日々雑感  ~ 青亀恵一

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難しい宿題

2009-08-04 15:38:34 | まちづくり
難しい宿題




難しい宿題をいただいた。 
タイトルは活性化。

特に地域の活性化。
これは、その地域がどのような範囲になるのか、
どのようなジャンルのことを重点にすべきかで、
アプローチは変わってくるだろう。

たとえば、この鳥取県においては、
「ひょうたん行政」とも、「めがね行政」とも言われ、
人口の少ないこの中部地区が手薄いということは言われ続けてきた。

それだから、活性化が進まないのか・・・・・


それもひとつの大きな要因であろう。

しかし、それでは、規模が小さければ、
あるいは、行政の手当てがうすければ、
活性化は図れないのかと言うことになる。


一般論で考えれば、
活性化の主体は何かと言うことから始まるのではなかろうか。
それは、当然人間であり、
その人間が関わるいろいろな団体・組織へと広がっていく。

ひとつの活動を進める、あるいは高めていくときには、
熱意あるものとそれを取り巻くサポーターなどが絡み合って、
雪だるま式に、意識と活動の輪が広がっていくものだろう。


そのような土壌が在るか無いかがひとつのポイントとなろう。

この土壌、なかなか利害が絡むと難しくなる。

思いは共通していても、利害が絡んだ手法にかかわり、賛否が交錯する。

そのうちに、抑えていた過去の利害が頭をもたげたり、
感情論がその動向を支配しだす。

そうなれば、行き詰まり。
もはや進退窮まる。



そのようなことを繰り返し、
数々の失敗を反省しながら、成長してきたが、
新たなフィールドのために、
今までを大きく変えることを、好まない。

特に、日本の人たちはそのような性向ではなかろうか。


よく、改革、新たな道へ踏み出すためには、
3つの者が必要だと言われる。
「ばか者」
「よそ者」
「わか者」である。


その意味するところは・・・・

私見だが、

「ばか者」とは、損得に関係なく一途に打ち込む者。

「よそ者」とは、今までの考え方にとらわれない、
    すなわち、今までの利害から超越した存在。

「わか者」とは、将来に夢を描ける前向きな者。

と言う風に理解している。

この理解が正しいかどうかは、わからないが、
大きな差異はなかろうと思う。 

この3つの者がそろい得る環境があり、
そして、努力と偶然の末に揃い、
その活動が周辺への影響を与え始めたときに、
新たな期待できる芽が出るのであろうか。


それを、今の私たちの環境に当てはめた時、
問題の一端が見えてくるのかも知れない。


ベクトルは、合成してこそ、
新たな方向への合体した力になることは、
自明の理であるが・・・・


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