日々雑感  ~ 青亀恵一

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庁舎統合問題の一考察(10)

2011-04-14 07:34:05 | 北栄町
庁舎統合問題の一考察(10)

命題⑧【北条庁舎は耐震強度が不足しており、継続的に庁舎利用は不適切である。】
・平成18年12月診断を実施
Is値において2階が0.56構造耐震判定指標0.7を下回った。
(1,3階は0.8以上)
(参考)大栄庁舎2階のIs値0.48・‥耐震改修費約4千万円


この命題も命題⑦と同じ論理展開で、
統合という結論から、その理由として、
「北条庁舎は耐震強度が不足しており、
継続的に庁舎利用は不適切である。」という理由を導き出している。

まず、北条庁舎より耐震指標が低い大栄庁舎を耐震改修した。

耐震強度を問題にするなら、
北条庁舎のほうがより有利じゃないか。

しかし、北条庁舎は、耐震的には、大栄庁舎より優れているのだが、
他の理由により、本庁舎としなかった。


耐震強度の不足は、統合の理由ではなく、
統合するという結論を裏打ちするための
一つの理由として挙げられたにすぎない。

北条庁舎を、耐震補強すれば済むことである。

北条庁舎の耐震補強の試算は、示されていない。

初めから試算などする気はないからである。

それは、統合ありきの結論が、初めにあるからである。


庁舎の問題には、
さらに耐用年数の問題も考慮に入れなければならない。

このことは、次回の費用対効果の時に論じたい。


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