「魔が差した」

「魔が差した」



政治の流れが不透明で、
なかなか理解しづらいことが多い。

そのような中で、驚きの事態が起こった。

かの有名な若林参議員(元農相)が、
青木参議員の採決ボタンを押したということが報じられた。

報道によると、
頼まれたわけでなく、勝手にボタンを操作したようで、
勝手に代理行為をしたということらしい。

若林参議員の釈明では、
「青木氏から依頼を受けたことはない。
魔が差したとしか言いようがない」と語ったという。

「魔が差した」と不可解な理由とともに、
議員辞職願いの提出を余儀なくされ、
国会で、辞任が承認された。


若林参議員は、
いろいろの代理やリリーフをやってきたようだ。

バンソウコウで話題となった赤城農林大臣辞任後の農林大臣就任。
首班指名での代理氏名受けなどは、記憶に残っている。

人物的には、よい人なのだろう。
そして、人望と身奇麗さもあったものと推測できる。


そのような人が、なぜ・・・・
と疑問も沸かないではない。

このような代理の投票は、10回程度にも上るという。

このことも、不思議。

毎回毎回、「魔が差した」のだろうか。
10回も・・・・


若林氏は７月２５日に任期切れを控えているらしい。
そして引退し、長男が自民党公認で出馬する予定と表明。


晩節を汚したようなことになったが、
それにしても、
10回も、魔が差してしまったのだろうか。