過剰反応 ?

過剰反応　?



島根県、開星高校の野球部監督が辞任との報道が。

この経緯は、報道でもされているとおり、
選抜高校野球大会１回戦で、
向陽高（和歌山）に敗れた開星高（島根）の監督が、
「２１世紀枠に負けて末代までの恥」などと発言した問題から端を発した。

この発言の不適切を認識した開星高校校長は、
向陽高校に赴き謝罪。

そして、同監督も、記者会見等で謝罪した。

発言の真意はどうであれ、
発言の表現は、侮蔑的要素を含んでおり、
弁解の余地はない。


向陽高校も納得したので、
関係者への謝罪で終わりかと思えば、
抗議の電話が開星高校に殺到。

ついには、監督の辞任にまで至ってしまった。

確かに、謝罪には不似合いな服装でもあったが。


その決定経緯は、どうも、
この抗議を無視できなくなったことによるものらしい。

過剰反応のようにも思える。

多くの人の抗議や意見には、耳を傾ける必要はある。
ただ、中には、攻撃的な匿名者の嫌がらせも少なくない。

それらの仕分けも必要であろう。

今、社会が過敏・過剰反応をするように思える。

扇動的行動や発言によって、
世論が誘導されたり、
特定の人や組織などが攻撃を受ける。

ブログ炎上ニュースも聞かれる。


日本の社会は、対立していても、
このようなギスギスした攻撃的な社会ではなかったと思うが。


いずれにしても、
社会の余裕というものが無くなって来たようにも感じるのは、
私だけであろうか。


知識豊かな日本人になった。
その結果、
豊かな社会がもたらされることを望みたいが・・・・