日々雑感  ~ 青亀恵一

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マルチ商法の種は尽きまじ 新たに「年金たまご」か

2009-07-23 09:51:36 | 防犯
マルチ商法の種は尽きまじ 新たに「年金たまご」か


またまた、新たなマルチ商法「年金たまご」か。

先日は、円天の波和二が逮捕された。
その記憶がまだ新しいうちに、
今度は、健康商品販売会社「ライフ・アップ」が、
出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで家宅捜索された。

「出資金を払い、会員が増えると、次々と儲かる」
お決まりの文句で、多くの出資者が犠牲になった。

特に、今回は、「年金たまご」と命名されているように、
高齢者の年金を狙ったものである。

また、社会情勢も厳しく、
少ない年金や蓄えを何とか増やしたいという心情につけ入ったものだ。

この手のマルチ商法、本当に尽きないものである。

そんなに簡単に利益を得るなら、
何も人に積極的に勧めるはずがないじゃないか。

正しい運用益を求めない限り、
会員が増えると、利益が上がるというシステムは、
有限な人口を抱える社会では、
いずれは破綻するシステム以外の何ものでもない。

他人から利益を得ようとするさもしい心も一因だが、
正しく見極める目というものも衰えているのだろう。

他人を疑いなさいというような教えは認めたくないが、
うまい話には、何かしら裏があるものであることは、
古来よりの教えである。

警視庁では、このような警告がある。

《こんな言葉に注意しましょう》
● 「会員になって新規購入者を紹介してくれたら、高いリベートが手に入ります」
● 「月に100万円の利益をあげている人もいます。」
● 「この商品は売れますよ。確実に儲かります」
● 「会員を増やすと、その会員が頑張ってくれた分もあなたの利益になるんです。楽に儲けられますよ」



私も欲には抗いがたい。
マルチではないが、サマージャンボで、
わずかな望みに賭けるだけである。

これも、よく考えれば、総務省公認の●●商法か。

いずれにしても、綱渡りのわれわれ庶民の生活は、
少しの夢を傍らにおきたいものである。

先日、日野の金持ち神社で当選をお願いしたから、
早速、サマージャンボを買いにいこう。


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3 コメント

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母も年金たまごに (通りすがり)
2009-07-23 10:41:50
元ライフアップの社員(役員?)が、新たに会社を起こし、
「社長の経営が悪くてこうなった。自分達は、そんなことはしない。今までにかけてもらった金額も、月々4000円ずつ返済する。」と、会員を脱退させ、自分らが作った別会社に入会させています。
母が言うには、現在、年金(配当?母の言葉を引用なので、名称の事実確認はとれてません)も少しだが振り込まれているとか。

出資法違反で捜査されても、別法人を作られたら、またそこで同じことがあるのでしょう。
警察がどこまでできるかですね。


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労働者いじめをしないで! (町民(労働者)A)
2009-07-24 00:27:35
すみません。
少し明るい話題ではないので申し訳ありません。
大変気になる記事がありましたのでコメントさせていただきます。
本日7/23の、日本海新聞の記事です。


白兎保育園(=鳥取市公立)41人分情報盗難 市への報告遅れる
http://www.nnn.co.jp/news/090723/20090723040.html

本当に腹が立つのは、労働者の立場から言えば、
家でのサービス残業(=不払い残業としか思えない)について
首長が何も反省してない点です。

上記の問題は、
1)個人情報の持ち出し義務違反
2)家でのサービス残業(=不払い残業としか思えない) の恒常化

であると思います。

特に複数の職員さんが家で不払いと思われる残業を実質強制されている点です。
実際、近所でも、夜遅く、あるいは、休日に保育所に残っておられる先生もおられますが、
中部の保育所でも、同様に、家で事務をされる方が、おられる(=当たり前のようになっている。)
と耳にしています。
今回の事件はたまたま、盗難に遭遇したため、発覚したものですが、
実際には、本年から45分から60分へ伸びた昼休みも十分とれてない保育士さんが
おられるとも保護者から聞いております。
保育にかかる時間外勤務のあり方、持ち帰り残業の有無等アンケートで再度
調査してみる必要があると感じますがどうお考えでしょうか。


この不景気で、保育の補助も比較的国費で対応しやすい時期です。
まじめに、一生懸命働いておられる職員さんの見方となってこの保育士さんの
適正な配置、補助員について本気で取り組んでいただけませんでしょうか。

労働者の立場から、切実な願いです。法律が守られないって悲しい。
労働基準監督署の怠慢(あるいは人数不足)の問題もあるかと思いますが、
こんな、労働環境では、自分の子を保育士にしたくないと思うのも当然であるし、
どんな職種にも、希望を感じない子供が育っても当然です。
具体的に、なんとかならないものでしょうか。青亀議員さんの英知に期待しています。
返信する
重要課題として (家主)
2009-07-24 08:53:29

町民A様、
ご意見、ありがとうございます。

確かにおっしゃるとおり、今は、官民問わず、
雇用主が、労働者のサービス労働に多くを依存している傾向にあると思います。

この傾向は、私が、社会人になった頃にもありましたが、
その後、改善されてきたが、
今また、不況、財政困難などの経営危機から、
さらに厳しい状況を強いられているとも感じています。

特に、教育・保育など、子どもたちを対象とした施設では、
先生や保育士さんの働きの厳しさについては、
残業や休憩など身体休まるときが無いほど過酷であるとの報道も目にし、
また、実体験として、
夜、安全パトロールに巡回した時などでも、
10時頃に職員室に先生の姿を見ることは少なくありません。

そして、さらには、日曜日でも、見かけることもしばしばです。


伝聞ですが、中には、さっさと帰ってしまう先生もいるらしいのですが、
ほとんどの先生や保育士さんの厳しい環境の中でのお仕事でしょう。


労働環境が厳しく、余裕の無い先生や保育士さんが、
子どもたちに接していては、よい効果は得られません。

先生や保育士さんは、単なる労働者ではないことは、当然で、
四角四面に割り切れるものではありませんが、
やはり、良好な環境作りは、先生や保育士さんためのみならず、
子どもたちにもよい影響を与えるものであると思います。

政治が、行政本位になったり、
生活者の実態を無視したりしては、その本旨が果たせません。

政治家である首長が、単なる行政マンのトップになることは、
ありがちなことですが、
基本的な政治の仕組みに、もう一度視点をむけ、
やりがいのある環境作りが必要であることは、言うまでもありません。

ご提案の件、
特に出先機関の残業実態としては、明確に把握していませんが、
今後の対応として、調査を進めて改善策を探したいと考えます。

そして、お願いですが、
現場からもどしどし声を上げてください。
直接には難しいかも知れませんが、
いろいろな情報ツールを使って提言していただければ幸いです。

私のブログにコメントしていただいても、
多くの行政マンが見ていると思います。

また、匿名でも結構ですので、さらに、具体的な事例があれば、
お教えいただければ幸いです。

PS
今の社会は、一般的に
働くものにやさしくない社会であることは、
このたびの経済不況ではっきりわかりましたネ。
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