日々雑感  ~ 青亀恵一

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にぎやか 今朝の政治記事

2006-09-21 07:59:17 | 政治
にぎやか 今朝の政治記事

安倍新総裁が決まったので当然だが、
地方議会も終盤を迎え、
記者のペンも忙しい。

■ 安倍新総裁、誕生

 ダントツの強さで、決まった。
「勝ち馬に乗る」とばかりに、
多くの国会議員の支持者を得ていたが、
当初の予測の7割の票の獲得には至らず、
微妙なバランス感覚が働いたと評論している。

 いち早く、チアガールとして応援に参加した
「さつき」「ゆかり」の小泉チルドレンは、
次の選挙への足固めである。

 小泉チルドレンの命が危ないのである。
世論でも、次の選挙では、
小泉チルドレンの多くが落選するという憶測もあり、
当人たちも危機感を持っているのであろう。

 当初は、チルドレンの元締めというべき武部幹事長に、
「脱派閥」を指示され守ってきた。
しかし今は、武部氏も山崎派に戻り、
チルドレンは放って置かれている。

 郵政民営化のみの視点で選ばれた人たちなので、
これからのスタンスをどこにおくのか、
注目されるところである。

また、新内閣の人事も注目されている。

論功行賞の人事になるのか、実力本意の人事になるのか、
注目したいところである。
安倍新総裁は、「老、壮、青」のバランスで取り組む旨の
発言をしているので、
マスコミでは、若手や女性の目玉人事の憶測に余念が無い。

『さすがに「さつき」や「ゆかり」はないものの、
小渕優子の入閣を言う人もいた。』

・・・・・?????? 

安倍新政権に望むことの記事も多い。
地方自治体の反応として、

◆ 全国知事会の麻生渡会長(福岡県知事)
「分権改革の手続きなどを定める新地方分権推進法を
早斯に制定することを望む」

◆ 岩手県の増田寛也知事
「改革と成長の成果が地方の隅々まで及ぶように」
と都市との格差是正を求めた。

◆ 鳥取県の片山善博知事。
「役所とのいびつな関係はないはず。
清新な気持ちで霞が関の改革をしてはしい」

全国の知事からは地方分権改革の実現を望む声や、
地域間格差の是正を求める注文が相次いだ。

さすが片山知事、
もう一言付け加えた。

「まずやるべきは、衆院解散総選挙」

昨年夏の解散総選挙は
郵政民営化の一点だけで政権選択していることなどを理由に、
「第一にやるべきことは解散総選挙。
国民の信を問うことが憲政の常道だ」と。

「小泉首相は、衆院解散の大義名分を
郵政改革の一点に絞って選挙し、
自民党が圧勝した。
それが正しいとすれば、
国民は郵政民営化の一点だけで政権を選んだことになる」
新しい政権は郵政改革以外では信任を得られていないとの認識を示した。

と新聞記事は報じている。

もっともな正論である。

多分、来夏の参議院選挙を想定して、
衆参ダブル選挙を求めているのかもしれないが、
前回の衆議院選挙は、国民的関心を集めたが、
喫緊の大課題であり、
国民の最大関心事であった
社会保障、年金問題がなおざりにされた、
いびつな選挙ではあったことは、否めない。

多分、来夏の衆参ダブル選挙を期待したい。

また、地元選出の国会議員が、
誰に投票したかも記事になっていた。

自民党の選挙であるので、どうでもよさそうであるが、
現時点では、実質、次期総理大臣を決める選挙でもある。
地元4議員のうち、
来夏の参議院選挙を控えた議員のみが、
誰に投票したか明かさなかった。

来夏の参議院選挙を意識して、
敵を作らない配慮かもしれないが、
政治家たるものは、政治を大きく左右する判断は、
自信を持って堂々と表明すべきであると思う。
少々、残念。


■ 北栄町議会 条例案否決 

「レークサイド大栄運営」の指定管理者制度適用にかかわる条例 

(新聞記事転載)
北栄町議会は20日、町営多目的レジャー施設
「レークサイド大栄」に指定管理者制度を適用することができるよう、
同施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する議案を否決した。

西高尾ダムのほとりにある同施設は、西高尾自治会が桜の植林や周辺道路の清掃など、自治会あげて運営に協力してきた経過があり、十九日に自治会から今後も町の直営での運営を求める要望書が町に提出されていた。
 松本昭夫町長は「当面は直営を続けるが、未来永劫(えいごう)は難しい」と議員に理解を求めたが、地元の要望などから否決された。否決に伴い、町は今後も直営を続ける方針。
(以上、新聞記事)

賛成7、反対10。

私は、反対させていただいた。
理由
◆ ダム補償として、西高尾地区の振興をも目的に作られている経過があり、
地元の人たちの理解をなくしては、上意下達的に決めるべきものではない。
 住民の理解を得てからでないと指定管理者の導入は考えないといいながら、
条例ができてしまえば、暴走することも過去に例を見る。
 また、今後のまちづくりは、説明責任をしっかり果たしながら、
住民参画を促し、協働の精神をもって向かわなければならない。
 今回の提案は、それに反する。
 但し、指定管理者の導入そのものには、賛成であるので、
西高尾地区の方と話し合いを重ね、
西高尾地区が自発的に指定管理者となって地域振興に役立てながら、
町民の益になるよう応えていただければ、
良いことであると思う。 


ほかに目を引く記事としては、

■ 境港市議会 
いきなり、高齢者の負担増を救済する決議を、
本会議や執行部との議論なく、いきなり決議。
財政難に苦しむ市長としては、「まいった。」

■ 倉吉市議会
重要課題と思えぬやりとり
赤字が財政を圧迫する「グリーンスコーレせきがね」(市営国民宿舎)の運営方針
代表質問の市議は、長谷川市長に意見を求めたが、
「後の質問者も同様の質問を用意されているので答弁を控える」
との訳の分からぬ回答にあっさり納得。
理由説明もないまま議会要求を退けたが、議員はこれで矛を収めた。
同施設の運営問題は倉吉市の重要課題ではなかったか。
市長は議会の意見をどう受け止めているのか。
議会は本気で追及する気があるのか。(新聞記事より)
とある。


一昨日では、財政難で、
今年度は大幅な赤字予算を組んだ日野町で、
住民の半分以上が署名し、
提案された議員定数削減の議案が、
議長を除くすべての議員が反対討論し、
否決された。

議会というもの、そのあり方を真剣に、
考えるときであるとしみじみ痛感する。



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