日々雑感  ~ 青亀恵一

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茶番劇

2007-09-19 07:09:56 | 政治
茶番劇


茶番劇とは、江戸時代、
芝居の楽屋で茶番の下回りなどが始めた滑稽な寸劇や話芸。
転じて、底の割れたばかばかしい行為や物事を意味している。

今回の総裁選挙。
文字通り、茶番劇ではないか。

国の首相候補となる人物を茶番劇で選ぶ、
という「美しい日本」? の姿である。

安倍さんの「美しい日本」のかけらはどこにも残っていない。

「美しい日本」、あいまいではあるが、
阿うんの呼吸の理解者である日本人には、
なんとか感じるものがあった。


安倍さんご本人の行動が美しくなかったので評価は低いが、
「美しい日本」という概念は、国是ともすべきものであるようにも思う。


今の総裁選挙の中に、美しさはありますか。
昨今の自民党の政治姿勢に美しさはありますか。

かっては、身を賭して政治に邁進した人物がいた。
それは、右にも左にも中道にもいたように思う。

裏の利権がらみもあっただろう。

しかし、いざという時は、高邁な視点から判断し、行動した。

いろいろ批判もあろうが、
安倍さんのおじいさんもそうであろうし、
麻生さんのおじいさんもそうであったと思う。


それが今はどうでしょうか。

そのような姿勢を見せた政治家は、小泉氏しかいないのではなかったか。
考え方は違うといえども、身を賭す姿勢は、敬服する。

(ところが、その小泉氏の福田支援にも裏がありそうである。)
(それは、後日のブログで・・・)


茶番劇は、23日には終わり、25日に新内閣が出来る。


茶番劇から、本番劇に入るのだ。

調整型の首相が誕生しそうだが、
われわれの求めたのは、
しっかり進路を示し、説明できるリーダーだったはずだ。

時代はとっくに調整型から指導力発揮型に移っていると思っていたが、
ここでも、先祖がえりが起こっているのかと、
時代の不思議さに戸惑うばかりである。


先祖へは、感謝して墓参りだけで済ませたいものである。


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