goo blog サービス終了のお知らせ 

ピオーネおばちゃんのつぶやき

      田舎のおばちゃんが田舎から発信する

      日常と撮り鳥 日記

おくりびと

2008-09-03 | 雑記


カウンター




今朝  めざましテレビ のなかで 『おくりびと』が 第32回モントリオール世界映画祭(2008年8月21日から9月1日まで開催)で
グランプリ(「World Competition」部門"Grand prix des Americas")を受賞したと放送していました。 

この映画 おばちゃんが先月一人で映画を観に行った時、予告編を上映していました。

不覚にも観たい映画の前に、この予告編で涙してしまいました。 

四月に亡くなった父の葬儀の時の事とオーバーラップし、思い出してしまったのです。

この映画のなかでは無いと思いますが、父の時は納棺の儀の前に 湯かん と言って、 故人を入浴させる儀式を行いました。

1ヶ月間 お風呂に入る事が出来なかった父のために 家族と話し合い

最後の親孝行のつもりで 行いました。

それは 初めての経験。

どのように行うのか ずっと観ていましたが、何だか 父が 気持ちいいよ  って、言ってる声が聞こえてきたような気がしました。

その儀式が終わって 次に映画の中でも登場しますが、お化粧もしていただきました。

化粧水・乳液こそ使いませんが、ファンデーションを塗ってもらい 

唇もホンノリ 薄く口紅も・・・・

なんせ1ヶ月以上 何も食べてなかったので 頬はゲッソリ。

『ご親族様は見られるとショックだと思いますので・・・・』 と 言われ 衝立を立てて 見せない様にされたのですが、

口の中に 沢山の綿を入れられ 頬はフックラと。

お化粧が仕上がった父の顔は 母が 『父さん こんとに男前だったかいねぇ。。  』 って、言ったくらい ハンサムな顔に。

皆で母に言いました。 惚れ直したじゃろぉ って。 

母も負けてませんでしたね・・・・ 写真に撮っておきたいよ って。

流石に 撮影は御法度ですから撮りませんでした。

でも 脳裏にはシッカリと焼き付けてますよ。


それから 映画と同じシーンとなりますが 納棺の儀 です。

白装束に着替えるのです。 宗派によって身に付ける物が違うようですね。


本木君が演じる 「おくりびと」 一言で言えば 葬儀屋? 正しくは納棺士かもしれないけど

あの世への旅立のお手伝い 素晴らしい職業だと思いました。

13日から上映されますが また一人で観に行こうと思います。

だって、人に涙見られたくないもの・・・・ 


おくりびと 公式


お時間のある方 是非 観て頂きたい映画です。



    人は誰でも、いつかは 

          おくりびと、

              おくられびと。      





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする