安倍首相が変化球

安倍首相が変化球


報道によると、
靖国神社の春季例大祭で、
神前にささげる供え物「真榊(まさかき)」を
「内閣総理大臣」の肩書で奉納していた。

まさかの「真榊」
(ダジャレですみません。)


ある神官によると、参拝と「真榊」奉納とは、同じ意味を持つという。

中国・韓国が遺憾の意を表明している。

靖国神社は、戦争で犠牲になった英霊を祀っている。
その中に、A級戦犯が合祀されているので、
問題になっていることは、周知の通り。

政治というものは、大きく結果責任を問われる。
そういう意味では、A級戦犯の責任は重大であり、
国民を戦争に駆り立て、
多くの国民の人命を犠牲にしたことは、事実である。

それなりの社会情勢や政治情勢などがあることではあるが、
結果責任を取らなければならない。

そう考えると、「A級戦犯の合祀」については、
「責任者と犠牲者を合祀するという不都合」がある。

また、昭和天皇の言葉メモも発表され、
「A級戦犯の合祀」についての天皇の意思も微妙である。


いずれにしても、
問題解決は、基本的な要因があれば、
それを解決しなければ、根本的解決にならない。

外国があれこれ言うから、
いろいろなスタイルを変えて対応するのではなく、
不都合を解決するという観点からの
問題解決を望みたい。