日々雑感  ~ 青亀恵一

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認知度薄い、「法テラス」

2009-03-28 00:00:00 | 防犯
認知度薄い、「法テラス」



内閣府は21日、
「総合法律支援に関する世論調査」の結果を発表。

それによると、
<法テラス>(日本司法支援センター) について、
認知度が薄いことがわかった。

「名前も業務内容も知らない」との回答が67・5%。
「名前も業務内容も知っている」は9・5%にとどまった。

この<法テラス>、
国の出資で06年4月に発足した。

全国50カ所に地方事務所が設置されているほか、
過疎対策事務所などが置かれている。

トラブルに見合った法律相談先の紹介や
裁判費用を援助する民事法律扶助などを行う。


いわば、身近なトラブルなどの法的な困りごと相談所である。

一般人は、法的知識が少ない。

それは、当然であり、専門職でも担当外の法律には疎い。
特に、トラブルなどは、
一般的には、民事で処理されると思うが、
時には、刑事事件に及ぶこともある。

この調査、
全国成人男女3000人を対象に面接方式で1月に実施し、
1684人から回答を得た結果。
法テラスを実際に利用したとの回答は1・4%。
一方、法的トラブルが10年前に比べて増えたと思うかどうかは、
「増えたと思う」が87・6%。

ただ、
実際に身の回りで法的トラブルがあると
答えたのは15・4%。


確かに、トラブルは増えているだろう。
最近報道をにぎわす、
騒音おばさんや
ごみ屋敷おばさん、
汚物を玄関先に撒き散らしたり、
夜な夜な、玄関に小便をかけていた僧侶もいた。

身の回りで法的トラブルありの15・4%も、
日本としては、多いのではないだろうか。

いまや、モンスターペアレントに始まり、
モンスター・ペイシェントなど、
理不尽を通そうとするモンスターは、
どこの世界でも見られるようになった。

その人が、世間に言う高学歴者であったり、
知識人といわれる範疇の人であったり、
法的知識を持っている場合も少なくない。

そうした場合、一般の人は、怯える。


理不尽も、法的な形式の鎧を付けて繰り出されれば、
避けて逃げたがるのは自然である。

そのような場合には、
この法テラスが良い相談口となる。


地元、倉吉にもありがたいことに、
この<法テラス>がある。

問い合わせたところ、
事前予約制であり、
世帯の収入に応じて、相談料の要否が決まる。

1ヶ月の世帯収入が、30万円を超えると、
1時間の相談で、5,250円。
それ以下の収入だと、無料という。

ぜひ、困りごとのある人は、相談されたい。


日本人は、困りごとを自分で解決しようとする。
そして、適切な判断を逃し、泥沼化することもある。

また、報復を恐れて、泣き寝入りするということもある。

そのような理不尽を許さないためにも、
ぜひ、この<法テラス>の利用をお勧めしたい。

とても、親切に聞いてくれるし、
解決への内容を詳しく説明してくれる。


さらに、その助言で難しい場合は、
弁護士も紹介してくれるはずである。

地元、倉吉の場合、
シティホテルとケンタッキーフライドチキンの間の
2階建て建物の2階にある。

法律事務所などは、
遺産相続、登記などで司法書士や土地家屋調査士などの事務所へ行くことはあるが、
弁護士事務所は敷居が高い。

そのようなときは、この<法テラス>が最適である。

特に経済的な負担がそれをためらわせる時は。

法テラス倉吉事務所は、こちら。
http://www.houterasu.or.jp/tottori/access/kurayoshi.html


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