日々雑感  ~ 青亀恵一

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片山知事の三選出馬について

2006-12-01 07:46:52 | 政治
片山知事の三選出馬について

11月鳥取県議会、11月29日。
新聞記者がずらりと議場の記者席に陣取っている。

会派「清風」の代表質問の日である。
地元選出の議員が代表質問するということで、私も傍聴した。

記者のお目当ては、「片山知事の三選出馬表明」

1回目の質問では、まず、
知事の成果を問う質問で、来年度の予算編成について
「今、ここで去就を明らかにして、対応・・・」とやんわり、様子を伺う。

一回目の答弁には、三選出馬については、触れない。

再質問でまず、本丸にズバリ。
「去就を明らかにとは、三選出馬をあきらかにということで・・・」
片山知事の答弁は
「来年度の予算編成のあり方が主ということで理解して・・・」と肩透かし。
「当面のミッションは、今の任期の県政を担うこと。
三選出馬の意志が固まった段階で・・」

出るとも、出ないともいわない。

いつも明快に持論を展開する片山知事らしくない。
平々凡々たる答弁である。

ごうを煮やして、さらに追求。
「いつ頃心をお決めになるのか・・素直な気持を・・・」と決断の時期を問う。
片山知事曰く、
「意志が固まりしだい直ぐに・・できるだけ早く・・・」

会派の質問である。
ここで折れてはいられない。
さらにしつこく、あえて、
「敢えて、前回の9月議会の時から、心境の変化はどの程度進んできたのか」
片山知事、かたくなに
「考え方がまとまっていない。
いずれ早いうちに・・・・」

ついに本音は、聞かれなかった。
午後からは、記者は激減。 3名ほど。

新聞記事では、それに触れて。
「出馬しないなら大騒動に」としている。

出馬は、ほぼ間違いないという見方が大方である。

私もそう見ているが、もし出馬しない気持があって、それを表明しないとすれば、どのような背景があるのだろうか。

まず、出馬するにしろ、しないにしろ、
現下、問題になっている首長の多選問題が頭にあるのであろう。
明快な論理を構築中であるかもしれない。

サプライズは、誰かもくろむ人が片山知事の気持の中にあるということか。
いざと言うときに、「三選不出馬」を表明し、間髪を居れず、誰かの出馬表明か。

ありえないと思うのが、サプライズ。
さて、どういうことになるのか。

「片山知事の三選出馬表明」を今、あわてて聞きたいとも思わないが、はっきりさせたい人はいるのだろう。

もし、片山知事が、「三選不出馬」を表明したら、
それこそ、記事の通り、蜂の巣をつついたようになるかもしれない。

市町村の自立意識が今一つ二つ・・・というところを感じているであろう片山知事は、次の大きな目的をそれに絞っての三選出馬と私は、見ている。



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