政権公約に秋のＧＷ導入 ？？？

政権公約に秋のＧＷ導入　？？？


自民、公明両党が夏の参院選のマニフェスト（政権公約）として、
一定期間に祝日を集めて「秋のゴールデンウイーク」をつくる検討を始めたらしい。
１１月３日の文化の日の前後に、
体育の日（１０月第２月曜）や勤労感謝の日（１１月２３日）
を移す案などが浮上しているという。

その理由は、
「長期休暇が取りやすくなり、体と心がリフレッシュできる。
お金のかからない景気対策や観光振興策という観点からも、
検討に値すべき項目」という。


マニフェストとは、政権公約であり、
それは、この国をどのように治めていくかを約束するものである。

国を治める政策として、本気でそのように考えているのか。
連休を増やせば、喜ぶと思っているのか。
国民をバカにしているとしか思えない策のように感じる。

「ゴールデンウイーク」で国民の気持を釣ろうというのか。

そもそも、祝日というものは、それなりの意味がある。
そして、その意味に関係の深い日をその日に当てている。
いわば、一つの文化である。

それを、政治的、経済的なご都合主義で変えていいものか。

本末転倒ではないのか。

本来は、その日に記念すべきことがあるために、
そのことを深く認識するために、祝日としたはずではないのか。

政府は、何でも身勝手に、政局の具とする。

「ふるさと納税」や「地方交付税の配分」にしても同じ考えに映る。

国民をこれで欺けると思っているのだろうか。

そうだとすると、ずいぶん低く見られたものである。

今、いろいろな詐欺が横行している。

この「秋のゴールデンウイーク」構想、
私に言わせれば、連休にするために、
日にちを変えること事体が、すでに詐欺行為である。


与党、秋のＧＷ導入を検討
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2007051504570.html?fr=rk

反対意見も有るようだが・・・

参院選　秋のＧＷ、与党に構想　自民反発で「体育の日」で調整
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20070518004.html?fr=rk

妥協案も浮上

秋のＧＷ与党調整　「体育の日」＋「文化の日」妥協案
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20070519007.html?fr=rk