日々雑感  ~ 青亀恵一

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負けるな!太蔵

2007-09-18 07:00:22 | 政治
負けるな!太蔵


小泉チルドレンとは、
いわずと知れた郵政選挙の申し子である。
その多くは、強い政治意識を持って、
地道な政治活動を続けてきた人たちではない
と勝手に判断している。

改革が必要だ。
その象徴が、郵政民営化である
との小泉首相の意気に共感し、
寄り集まった人たちであろう。


私は、郵政民営化選挙自体は、
選挙のあり方として不適当という意見なので、
その申し子たちには、是認すべき意識を持ち合わせていない。

しかし、彼らの心の中には、
改革を推進しなければならないという意識が強く作用し、
そして、立候補という行動に至り、当選という結果を得た。

考え方は違うといえども、
その意気には敬意を表する。
(中には、利害関係で立候補した人もあろうが・・・・)


小泉チルドレンは、そのような共通意識のもとに、
「83会」を結成し、「新しい風」に参加しているのだろう。

それらの会が別の意味を持っていることも承知している。


しかし、基本は既存の派閥力による自民党政治を是認しないことが、
その本分であろう。

そう考えれば、
今回の総裁選挙で小泉前首相を担ぎ出す運動は理解できる。

しかし、
小泉前首相が福田候補を支持したからといって、
それを是認できるのか。

彼らの共感は、小泉前首相の改革政策であって、
小泉前首相自体ではなかったはずだ。

小泉前首相の言うことはなんでも聞くという
今の小泉チルドレンの姿は、
自ら考えることを停止した、盲信者の姿である。



東京の街頭演説会の傍らには、小池百合子の姿があり、
福田候補の決起大会には、片山さつきが陣取る。
情けない光景に見えた。





本来は、小泉前首相に断られたなら、
小泉チルドレン独自の別候補を立てるべきである
そして、堂々と街頭で演説をすべきだ。

そうすれば、小泉チルドレンの存在意義がはっきりする。

しかし、派閥に取り込まれてしまった。
旧来の自民党のやり方に取り込まれてしまった。


その中で、杉村太蔵が異議を唱えた。
正論である。

それに対して、武部勤元幹事長は、
「もう来るな」と怒ったという。



所詮その程度の人物である。
いつまで、武部勤元幹事長を信じているんだ。
いつまで、武部勤元幹事長を頼っているんだ。
利益にパクリの偉大なるイエスマンではないか。


チルドレンは、いつまでたってもチルドレンなのか。

ライオンは、我が子を千尋の谷に突き落とした。
自らの力で、道を探し、しっかりした判断のもとに
谷から這い上がってくることを期待したのではないか。

甘やかし教育を期待していたのか、チルドレン。

そろそろ、自立してはどうだろうか。

杉村太蔵の行動、
打算から見れば、バカな行動である。
しかし、大切な行動ではなかろうか。

真摯で、共感すべき判断・行動である。


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