで 無洗米がその一つ。
２０代前半の頃 自分のも含め７人前後分の昼食を作っていました。
お米を研ぐのが面倒で（当時時間がなく食事作りに専念できるわけではなかったから）
せめて研がずに水加減だけで炊けたらどんなに良いだろうか そんなの出来ないかしら？と
家の者や社員、取引先の方に言ってみましたが、
「出来ないよ、それは。お米の性質上無理なんじゃない」と彼（別れる事になった夫) 。
他の方も一笑に付すだけ。お米の性質ってどんなだろうと真剣に考えたものです。
時が過ぎ無洗米が現れて…もう２０年余りになりますかしら！？
その時も（あっ私が言っていたあのお米だわ）とひどく嬉しくて ドヤ顔になってしまったような…。
情けない事にアイデアは豊富に出て来るのですが、それらを研究するお金も頭脳も持ち合わせておりません。
「私のアイデアは結構商品化されるわ、どなたか私のスポンサーになってくれたら億万長者よ」と
冗談気に事ある度に言ったりしたのですが 真剣に考える部分も心の片隅にあったのですよ。
長文になってしまったが、すっきり。。。自慢話のドヤ顔かしら？
