悲しくなりました。

また母が不安定になっています。

父のショートステイを勝手に延長しようとしている。
父の介護保険の区分変更を勝手にやろうとしている。

また、「お父さんは認知症だから何もわからない。だから言わなくていい。勝手にやる」と言い始めた。

母はたぶん、精神的に少し偏りがあると思います。実父に差別されて育ち、兄弟が誰も助けてくれず、かなりつらい幼少期を送ったらしい。本当に子供を可愛がらない親はそうそういないと思うけれど、母は親から愛されていないと感じていたんだろうなと思います。なにかにつけて、その話をするから。親の愛が子供にとってどんなに必要なものなのか、母を見ていて心底考えさせられます。

私も旦那に出会うまで、私は必要のない人間だと思って生きてきました。母に何度、生まなければよかった、おまえを施設に入れる、と繰り返し言われたか。私もかなり偏った考えを持っていたと思います。母に愛されているとは到底思えなかった。

でも旦那に出会ってから、私は変わったと思います。昔の私からしたら、こんなに笑って、前向きに、人を大好きと言いながら生きるなんて、想像もできなかった。昔を知っている人はみんな、私に変わった、と言ってくれます。旦那が真正面から向き合ってくれたからだと思う。本当に旦那に出会えてよかった。

だから今は、母が私を愛してくれていると、わかります。表現方法は間違っていたりするけど、確かにわかります。だから私は幸せだと思う。

周囲がどんなふうに思っているか、それを斜に構えてしか受け取れない母はかわいそうだと思います。もっと素直になったら、もっと楽しく生きられるのに、と思うのです。

母は私に、赤ちゃんは元気か、とは一言も言いません。私の体調はおかまいなしに、父の愚痴（認知症だ、とどうしても認めさせたいらしく、すべてをそこに結び付けます）、または近所や関係のある人たちの悪口、うわさなど、楽しい話は一切ありません。私はそれを1時間でも2時間でも、聞かされ続けるのです。

今日はまた、電話で父のことを言い始めました。認知症だと、私にどうしても認めさせたいらしい。実際に認知症ではないと、父と接したすべての人が口を揃えて言うのに、母にかかると、「そういう人たちはすべておかしい」となるのです。

母に、静かに、子供に話すように言い聞かせることにもう疲れてしまい、今日は電話で怒鳴ってしまいました。赤ちゃんはお腹で、怒っちゃだめよ、って言うようにぽこぽこ動いていて、なんだか涙が出てきました。

私は親に相談ができません。親に話を聞いてもらうことができません。私に頼ってくるばかりで、私が頼ることはできません。赤ちゃんは大丈夫かと、父は必ず言ってくれるけれど、母は一切言いません。なんだか母のそんな態度が悲しくてたまりません。

もう疲れた。

赤ちゃんに悪い影響ばかり与えている気がして、お腹を触りながら怒ってごめんね、もう怒らないよ、ごめんね、って話しかけていたら、赤ちゃんは大丈夫よって言うように、手にぽこぽことしてくれました。旦那は、赤ちゃんに悪い影響があると思うし、おまえの精神状態が持たないだろうから、一度実家のごたごたから離れろと言ってくれました。代わりは全部、俺がやるから、って。もう何度説明をしても、冷静に話をしても、母は怒鳴るし話を聞かないし、全く話が通じないので、一旦私の精神的疲労が回復するまで実家と連絡を取るのをやめようと思いました。私ももう限界です。母と話していると、おかしくなりそうになります。父も、自分でなんとかいろいろ手を回してやってみるから、おまえは一度離れろと言ってくれました。ただ、父の知らないところで母は何をするかわからないから怖いのです。まだあちこちに認知症だと言い触らしているし。

なんだか家族なのに、どうしてこうなんだろうと涙が止まりません。でも私が泣くと赤ちゃんがぽこぽこして泣かないでって言ってくれるから、きっと赤ちゃんも悲しむから、泣きません。

赤ちゃんと旦那がいるから、私はこうしていられます。ありがとう。ありがとう。私は私に生まれて来てよかったと思います。