元気を出さなきゃ

雨のため高校野球は中止になりました。

先日のスイカの件以来　停滞している気持ちはそのまま
その気持ちが呼び戻してくれたように　過ぎた日を思いだす。

あの頃　お盆にはお互いの実家へ。
先に私の実家へ行きその足で彼の実家へ行った日もあった。
冷房がきいた車のラジオで高校野球の実況放送に一喜一憂　
応援校の試合では投手の一球一球に胸をなで下ろしたり拍手をしたり。。。

夏の暑い太陽が強い日差しを向けてきて　そんな中の移動も全然苦にはならなかった。
若かったから？　そうかも知れない。
が何より彼と一緒にいる事が一番で　幸せだったと思う。

ある時　双方の母親から「金魚の糞みたいね」と時を同じくして言われたことも…
言われたときは意味が分からなかったが　
母からいつもいつも××さんと一緒じゃなくて偶には一人で来てもと 笑いながら言われて
彼に伝えたら俺も言われたと。
　
一時も離れず一緒だった彼と違う道を歩き出し　
彼の優しさ　心から私を好いていてくれて大事にしてくれていたことに気づいて……
涙があふれた日もあったけれど、
幸せを捨てたのは自分　後悔しちゃダメと　前を向いて歩いてきた日々。

九日のスイカの一件から六日にもなるというのに抜け出せない気持ち。

親不孝な私は父が逝くまで心配をかけていた
叔父さんから　父のお見舞いに行くたび××は××はと私の事を
父は心配していた とも聞かされた…

今思う　どうして父を嫌ってしまったのだろうか　と
母にも悪いところはあったのかもしれないと。
夫婦の事には　たとえ親子でも分からない事情があることを
もっと早くに理解して 父に優しくしてあげていたら…

今はもういない父と母
お墓参りにも行かないで うじうじしてないで　
元気を出さなきゃ